せいやっ!
次の日・・・・・
朝からずっと走った。
そうしたら真治は昼頃、山に着いた。
「ここに龍がいるっていってたよなぁ」
真治が辺りを見回しても龍は見つからない。
「はあ、ここまでさんざん歩いてきたのに山登りかよ」
愚痴をこぼしながら山の山頂を見る。
山頂からは光が放たれていた。
「まあこんなときはチートスキルだろ」
「作成!」
「作成!」
「作成!」
ステータス表示と念じて見てみる。
名前 村上真治 男 16歳
職業 異世界人
Lv3
HP 6000090/6000090
MP 890/890
攻撃力 ∞
防御力 ∞
火属性耐性 ∞
水属性耐性 ∞
風属性耐性 ∞
聖属性耐性 ∞
闇属性耐性 ∞
スキル ステータス表示 作成 ゴミ箱 俊足 跳躍 身体強化
「よし、登るか」
僅か10分程山の山頂に着いた。
「マジかよ」
虹光龍は体長約20mで、見える訳ないだろうと思った。いや、思ってた。
「グワァ?」
見つかった。
「グワアアアァァァァァ!!!!!!」
龍は雄叫びを上げてこちらを睨んで来た。
しかし、攻撃はしてこない。
「こっちから行かせてもらうぞ」
真治は俊足と身体強化を使って懐に潜り込んで、下からアッパーをした。
「せいやっ!」
「グウォォォォォン」
龍は9m程浮いてドスンと落ちて息絶えた。
《 経験値45816を獲得した》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 スキル 火属性魔法Lv1を獲得した》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 スキル ガードを獲得した》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 スキル 水属性魔法Lv1を獲得した》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 スキル 風属性魔法Lv1を獲得した》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 レベルアップしました》
《 スキル アッパーを獲得した》
「ガードは要らねえし、アッパーとはなんぞや」
ふと下を見ると小さな龍がいた。
「キュウ?」
小さな龍は親を殺されたことがわからないようだった。
真治はとりあえず虹光龍をアイテムボックスにしまった。
「さて、この龍をどうするか......」
そう言うとキュウ!と泣いて胸に飛び込んで来た。
「そうか......よし、この龍を飼おう」
真治はこの龍をカシーと名付けた。
《 虹光龍 カシーが仲間となった》
「よし、じゃあ帰るか」
1時間程かけて都市に帰った。