猿のくせに生意気だ
「よし、31階層だな」
「うっわ......森じゃん」
あたりを見回すとそこかしこに木が生えている。
「はあ、どうしよ「きゃあぁぁぁぁ!!!」うk........えっ?」
前方に人影が一つと大きな影が見える。
どうやらこっちに逃げてきているようだ。
「あんたも早く逃げなさい!!」
「いや、倒してくるよ」
そのまま歩いているとさるみたいなヤツがいっぱいいた。
「ウッキッキーー!」
「「「「「「「「「「ウキっ!ウッキーーーーーーーー」」」」」」」」」」
「猿のくせに軍隊みたいだな」
数は300~400くらいだ。
とりあえず1匹殴るといっきに20匹くらい倒れた。
5分すると数が5分の1程になっていた。
「フー疲れたな」
「キュウ!キュキュっ!」
「おお、戦ってくれるのか」
「キュウ!!」
カシーはすぐに飛んでいって攻撃し始めた。
10分後・・・・・
敵はリーダー格のヤツ一匹だけになっていた。
「アッパー!」
「ぐふぉっ!?」
《 経験値2670を獲得した》
あっけなく倒したのだった。
「大丈夫か」
「ありがとうございました。お礼はどうすればいいでしょうか?」
「お礼?そんなのいらないよ」
「え?いいんですか」
「うん」
「本当にありがとうございました!」
そういうと女の子は走っていった。
真治はその後、順調に進んで行き......
40階層
「これはトレントの上位互換か?」
その木には青い目がついていて、半径で3m程ある。
「燃やしたら素材がもったいないし、水も腐るよな..................」
ってことで、
「ウィンドボール!」
「な、何?効かないだと?」
「しょうがない。腐るの覚悟で......」
「アクアカッター!」
そしてすぐにアイテムボックスしまった。
《 経験値7041を獲得した》
《 レベルアップしました》
「順調だな......」
順調な時は問題が起こるものだ。