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よろず屋-狩るモノ-  作者: 幹藤 あさ
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1話

あまり多くもないファイルなら、内容を確認するのも苦にはならなそうだった。冬四郎は開いていき、それが何なのかすぐに分かった。ロックのかけてあるファイルに残されている依頼人は、人ではなかった。京井の名前やあすかの名前があった。それと監視が必要となりそうという事も書かれていた。それは、依然に会った神社に住んでいる化け狐たちだったりした。


妖からの依頼と心配になる妖たちの事は、こちらにまとめてあるようだった。だが、どれを見ても大して気になる事はなかった。ファイルを読むのを止めて、メールボックスを開いた。


メールのやり取りは多く、片車輪とのメールも残っていた。確かに、むつからの返信で今日の夕方、17時に事務所でという事をむつの方から送っていた。メールボックスも細かで、相手によって振り分けがしてある。他愛のないメールが多かったが、片車輪からの最初のメールを読んで冬四郎は目を細めた。他の妖からのメールも読んでみると、どれも同じような事がそれも日付を前後して送られてきていた。


これは、早めに片車輪からの話を聞くべきかもしれないと冬四郎は思った。

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