第一話 魔導式携帯型奇跡論的現実拡張装置 エーテル・コア
この話は、私が読んできた漫画や、やってきたゲームなどの好きだと思ったところを詰め込んだ作品です。「あ、これあの漫画、ゲームじゃん」と思うところがあると思いますが、この作者はこうゆうのが好きなんだなと思ってくれたら幸いです。
この世界には、“エーテル・コア”という物が存在する。だがそれは“使用できる者”と“使用できない者”が存在する。ここで生まれてしまっている差は、“エーテル・コアを使う際の適正能力(使うことのできる人材であるか)”というものであり、使える者は限られている。これは、エーテル・コアを使う者たちが競い合い、己の道を進んでいく物語である。
第一部 ~光の槍と闇の斧~
実況者A「さぁここで大野選手が仕掛けるかぁ?おぉっとぉ!これは始まって早々いきなり大野選手の必殺技、“稲妻起こす光の投槍”だぁぁ!」
年に一度、魔導具の持つ者が競い合い、勝利を目指す大会“ティタノマキア”で、桝田憲明という名の人が試合を実況している。
桝田憲明(実況者A)「さぁこの攻撃に海原選手、どう対応するのかぁ?」
大野の放った必殺技が海原めがけて一直線に飛んでいく。
海原義明「(いきなり必殺技か、しかしこの攻撃を避けるのは状況的にほぼ不可能...かといってそのまま生身で受けるのは論外...なら!) こいつを跳ね返すまでだぁぁ!」
そう言うと海原は、自分の所持しているハンマー型エーテル・コア、“オベロン”を大きく振りかぶり、その瞬間、海原自身が黒いオーラをまといだした。そして、
海原「おぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
と雄叫びを受けるや否や、攻撃をハンマーで受け止め、バァァン!と音を立てながら跳ね返した。
桝田「おっと海原選手、大野選手の攻撃を技なしで跳ね返したぁぁ!」
観客「うおおおおおおおおおお!」
観客たちから歓声が上がり大会がさらに盛り上がる。
男観客A「あの攻撃を跳ね返したぞ!さすが優勝候補だな!やっぱり今年の優勝は海原だな。あんなやばそうな攻撃を一振りで返されたらもう無理だろ。」
男観客B「いや、海原の手を見てみろよ。」
視線を海原の手に向けると、なん手から血がにじみ出ていた。
男観客A「て..手から血が!」
男観客B「対戦相手の大野も結構やるやつだぜ。試合の結果が楽しみだ」
手からにじみ出ている血を見ている海原へ
大野和樹「その傷で大丈夫か?あっくん!」
と槍型エーテル・コア“グングニル”を持った大野が声をかける。
海原「問題ない。それにしても強くなったな、カズ」
すると大野は笑いながら、
大野「おう!今はもう昔の俺とは強さが違うぞ!自分で言うのは何だけどw。けど、今日こそあっくんを倒す!」
海原「ああ、そうだな!もう俺はカズに対して手加減しない。だからカズも全力でかかってこい!」
大野「ああ!行くぞ!」
二人は掛け声とともにお互いめがけて走り出した。
桝田「戦いは中盤戦に差し掛かる!さぁ勝つのは、優勝候補の海原選手かぁ!それとも戦友の大野選手かぁ!」
観客「いけぇぇぇぇぇぇぇ!おおのぉぉぉぉぉぉ!
かいばらぁぁぁぁぁ!」
大野&海原「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」
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中学生A「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
母親A「拓也!ご飯って言ってるでしょ!早く降りてきなさい!」
外から俺“最原拓也”を呼ぶ母の怒鳴り声がきこえてきた。
最原拓也(中学生A)「分かったよ、今行く!」
そう言うと試合を映していたテレビを閉じ、急いでリビングへ向かう。着くとそこには用意された食事、そしてそれらを囲むように、父、母、そして親友であり、訳あって養子となっている松田康太がいる。
最原「ごめんごめん、お待たせ。」
母「もう拓也が来るの遅くてご飯が少し冷めちゃったじゃないの。ごめんね息子がこんなで。」
松田康太「いいえ大丈夫ですよ。それじゃあいただきましょうか。」
父「そうだな、じゃあ...」
皆が一斉に手を合わせ、
家族一同「「「「いただきます。」」」」
と言い、食事を始めた。
第一話 完
長文失礼します。第一話読んでいただきありがとうございます!いや~小説書くの難しいですW。特に人の名前考える事めっちゃ難しいですW。タイトルに関しては、おもいつかなすぎてこの小説書いている時に一緒にいてくれた友達の考えてくれた名前で、それが気に入ったのでこのタイトルにしました!友よマジ感謝<(_ _)>。さて第一話いかがだったでしょうか?よかった点や気になる点がございましたらコメント欄にて書いていいただけるとありがたいです。この小説は、不定期に更新していくつもりなので、暇つぶしに読んでいただけると幸いです。あと言い忘れていましたが、言葉の使い方が違ったらごめんなさい。改めてです
が、本日魔導式携帯型奇跡論的現実拡張装置 エーテル・コアの第一話を読んでいただき、ありがとうございます!