暇潰し?
風景描写等が上手くなりたいけど、全然出来ない。
またまた、暇になってしまった。
まぁ今度は、僕だけじゃないけどね。
あの後、ティアが僕の屋敷の事を気に入ったらしく、一緒に住むと言って聞かなくて、何故か、今僕の家には、僕とシエルとティアとグラムとイラとミンクが住んでるんだよね。ティアが、家に住むって言った時のシエルとイラが怖かった。ティアは、何も思わなかったらしいけど、横に居た僕とグラムは、冷や汗が凄かったし、そこから、数日話をする時に言葉の節々に棘を感じたしね。
とりあえず、ティア、イラ、ミンク、と遊んでるんだけど、僕が、ペアを組んで遊ぶ内容だと、ペアになれなかった二人が、怒るから、鬼ごっこにしようとしても、ティアが、無茶苦茶速いから誰も、捕まえられないし、そんなこんなで、昼寝して、みんなで話をしたり、僕が、覚えてる昔話をしたりして過ごしてるけど、マジで、暇。
だけど、ティアは、偶に魔王のルシフェル?だっけかなに呼ばれて、居なくなる事があるけど、基本的に暇らしい。魔王になっても暇になるなら、なっても良いかな?あっだけど、人間と仲良く出来なそうだしなぁ。
そうだ。みんなで人間の国に行こうかな?「人間の国に行かないか?」って聞いてみたら、みんな良いよと言ってくれたので、シエルとグラムに話をして、一応行くことは、オッケーらしいけど、シエルに釘を刺された。なんか、外で女を作って来るなです。らしいよ。今までも作って無いんだけどね。
おっし、何処の国に行こうかな?ついでだし冒険もしたいから、良い感じの遠さの国に行きたいな。いや、国に向かわずに適当に歩いていたら、国に着くんじゃ無いかな?目的地があるフリをして行こうかな。
シエルにだけは、バレないようにしないと、またお仕置きが始まるだろうから、バレないように頑張ろう。
何かあれば、ティアかミンクに飛んで貰えば、何とかなるし最悪の場合、僕の知る者に頼んで何とかしてもらおうかな?それで行こう。
多分イロアス国は、シエルとグラムが何とかしてくれるでしょう。軍に関係する事は、全部グラムに任せてるから何とかなるだろうな。
あっ見た目を何とかしないと、確かティアって有名な魔王だったはずだから、魔法で見た目を変えれるかな?「ティア見た目って魔法で変えれる?」「出来る。みんなもする?」「いや、ミンクとティアだけ、見た目を変えればいいと思うよ。」「わかった。」頼まれて、少し喜んでるな。
あれか、ティアも頼られると嬉しい人か?まぁ良いか。
「見た目、どうする?」「ティアってわからなければ、何でも良いよ。」パチッティアが指を鳴らしたら、ティアとミンクの周りに煙が出て来て見えなくなった。煙が無くなると、ティアが、居たところに、子狐とミンクが居たところには、背が僕と同じくらいで、ミンクには、なかった豊満な胸があった。髪の毛の色は、黒のままだけど、長さが腰辺りまでになってるし顔付きも可愛い系から、綺麗なお姉さんみたいになってるけど、まぁ中身がミンクだから、残念なお姉さんかな?「なぁ何で、ティアは、狐になったんだ?」「秘密。」「そうか。」まぁ僕としては、バレなきゃ良いから、何でも良いんだけどね。
「乗ってもいい?シエン。」「まぁ良いけど、暴れるなよ。」「ありがとう、暴れない。」乗るって言っても何処に乗るんだろうね。とりあえず手を出してみたら、手から乗って首の周りで止まり巻き付いてきた。辛くないかなその格好。何か、こうゆうマフラー見たいな狐のあったよね。
イラがムムムと言ってるけど、何でだろうね。ミンクは、ボソッとその手があったね、とか言ってるしね。
まぁ行くか。
「とりあえず、進もう。シエルには、秘密だけど、行き先は、決めてないから、適当に歩いて行こう。」このメンバーだと僕、凄い妬まれたりしそうだな。見た目だけなら綺麗なミンクと普通に可愛いイラが居るんだもんな、それも、イラは、僕の腕を抱いてるしね。歩き辛いけど、それを言ったら、睨まれたしね。可笑しいな僕、魔王になったはずなんだけどね。
とりあえず、進んで行ったら村が、合ったのでそこで休憩する事になった。
旅の人が珍しいらしく、何かいい部屋に泊まらせてくれるらしい。まぁそうだろうね。ここ来るまで、魔物の中でランク5から6の奴がちょびちょび出て来てるからね。まぁ、狐になったティアによって、瞬殺されてるんだけどね。
僕の上?首辺りから、降りて走って行って噛み付いたら敵が死ぬって言う傍から見てたらシュールだと思う。だってね、僕が前倒した、ドラゴンレベルの奴が、狐の攻撃で1発なんだもんな。ダイヤモンドを壊せるのも頷けるよね。
今度、先輩にダイヤモンドより硬いものあるか聞いてみるか?だけど僕が見た事ないからダメだろうな。あと、この世界では、ダイヤモンドは、ないらしいけど、似たような硬さのなら結構あるらしい。
聞いた話だと、この世界には、霊子と幽子があるらしくて、何かそれが、鉱石に影響を与えたりして結構な種類の、鉱石があるらしい。
ミンクは、両方使えるけど、普通の人は、霊子だけしか使えないらしい。とまぁ、ダイヤモンドより硬いものがあるなら、それを探すか。
あとは、僕自身を鍛えたいけど、グラムが居ないから、教えてくれる人が居ないんだよね。ティアに頼んだら、僕が死んじゃうしね。白髪で髭が拳二個分くらいある老人が貸してくれた家に来て「旅の者よ、お願いがあるのじゃ、どうか、聞いてはくれんかのぉ。」なるほど、お願いを聞いて貰うために良い所に呼んだのか、断りにくくするためか。面白いな。
「内容を、聞いてから、判断したいんだが、良いか?」ここは、少しでも、強く見せないとな。
「ここは、ある土地神を祀っておるのじゃが、今までは、食べ物で良いと言っていたのじゃが、突然生け贄を差し出せと言ってきてのぉ。見た目は、同じなんじゃが、声が少し違ってのぉ。もしかしたら、あれは、土地神に化けている何かじゃないかと思ったんじゃが、土地神が何も言ってこない、所をみるとのぉ、土地神より強いんじゃろぉと思って自分達より強い旅の者に頼んでる次第なのじゃ。」「分かった。任せてそいつの居るところを教えて。」多分僕ら以外にも、言ってきたが、今まで誰も帰って来なかったんだろうな。少しだけ諦めの色が見えるもんな。
「村の外れに洞窟があるのじゃが、そこの奥に、居るはずじゃ。洞窟までは、村の者が案内するのじゃ。」と村長ぽっい人が言うと横のドアから、1人の10歳位の短い黒髪な女の子が、出てきた。
まさか、この子が案内するのか?もしかして僕達が負けても良いように生け贄になる予定の子と行かせるのかな?女の子か、シエルが居なくて良かった、また何か言われるもんなシエルが居ると。
「よろしくね。」返事しないな。まぁ良いかな。その子が、部屋から出ていったので、ついて行ったら、洞窟に着いた。
村を出た辺りから、女の子は、返事をしてくれたので良かった。名前は、ないらしい。何でも、産まれた時に生贄に選ばれたらしく、友達も居ないらしい。
だけど、ミンクやイラが、話しをしていて仲良くなったらしく良かったと思う。
今では、ミンク達のことをお姉ちゃんと呼んでいるので、僕の事は、何て呼ぶか気になってたら、呼び捨てだった。少しだけ悲しかったな。
洞窟に着いたのは、良いけど、夜になってしまったので、小屋を僕が作ったら、少し驚いていた。ちゃんと2つ作って女と僕で分けといたよ。女って言っても、何も、思わないんだけどね。だってねちょびちょび一緒に寝てるしね。ティアは、僕の方で寝るらしいよ。狐と寝るなんて機会普通ないから、楽しかったけどね。
さぁ、今日は、その土地神を退治するぞ。
何でも、見た目は、蛇らしい。まぁ関係ないと思うけどね。
だって、ティアが、出たら魔物は、1発だからね。
中に入ったら、こんな声が聞こえた。「我ノ住処二入ル愚カ者ヨ今ナラ許シテヤルガ、進ムナラ殺スゾ。」おどろおどろしい声だったな。まぁどうでもいいんだけどね。
「貴方が、土地神か?なら、お前を殺しに来た。」「面白イ、ナラバヤッテミロ
。」そんな声が聞こえたと思ったら、突然目の前に白い大蛇が、姿を現した。
僕は、小声でティアに「あれ倒せる?」と聞いたら何と「微妙、多分、怠惰を使ってやっと。」マジか、あれ使うと更地になるんだよね。
(先輩、憤怒の力って使える?)(使えません。全てのエネルギーを前回使ったので、もうエネルギーがほとんどありません)マジか、僕の超能力使いたくないけど、使わないと勝てないよな、本当にめんどくさいな。
「ミンク魔法を使ってこいつに攻撃してくれ、イラは、ミンクとその子を守って、ティアは、僕と一緒に彼奴に直接攻撃しよ。」とりあえず皆に命令したし、のんびり攻撃しようかな。
尻尾で攻撃して来たが、土の壁で防げたので、次に尻尾が来たら土でガードするかな。ミンクは、色んな魔法を使ってるけどまったく聞いてないよね。
だけど、面白い魔法が偶にあるから、見てて楽しい。ティアも結構余裕らしいけど、攻撃は、全然効かないらしい。
「小賢シイ我ノ本気デ殺シテヤル。」と何か吠えたなと思ったら、見た目が、変わって蛇から人型になった人型って言っても肌は白く目が赤いけどね。
のんびり見てたら横で戦ってたティアを殴りに来たので、土でガードしたらガードの意味すらなかったけどその間に何とか、ティアがガードの姿勢になったので、何とかなった。てか、ティアより僕の方が、反射神経とか良いらしいね。
ダイヤモンド使わないとダメかな?この子の前では、使いたくないんだけどな。はぁ、マジで面倒な事になったな。「ティア退いてて、そこも危ないと思うよ。」ティアが退いたのを確認して、ていうかティアも人型になったら勝てるでしょ。
(先輩、身体を任せてもいいですか、その間にダイヤモンドの弾を準備するので)(わかりました)「身体の権利が知る者に渡されました。」この間にバレないように岩の近くや表面にダイヤモンドを作って準備をするかな。
やっぱり先輩強いな。彼奴の攻撃を受け流してるよ。だけど、少しだけ手にダメージがあるから、相当な威力なんだろうな。
おっ、準備終わったな。(先輩準備出来たので、発動すると同時に相手の近くから、逃げてください)(分かりました)(行きますよ。行っけー)おぉ先輩見事に逃げたな。
「身体の権利をシエン様に返します。」オッケー。相手の身体は、もう残ってないかな。うんうん、やったね。
防ごうにも防げないだろうな。全方位からの、攻撃だからね。
「我ヲココマデ、追イ込ムトハ、面白イ。ドウダ、小僧我ノ力ヲ与エタイノダガ良イカ?」身体は残ってないのに、声が聞こえるのか。化け物だな。
僕に力を与えても意味無いと思うけど、「じゃあ、一つだけ質問だ。お前は、何者だ。何故、生け贄を欲しいと言った。」
「それは、簡単な理由だよ。私は、もうそろそろ寿命が尽きるその前に、神に頼まれた。力の存続の為にだよ。」女の子の声が聞こえたので、大体分かった。生け贄何て居なかったんだな。元よりこいつの力で作った人達だったのか、力を与えても良いと思う奴が来るまで、こんな事を繰り返してたんだな。
「分かった。お前の力を貰おう。」「ありがとう。シエン。私の力は、3つだ。1つ目は、与える力。2つ目は癒す力。最後だが、出来れば使わないで欲しいけど、操る力だ。」「じゃあ、2つ目まで受け取るよ。これなら、使えないだろ。」「出来るか、試して見よう。……神よ我の力を与える価値のある者を見つけました。貴方様との約束通り我の力を授けたいと思います。どうかこの者に貴方様の加護を与えください。」女の子がそんな事を言うと女の子と僕を包む光が発生した。
「成功したようだ。」目の前に居た女の子は、老人に変わっていた。
「これが、我の本当の姿だよ。ついでに我の加護も授けようかの。」「ついでか。まぁありがとう。」「我が名は、エンティリウス。神の使いにして人に崇められし者、我が加護をこの者に与える。」何か、痛いセリフだね。
加護を与える為にこんな事を、言わなければ、いけないんだ。可哀想。
「ありがとう。エンティリウスだっけ?」
「どうという事は無い。どうせ、後数年程度の加護だからな。ただ、昔から居る魔物ならお前らに手を出さないと思うぞ。」「わかった。もうそろそろ行くわ。ありがとな。」「こちらが礼を言うべきだろう。ありがとうシエン。」とエンティリウスが言ったら、姿がぼやけてエンティリウスは、消え去った。




