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スキル大辞典?

「シンジ君!今のは何だったんですか!」

「知らないです」

「このモンスターは?」

「知らないです」

「はあ、仕方無いですね。でも、ありがとうございました。シンジ君がいないと危なかったですから」

「先生口調が違いませんか?」

「これが元々の口調なんです」

「そうなんですか。しかし、こうなると騎士を呼んでこないといけませんね」

「そうでした!ちょっと今から急いで呼んでくるんで皆さんと待っててください」

「はあ」










「シンジ君!これって新発見?」

「それはわからない。が、いつものボスより強いのは確かだ」

「そうか、なら希少種かもしれないね」

「希少種?なんだそれは」

「そういうのが稀にいるんだよ。普通より強い個体が」

「シン君、なんで普通より強いんだ?」

「たぶん希少種特有のユニークスキルだと思います」

「ユニークスキル?」

「うん。例えばウィンドラビットがスキル突進を覚えていたとしてその内に他のスキルを覚えているウィンドラビットがいたらそれが希少種なんだ。で、そのスキルがユニークスキルだよ」

「ふーん。それは人間でもありうるの?」

「過去に勇者とかがあったらしいけど」

「勇者か...............」

「勇者についての本やスキル大辞典は図書館にありますよ」

「スキル大辞典ってどんなことが書いてある?」

「主に能力と説明かな。シンジ君が教えてくれた魔法も載っているよ。災害級だけど」

「ああ、マジか。ゴミ箱とか載ってないだろうな。まず使ったことも無いし」

「何か言った?」

「いや、何も言ってないよ」

「そっか」

「じゃあ騎士が来るまで何かしない?」

「うーん。でもダンジョン内だし静かに待っておこうよ」

「それもそうか」










「騎士さん。ここです」

「うわ、本当だったのかよ」

「では私達は帰っても宜しいでしょうか」

「そんなわけないだろう。うーむ。先生だけ残っていてもらえるか?」

「あ、はい。生徒の皆さーん、各自家に帰ってくださーい」

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

皆先生に従順過ぎだろ。

まあ、明日の為に早くねるか。

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