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素晴らしいこの世界の片隅で。

のび太くん

作者: ニチニチ
掲載日:2021/08/21

どうして、布団は気持ちが良いのだろう。 

 



僕の唯一の取り柄は、いつでもどこでも寝れること。

 

 


22世紀からやってきた、青い狸みたいな自称猫型ロボット。

そのロボットの無二の親友に、負けないくらいに寝付きが良い。

 



布団に日光をたくさん吸収させる。

とってもいいにおい。

おひさまの、やさしいにおいがする。


やさしさで膨らんだ布団。

そこに大の字で倒れ込む。


すると、そのまま、いとも簡単に眠りに落ちていってしまう。


 



昔、実家に住んでいたとき。

母親は、毎日布団を干していた。

 



僕はというと、1週間に1度ぐらいしか干せていない。

思い返せば、晴れの日はいつもお日さまのにおいがした。

そんなところで、母親ってすごかったんだと発見する。





最近は、仕事から帰宅したあとに、ソファーでうたた寝してしまう。

日付が明日になったあと、少し後悔する。

 

 



のっそり起き上がって布団に入っていく。

 

 



こんな中途半端な睡眠で。

毎回、さすがにここから眠るのは至難だぞと思うけど。


結局、すごいスピードで寝てしまう。

これが、僕がのび太くんと呼ばれる由縁です。


 

 

 



誰にでもやさししくできたり。

いつも思いやりがあったり。

負けることがわかっていても、許せないことに立ち向かったり。

 

 


 

他人の幸せを共に喜び、他人の不幸を共に悲しむ。

 

 

 


のび太くんは、人間が出来ていると思う。

僕はというと、彼の立派なところが似ているわけではない。

 

 


人見知りだし。

誰にでもやさしくできないし。 

負けるとわかっている事はやらない。 

 

 



たまに、ふと思う。

 

 

 


戦略、戦術、分析、勝率、競合性、優位性、リスク管理。

 

 



そんなちっぽけな理性を、こわしてみよう。

そして思い切り失敗してみる。

きっと、びっくりするぐらいに怒られると思う。 

 



でも、本当はのび太くんのような、失敗を恐れない、そんな強い人間でありたい。

 

 


喜怒哀楽を自由に表現できる。

間違っていることを、間違っていると伝える。

 

 


そんな人間らしい、人間でありたい。

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