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死んだら異世界転生させられた  作者: りょまりょま
6/10

シエンの怒り

多分、色々変です。

僕達は、今は、ドラゴンが居た山の奥に進んで、ある村に居た。

そこで、二日間くらいグラム達に僕のスキルの事や魔法の事を教えていたのだ。

夜にイラに添い寝を誘われたりしたが、特に他にやる事もなかったので二日かけてゆっくり教えて教えてない間は一緒に訓練をしたりして結構充実してた。

三日目に旅をしてきた。少し仲良くなった行商人からこんな話を聞いた。

「そういえば、そこの二人イロアス王国出身って言ってたけど、イカル王国がイロアス王国に戦争をふっかけてイカル王国が勝ったて言う話を聞いたんだが、一回国に帰ったらどうだ。」これを聞いた時にシエルが泣いて、僕は怒りがふつふつと湧いてきたが、グラムの「まだ決まったわけじゃあねぇんだろ。とりあえず兄貴の国に行こうぜ。」と言われて確かにそう簡単にあの父親が負けるとは思わないな、「ありがとなグラム」と言ったら「おう」と良い声が返ってきたので、とりあえず国に帰る事にした。

急ぎの為、ドラゴンの背中に乗って三時間くらいで国に着いたがそこで見たのは、焼けた村や、イカル王国の旗が立てられたお城だった。落ち着いてまだ焼けてない村に僕がよく遊びに行っていた村があったので、行ってみたら、血の匂いや腐敗臭がしたけど一人の男性が近寄ってきて「シエン様無事だったのですね。良かったです。こちらに来てください。説明します。」と言ったので僕だけついて行ったら近くの洞窟に入っていって中を見てみたら、一人の母親らしき人と二人の子供いた。

「落ち着いて聞いてくださいねシエン様。我が国はイカル王国に負けました。王様やお妃様や貴族達は多分もう……だけどシエン様達が生きていて良かったです。あの失礼だと思いますがお願いしたい事があります。」頭が少し真っ白になった。

たった二年だけど父として母として育ててくれた人達が殺されたらしい。

二年しか居なかったけどこの国の事が好きだった。あんな世界と違いみんな暖かくて優しいこの国がなのにもうないらしい。

(シエン様どうか落ち着いてください)知る者に言われて我に戻った。

「何だ。言ってみてくれ。」「息子や娘を頼みたいのです。」「何故だ」「私達では、もう育てれそうにありません。だから、ここに貴方様達が来てくれたのは、運命だと思いました。どうかよろしくお願いします」よく見ると大人の男性と女性には、大きな傷があった。男性には脚の腿辺りから下が木の棒になっているし女性には片腕がなかった。

「わかった。その願い聞き受けた。安らかにせめて安らかに眠ってくれ。」「ありがとうございます。シエン様が優しい人で良かった。もう眠たかったので、ありがたいです。」と言って洞窟の奥の方に歩いて行った。

僕が優しい人?そんな訳あるか‼︎今僕の中では、怒りの感情や後悔や懺悔などが渦巻いているのだぞ。

「お兄ちゃんだーれ」さっきの二人が歩いて行って少したったら子供達が話してきた。「お兄ちゃんは、君達を助けに来たんだよ。だけどごめんね、お父さん達助けれなかった。」と言うと男の子が、意味を理解したのか泣き出したので抱きしめてあげた。

あぁ誰がこんな事をしたのか、こんなに幼いのに親を亡くして可哀想にあぁ僕は、どうすれば良いんだろう。

(とりあえず落ち着いてみんなで話し合うべきだと思います)(わかった。そうしよう)そして、さっきの村のところまで戻ってきた。

「お兄ちゃん大丈夫だったです。」と言いながらシエルが強く抱きついてきた。「大丈夫だよ」と言いながら微笑んだら安心したのか、抱きしめる力が弱まった。

「どうするんだ。兄貴」「うんとりあえず話し合うべきだと思うよ。」と言いながら僕はみんなを連れて近くの森の中に入って、能力をフルに使って家を建てた。

少し驚いていたけど何も言わずに入ってきてくれたのでありがたかった。「犯人はイカル王国だろうから、仕返しをしたいかな。」「どうやるんだ。兄貴」「なぁに簡単だよ。僕が行って暴れるだけだよ。」と笑顔で言ったらみんなが驚いていたけど無視して話を続けた。

「君達には、この子達を守って欲しい。約束したからね」「待つです。それは、お兄ちゃんが危ないです。」「僕は大丈夫だよ。みんなに言ってなかったけどたかが人ぐらいには負けないから。」「そんな事関係ないです。それでもダメです。」「僕は今無性に腹が立っているんだ。だからね。敵を潰すよ。」僕の雰囲気に飲まれたのかシエルもだんだん声が小さくなってきた。「もう嫌です。お兄ちゃんと別れるのは嫌です。」「大丈夫だよ。すぐに戻ってくるから。」「約束です。」「わかったよ。じゃあ行ってくるね。」と言って外に出た後僕はこの世界に来る前にやっていたように空を飛んで、イカル王国の方に行った。

そんな時イロアス王国の横を通った時にイロアス王国が騒がしかったので、双眼鏡を作り見てみたら、父や母が殺されるところだった。

近くにいる人達は泣いている者も居たが、止めれない事を分かっているのか誰も、助けれなかった。そのまま父達は首を斧で切られた。首が飛んだ時僕の中で何かが弾けた。

(憤怒の罪を手に入れました。)と言う知る者の声が聞こえたけど、そんな事関係なかった。

僕はすぐに父達の死体の近くに飛んで、その場の泣いてなかった者達に向かって雷を落とした。

そして、民以外全員死んだとわかったらすぐにイカル王国に向かって飛んだ。

途中の村に居た兵士の格好をしている者達は飛びながら首を掴んだり、刀を生み出して首を切っていった。

そしてイカル王国に着いた。この国の民以外を、殺す事に決めた。

まずは巨大なメガホンを作って、あと自分の声の大きさを能力で弄って「あと一時間後にこの国にいる奴は、皆殺しにする。」と言ったら一部では、蜘蛛の子を散らしたようになったが城近くは動く気配がなかった。

残念だけどしょうがないかな。

そして一時間が経ったので僕は手始めに今、姿が見える家の外に居る人達に向かって小さいけど簡単に数千度の火の玉を飛ばしたら、悲鳴が聞こえるより先にバタッと倒れる音が聞こえた。

この事により、城近くの人達も逃げようとしたが、逃がすわけないだろ。

出てきた人達には雷を降らせた。

城には攻撃しないように家1つ1つに向かって巨大な炎の弾を放った。

次に王様に会いに行くために城の中に入って玉座の間を探した。

途中で何人も人に会いその内の一人に案内させて他の人達は息が出来ないように顔に土を付けて放置した。玉座の間に着いたので、案内した人は、雷で一瞬で殺してあげた。

玉座の間に入ると一人の王冠を被った白髪の男性が居たので。

その人以外を自分で作った水の中に入れて、ゆっくり殺した。

目の前で虐殺が行われている光景を目にしたイカルは、どうすれば自分が助かるかを考えていた。水の中で苦しんでいる配下が、助けを求めたが無視をして、水を操っていると思われる男に話しかけた。

「何故だ‼︎何故そんな事をしたのだ。」「何故って、家族を見の前で殺されたからだよ。そして帰る場所を奪われたからだよ。」と答えてくれたが、次の瞬間右手に痛みが走った。

この王様らしい男の手を炎の矢で飛ばして土で固めて止血をして死なないようにした。

「何故殺さない。」「殺すに決まってんだろ。だけどなお前には苦しんで死んでもらう。」といい終わると同時に次は足を風を使って切り落としてまた土で固めて止血した。

喚いてるがなんて言ってるのかわからないから放置している。

次はどうしようかな?あっそうだ。トラのゴーレムを生み出してゆっくり生きたまま食わせた。

怒りが全然収まらないな。と思ったので城を壊す事にした。

まずは簡単に城サイズの土の塊を出して、城の上に浮かせて一気に力を解放すると土の重さで城が潰れた。と見ていると遠くから兵士の一団が来ていたのでついでに殺す事にした。

そうだなわざと負けそうになってから、皆殺しにしよう兵士達の前に行って剣を構えて「祖国の恨み」と言って襲ったら、一人の兵士が、乗ってくれたのでわざと手を切られたりしてそろそろかなと思ったので一瞬で相手の頭がある位置に水を作り出した。そしたら相手の頭が破裂して中身が見ていた兵士達を汚した。勿論僕は土の盾で防いだ。

そしたら兵士達が怒って襲ってきたので地面を溶かして、一人づつ溺れさせて行った。

前で異変が起こったのがわかったのか後ろから戦闘体制の部隊が来たので、手軽な大きさの土の玉を作り相手の頭や足や手などに当てて一人また一人と殺して行った。

敵が全滅したのを確認して僕は水で体を洗ってから、妹達が居る家に帰って行った。

この時気付いたのだが、僕は物を作るだけでなく操る事も出来るらしい。

僕が家に着いたら、シエルとイラが抱きついてきた。

そしてグラムが、状況を説明してくれた。何でもここにも兵士達が来たが数が少なかった。おかげで助かったらしい。そん時の兵士の一人が、何か言ったらしいけどグラムは、聞こえなかったそうだ。

その言葉を聞いたのかシエルとイラが、怒ったシエルの生への渇望を使って相手を弱らせてその隙にグラムの剣とイラの使う水で、敵を殺したらしい。

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