二年後
自分で書いてて、設定などがわからなくなる。主人公の見た目は、銀髪の男です。簡単な設定しかない。
二年後 いい朝だな。
いろんな事があったけどこれから、僕はやっと旅に出れる。そういえば、誰かがスキルがどうのこうの言ってたな。
シエルに聞いてみるか。横で可愛い寝息を立ててるのを起こすのは辛いけどね。
「ねぇシエルおーい起きてー」「なんですか何かあったです?」眼をゴシゴシ、しながら言ってきたけど何かあったらどうするんだろう。試してみるか。「じっ実はな今日でお別れらしい。」目がすごい開いたな。驚いてる驚いてる。作戦成功したな。
「なんでですか早く理由を教えるです。」「そこまで驚いてくれて、嬉しいよ。約束通り、今日でお別れだ。」「そんな約束してないです。してても嫌です。」「何か勘違いしてないか?」さぁどう考えて驚いたのかな?すごい気になる。
「勘違いも何もないです。何故お兄ちゃんと別れなきゃいけないです‼︎」そこまで僕との別れを嫌がってくれるのか嬉しいなぁ。
「ごめんごめん僕が言ったのはこの国とお別れって意味だよ。いやぁそこまで嫌がってくれて僕嬉しいなぁ。それに僕の思った通りに引っかかってくれて嬉しいよ。」さっきまでの怒り顔から笑顔になってきているけど、目がね、全然笑ってないんだよね。
何かまずい事でも言ったかな?「思った通りに引っかかって嬉しいよです。人が悲しんでて嬉しいよです。そーですか覚悟はいいです?」やっべやってしまった。
こういう時のシエル怖いんだよね。
「覚悟って何の覚悟?」「お仕置きです。」「えっ何でで「覚悟はいいです?」「いやだか「覚悟はいいです?」「はい」今のシエルには、何言ってもダメだな。
お仕置きかやだなぁ。前も何回かあったけど、次の日シエルの顔見るだけで、手が震えてたもんなぁ。
何があったかまるで覚えてないけどね。
どうにか、誤魔化すか。
確かシエルは、僕に頼られたり、僕に何か教えるのが好きだったよね。
「あのぉーすいません。シエルさん聞きたい事があります。教えてくれませんか?」「わかったです。それが、終わったらお仕置きです。」あっはい誤魔化すの無理な奴だねこれ。
「シエルさんスキルって何ですか?」「ちょうど良いです。今から、スキルをお兄ちゃんに使うです。抵抗しちゃダメです。」スキルに抵抗出来るんだ。バレないように抵抗してみようかな。
「じゃあ、行くです。今から、使うのは下位スキルの罪系スキルです。名前は、生への渇望です。」待って、シエルさん生への渇望って何?そんな危険そうなスキルが下位スキルなの上位スキルってどんな危険なスキルなの。
「じゃあ行くです。生への渇望レベル1発動です。」シエルの手から拳サイズの黒い塊が僕の方に飛んできて僕に当たった。
「うわぁぁぁぁ痛い痛い痛い。」
待ってレベル1でこれかよ。
「レベル2行くです。」シエルの手から頭サイズの黒い塊が僕の方に飛んできて右手に当たった。
「うっ」バタッと倒れてしまったらしい。
「すいませんです。ついついやりすぎてしまいましたです。」やりすぎってレベルじゃないよね。気絶するくらいやるって、相当怒ってたんだね。もうこんなからかい方しないようにしよ。
「スキルの話だったです。簡単に下位スキルの説明だけで良いです?」上位スキルの事は知りたくないかな。下位であの威力だったのにその上のは、知らない方が良いよね。
「よろしく」「下位スキルにはオリジナルと使者と罪とスキルがあるです。オリジナルはその人だけのスキルです。使者は、優しい感じや守る感じが多いです。罪は痛みとか結構恐い感じのです。スキルは、誰でも手に入る一番簡単なスキルです。」恐い感じのを躊躇いもせず打つシエルさんこえーよ。
「自分が何のスキル持ってるかわかる方法ある?」「あるにはあるです。けどあれ結構イラつくです。」イラつくんだスキルを知るだけなのにイラつく事があるんだ。
「やってみたい!」「わかったです。持ってくるです。」ガチャとドアから出てどこか行った。
どんなスキルがあるかなぁ。楽しみだな。そんな事を考えてると足音が聞こえてきて少し待つと紙?を持ったシエルがドアを開けて出てきた。
「これに聞くです。自分のスキル何ですか?ってやるです。」恥ずかしいな紙に向かって話しかけるのか。僕は紙をシエルから貰って、「自分のスキル何ですか?」と言うと紙に文字が浮かんできた。「えーと。知る者?と創る者?らしいよ。」どこにイラつくんだろう。見た感じイラつかないけど、「説明読むです。」「これかなうーんとこう書いてあるよ[知る者は見た事や聞いた事の真実とかを知れるけど、人間に使えるわけないだろ。ばーか頭の容量が足りないよ。創る者は物とか知ってる物なら作れるけど、材料などを知らないと作れないよ。まぁ簡単に言うと人間には、勿体無いスキルだね。]燃やして良いか?」シエルに聞いてみると「良いです。」許可されたから燃やしても問題ないよね。
燃やそうと紙を見てみたら[すいません燃やすのだけはやめてくれないですか。本当にすいません。」こちらの会話が聞こえてるみたいだけど燃やすと決めたからもうじゃあね。ボウッと僕は手に火を出して、紙を燃やした。
「ていうか、もう国から出ないと行けなくない。」「あっそうです。忘れてたです。誰かが馬鹿な事するからです。」僕の方を見ながら言ってきたので、まだ怒っているのだろうか?「だっ誰だろうね。馬鹿な事したのぼっ僕にはわからないかな。」ととりあえず言ってみたら、冷たい目に変わって「もう一回お仕置きするです?」「すいませんでした。馬鹿な事をしたのは僕です。本当にすいません。」
もうやだあんなお仕置き受けたくない。多分レベル1をずっと繰り返せば、良い拷問にでもなるんじゃないかな。
「じゃあ、行くです。」そして僕らは旅に出た。
最初に向かうのは、近くの山の中にあるドラゴンの巣に行くらしい。
そこで、ドラゴン退治するらしいけど、これって普通勇者の仕事じゃない?あっだけど確か僕は冒険者だっけなんかになったんだったね。
冒険者は、ドラゴン退治とかもするのかもしれないな。
はぁ早く彼に会いたいな。
あれから2年間彼の事を探して来たが、どの魔王も知らなかった。
今まで魔王を合計で3人倒したけど、誰も彼の事を知らなかった。
10柱の魔王には会えもしなかった。3人とも10柱の場所を知らないらしい。
そしてなぜか私も魔王になったらしい。何故らしいかと言うと突然頭に声が聞こえてこんな事を言われた。
あっ私のこの世界での名前は、レヴィらしい。
「個体名レヴィは魔王になりました。」と言われた。配下の一人に聞いたら、そいつも声が聞こえたらしいから私が配下と認めた者達にこの声が聞こえたらしい。
私が倒した3人の魔王の時はこの声は、聞こえなかったらしい。
まぁそんな事は、置いといて彼の情報を聞こうと魔王から情報を、得ていたけど人間の王から聞いた方が良かったかも知れないな。と言う訳で私は今、この世界の中で中位の大きさの国の王に話に来た。
この国の名前は、イカル王国らしい。「貴方がこの国の王様ですか?」」「如何にも、余がイカル王国の王様のイカル・ディメキスである。」玉座に座っている背の小さめで白髪だが威厳たっぷりで言っている。
「そんな事は、どうでもいい。彼の事を知らないか?」王様の横に控えてた近衛兵らしい二人が、槍を構えて私に近づこうとしたが「控えよ‼︎彼とは、どのような見た目なのだ。」よく見ている王様だな。
私との力の差がわかったのかな。まぁあと少し近づてきてたら、殺していたけどね。
「髪の色と目の色は黒色で背が私より、少し高いくらいで、特徴は、この世界で言う魔法が使える事かな。」「わかった。すぐに余の配下達に探させよう。他に何かあるかな?」「特にない。ではさよなら」と言って私はこの玉座の間から出て行ったけど、この王様はどれだけ役に立つかな。
早く会いたいな。
今日いきなり魔王が余の城に入ってきた。
余のオリジナルスキルのおかげでなんとかなったが、あんな姿の魔王は聞いた事がない。
頼まれた人探しはとりあえずやらせるが、どうしたら良いのだろう。
そろそろ隣国のイロアス王国を攻めようと考えていた時にこれだ、とりあえず余の配下の隠密部隊に探させて、他の配下でイロアス王国を攻め落とすとしよう。
あの魔王も使えたら良いが、あれは触れぬ方が良いはずだ。
さて余はこれからイロアス王国に攻める隊を編成するかな。