表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-狩るモノ-  作者: 幹藤 あさ
232/542

5話

部屋に残った冬四郎は、タバコを吸いながら何か考えているようだった。そして西原に言った通りに電話をした。だが、かけた先は京井ではなく山上だった。


「おはようございます。朝早くからすみません…実はお話がありまして、来て来て頂く事は出来ますか?」


『俺1人でか?』


「いえ、京井さんと片車輪と一緒にです」


『…分かった。場所は?』


「俺の部屋です。場所分かりますか?」


『あぁ、分かる。ちょっと待ってろ、片車輪はいるけど京井さんは1回帰ってるからな。少し時間かかるかもしれないぞ?』


「構いませんよ。一緒に来てください。そんなに焦る事でもありませんから」


『そうか?なら…ちょっと待っててくれ』


「分かりました。すみませんが、お願いします」


通話を終えた冬四郎は、窓を閉めようと立ち上がった。冬の雨は、かなり冷える。窓を閉めて、暖房をつけてから山上たちを待つ間に、コーヒーを入れ直そうと思っていたのだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ