表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-狩るモノ-  作者: 幹藤 あさ
542/542

8話

冬四郎は、りぃがむつに何をしたのかをしっかりと見ていただけに、驚いていた。だが、何も言えなかった。


りぃはむつの額をそっと撫でると、またなと小さな声で優しげに言った。そして狐を抱いたまま、ざっくざっくと歩き出した。歩くのが早いのか、すぐに姿は見えなくなった。だが、足音だけは微かに聞こえている。


「…ばぁか」


冬四郎の腕の中で、ぐったりとしているむつは微かに足音の聞こえてくる方に視線を向けると、溜め息のように呟いた。


「…お前もバカだろうが」


「あら、聞こえた?」


「あぁ…おかえり、むつ」


「ん、ただいま…しろにぃ」


むつは呟くように言うと、冬四郎の胸に顔を埋めるようにして目を閉じた。


「…臭ぇな」


「遥和さんと一緒にお風呂入る」


冬四郎は、ふっと笑った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ