表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-狩るモノ-  作者: 幹藤 あさ
PR
8/542

1話

「ふーん?いつもなら、湯野ちゃんか俺の携帯にメールしてくるはずだよな?」


「そうですよね…それさえも面倒くさかったって事なんでしょうか?」


画面を覗き込んだ山上は、文章を読むとまたうなった。だが、特に変な部分は見付からず首を傾げただけだった。


「一応、返事返して。休みにしといてやってくれ…ったく、疲れが出たのか?」


「かもしれませんね」


言われた通り、颯介は短い文章を打ち込み送信した。山上は少し心配そうにしつつも、返事が出来るなら大丈夫だと判断したのかマグカップを持って席に座った。そして、パソコンの電源を入れると珍しくも仕事を始めた。


何となく、むつにしては珍しい事ばかりに颯介は落ち着かない気分ではあった。普段、体調不良でも病院に寄ってから来たり、最低でも電話連絡のはずのむつがメールで済ませるにしてもパソコンに返信をしてくるのは、変だった。


山上と共に、帰りにでも様子を見に行ってみようかとも思いながら、颯介は仕事を片付けるべくメール画面を閉じた。


本当に仕事を始めているのか、山上の机の方からがかたかたとキーボードを打つ音が聞こえてきていた。社長が仕事をしていて、自分がしないわけにはいかない。颯介は気持ちを切り替えるように、コーヒーをすすると昨日どこまでやったかを思い出すように、画面に目を向けた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ