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55/70

それ持ってる

9/12一部ストーリーを変更しました

「ごほんっ!これから大食い大会閉会式並びに表彰式を行う」

ふーん。あれが王様か。

「では、第3位。ヨデール!おめでとう」

「ありがとうございます!」

「次、第2位。前回優勝者ロージー!おめでとう!」

パチパチパチパチ。

「そして、第1位!シンジ!」

「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」

「では、賞品授与じゃ、まず3位。レアアイテムの詰め合わせじゃ。」

「うお!あ、ありがとうございます!!!」

「次は2位じゃ。2位はレアな魔法具じゃ」

「おう、ありがとう」

あれ?王様にあんな口聞いて大丈夫なのか?

「次は第1位じゃ。お主にはアダマンタイトの剣を授けよう」

「あのー、持ってるんですが........」

真治は何も無いところから剣を出した。

「お主?!・・・・・・・・・・まあよい。それよりそれは勇者の本で出てきた剣ではないか!!」

「そうなんですか?」

「あ、ああ。ちょっと見せておくれ」

「いいですよ」

「ほう、純度が高く柄の部分も持ちやすくて全体的に軽い。こんな剣は初めて見たぞ。恐らく渡そうとした剣より性能が高いような................................................すまんが、これ研究させてもらってよいかの?」

「ああ〜、ちょっと大事な剣なので」

「惜しいのう..................で、賞品じゃがなにか望みはあるか?」

「国全体の細かい地図が欲しいですね」

「うむ、よいじゃろう。ということで表彰式及び閉会式を終了する」








「はあ〜緊張したー」

「シンジ君!あの無口で人の前に出たがらない王様に気に入られるなんてすごすぎです!」

「あー、うん」

「では、もう夜も遅いことだし賞品も後日お城で受け取りだから帰るよ」

「わかった。じゃあな」

「バイバイ」







「来たぞ!優勝者が来たぞ!」

「おい、マジかよ!見に行こうぜ!」

「あいつ大食いでSクラスなのかよ!」






うわ。人多!

「ワープ!」

「あ、シンジ君おはよう」

「おう、おはよう」

「突然なんだけど話があるんだ」

「なんだ?」

「実は..................今日を最後に他の都市の騎士学校に転校するんだ」

「そうか」

「だからお別れにと思って.....................」

「じゃあ、俺も行くか。この町も飽きたし」

「本当ですか!?」

「ああ、賞品受け取りも今日だし丁度いいよ」

「じゃあ今日の夜9時に家にきてください!」

「わかった」

あらたな旅の予感............

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