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ウォーライフ  作者: ルク穴禁
16/31

プレゼント



俺は蕎麦を冷水で締めて水を切り、皿に盛り刻み海苔をかけ、ざるそばを食べる。めんつゆはあったがネギがないのが残念。

――食べ終え食器を洗い、ウォーライフにログインする。また、32番フィールドだ。

早速、昨日と同じ条件のステージを選んでエントリーする。

『ダンナ〜』

『スマートモンキーか、昨日は途中から居なかったな』

『AIのメンテナンスでさあ』

『あと7キルで100連殺だぞ?』

『そいつぁ、スゲーっすね』

『エントリーしたよ、100連殺してくる』

『そうですかい、後で耳寄り情報があるんで』

『なんだよ、勿体ぶるなよ』

『100連殺すっ……』パッと戦闘画面に変わる。話の途中なのに。

11対5、今度はレッドチームだ。ステージのど真ん中の拠点からスタートする。人数は8対10か。

『クレイジーモンキー! 後ろだ!』ボイスチャットが来る。

俺は後ろを向き、敵2体を撃つ。

『ありがとよ!』

『凄い戦績だな。スナイパーライフルは持ってるか?』

『ああ、持ってるよ』

『向こうの高台から狙撃されてる。応戦してくれ』

『分かった』俺はエアージャンプ台で半壊した建物の2階に上がる。

俺はしゃがみ、スナイパーライフルを構え、敵狙撃手を探す。

居た! 右の遮蔽物がない所でスタートするプレイヤーを狙ってるのか。スキュン! 敵狙撃手をキルする。お返しだ、スナイパーライフルで敵を6連殺した後にすぐその場から移動する。同じ場所に留まるのは得策じゃない。

タイムオーバーとなり25対10でレッドチームの勝ち。おれの総キル数は102になった。

俺はフィールドに戻ると、スマートモンキーが待っていた。

『無傷で100連殺したぞ』

『やっぱダンナはスゲーや、出だしから100連殺を達成したのは世界で78人だけでさあ』

『ほう、結構居るな。これからも増える数字だし』

『何言ってんすかあ、素直に喜びましょうや』

ピピピッ。『……なんだ?』

『6回連続してトップ撃破アンド100連殺でさあ。スナイパーライフルを1丁、プレゼントされやすよ』

『2丁目か。まあ、スナイパーライフルを買ってなかったら達成出来なかったしな』

『好きな方を残して1丁はお預かりボックスへ。スナイパーライフルは同時に2丁持てませんからあ』

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