23/70
精霊たちの企み
「サラマンダー」
「なに、ウンディーネ」
「どうするの」
「どうするのってあの男のこと?」
「うん」
「私が契約するよ」
「「 「「え!?」」」」
「サラマンダーだけずるい!」
「サラマンダー、うらやましい」
「私は?ねえ、私は?」
「うるさいわねぇ、3人とも」
「どうするの、とりあえず」
「「「うーん........」」」
「じゃあこういうのはどう?」
「どんなの?」
「5人共契約するの」
「そんなことできるわけないじゃない」
「そうだ、そうだ!」
「でもあの子神様と面識があるらしいわよ」
「それだったら可能性があるの........かな?」
「たぶんね 」
「それじゃー明日頼んでみよー!」
「「「「おーー!」」」」