1.エピローグ
青い空、森の木々、青く澄んだ海、そして...一人森にいる僕?
遡ること1時間くらい前、授業をしていた僕のクラスの床に床一面覆うようなデカい魔法陣っぽいのが出てきた。これ明らかに召喚とかそっち系のアレでは?と考えていたらいきなり目の前が真っ白になった。そしてあたり一面白い空間に居た。は?と考えていたら、目の前にいるデカい白い翼を携えた金髪のザ・天使って感じの女の人?に言われた。
「貴方は勇者召喚に巻き込まれて死にました。」
唐突に変なことを言われて頭が真っ白になった。そうして一度頭を整理しよう!そう考えていたらいきなり謎の人?に言われた。
「そんなの情報を整理しなくても見たままの状況ですよー」
と軽く言われた。そして自称IQ200の僕は今の一連の流れで一つわかった。
この人?は人の考えが読める!ということがな!と、決めポーズを決めてからある違和感に気づいた。あれ?なんか僕の体が無い。そう考えていたら謎の人?に言われた。
「色々と細かく言いますね。まず、貴方勇者召喚に巻き込まれて死にました。理由は30人限度の召喚魔法で召喚の対象となったのが31人で貴方は召喚されたけど召喚できず次元の狭間に落ちてしまったからです。」
なるほど、つまり僕はただ巻き込まれて死んだだけと。
「ちなみに貴方以外の勇者たちは皆んな召喚されましたよ。安心してくださいね♪」
「まずは事の経緯を説明します。事の発端は貴方が召喚されそうになった世界、サリアで起こった人間の国家ツヴァイと七つの魔王国家の一つグリムの戦争です。魔王国家は基本的にどこも軍事国家でこのグリムも例に漏れず軍事国家です。そんなグリム側に劣勢になったツヴァイ側は王国の秘奥となる勇者召喚を行いました。そして今に至ります。」
と、現在の説明を受けて僕は、なんと言ったら良いかリアクションに困っていた。僕は考えに考え抜いた末こう言った
「そ、それは大変な事ですね、それとあのあなたのお名前はなんと?」
あえて主語を言わない事でどちらに対して言ってるかを分かりにくくし、反感を買いにくくした。それに加えて話題を逸らすこのテクニックに惚れ惚れするぜ。そんな事を考えていたら謎の人?が言った
「えぇ、そうなんですよ。それと自己紹介遅れました私転生神を担当していますリーファと申します。貴方の名前は?」
「奈倉 代と言います。」
やってしまった。自分から名前を聞いておいて自分が言うのを忘れてしまった。と考えていたらリーファさんは言った。
「貴方には二つの道があります。一つ目はスキルを選んでもらい、異世界に転生してもらう道。二つ目がこのまま輪廻の輪に戻り記憶をなくしてどこかに転生する道です。どちらにしますか?」
「そんな質問が愚問だね。せっかくの異世界行かない選択肢など男にあらず!」
そう言いながら転生を受諾した。そして
「先程言った通り貴方は異世界サリアに行ってもらいます。スキル三つまで選べますよ!」と言われた。スキル一覧を見ると、剣豪、名医、料理人などの他に、反射、幻惑など多くのスキルがあった。その中から僕は三つのスキルを得て今に至る。近くに町があると聞いていたので目視で探すと確かに街があったさっき獲得したスキルの一つ千里眼の力だ。そうして夜が来る前にとりあえず街へ向かった。
初めての作品なのでお手柔らかに




