表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-狩るモノ-  作者: 幹藤 あさ
163/542

4話

西原は冬四郎を見下ろして、ふんっも鼻を鳴らして奥に向かおうとしたが、その腕を冬四郎が掴んでいた。


「お前に役立たず呼ばわりされたくないな」


「いや、役立たずですよ」


「何だと?」


立ち上がった冬四郎が、じろりと西原を睨むと西原は少し怯んだようだった。だが、少しほっとしたような様子でもあった。


「ちっ…」


冬四郎は西原の腕を放すと、ずんずんと先に奥に向かっていった。それを見た西原が、颯介と祐斗に目を向けると、にやりと笑ってみせた。だが、すぐに真面目な顔に戻ると小走りに冬四郎の後を追って部屋に入っていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ