無詠唱ってあるんだ
「では、これから授業を始めます」
「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」
「えー、では今日は詠唱についての講義をします」
「では、詠唱では基本的にどのようなことをしますか」
「はい!」
「カロードさん」
「ええーっと、魔法のイメージをしながら魔法の名前を言うだけです」
「正解です。では、召喚魔法ではどうでしょう」
「・・・・・」
「シンジ君」
「えっ!..................魔法陣とかですか?」
「はい。ですがもうひとつあります。それは、召喚したいモンスターの姿を
思い浮かべながら魔法を詠唱することです」
「みなさんは知っていますか?無詠唱を」
「もちろんよ。みんな赤ちゃんの時に読んでるでしょ?英雄の物語」
「「「「「「「「うんうん」」」」」」」」
「何じゃそりゃ」
「それはどうやって魔法を具現化していると思いますか」
「うーん......思いの強さとか?」
「実はそうなんです。だからやろうと思えばみなさんもできます」
「「「「「「「「「へえー」」」」」」」」」
「ということで明日からは無詠唱の実技練習をして行きたいと思います」
「では、今日の授業を終わります」
そして、初めての授業が終わった。