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ウォーライフ  作者: ルク穴禁
1/31

(第一章)始まり



――ウォーライフはシューティングアクションバーチャルリアリティーゲームである。


俺【龍熊二谷(タツクマフタヤ)】はウォーライフというゲームで日本人最強となった。勝率9割以上は世界に15人くらいしか居ない。俺もそこの仲間入りした訳だ。プレイヤーは450万人程でバーチャルリアリティーゲームにしては流行ってる方だ。

何より俺がこのゲームにのめり込むのは賞金が出るからだ。


――約20年前の夜。

『ただいま〜』父が仕事から帰ってきた。俺はワクワクしてる。なぜなら今日は俺の誕生日だからだ。おそらくゲーム機を買ってきたに違いない。おねだりしたから。

父が子供部屋に来た。『お父さん、お帰り』

『ほら、約束の物』黄色いボディーにジョイスティック……。って、あれ? 箱がない。

『三兄弟で仲良く遊ぶんだぞ』と、そのゲームを渡された。

『わーい』兄と弟ははしゃいでるが、俺は冷静だった。

『これリサイクルショップで買ったの?』

『えっ、あっ、新品だよ。今日はもう寝なさい!』父は居間の方へ行ってしまった。

ゲーム機の裏に書いてある【タケシ】って誰だよ?

建谷(ケンヤ)兄ちゃん、これはどう見ても中古だよね?』

『壊れてなきゃ別にいいじゃん。点けてみよう』

兄はテレビに端子を付ける。

画面を観ると【ブロック崩し〜フォー・ユー〜】と出た。

『これってブロック崩ししか出来ないの!?』

『しー! 声がデカイ。……どうやら、そのようだな。明日から遊ぼうぜ』

――次の日の朝、俺は起きたら、兄がすでにゲームをしていた。

『ズルい!』

『起こしちゃった? もう飽きたからやっていいよ』

『なんだよ、全く……』

俺は布団から出て、いよいよゲーム開始。

スタートボタンを押して、ピコン。玉が発射される。あれ? 右いっぱいにスティックを倒してるのに台が動かない。

『壊したな!?』

『俺がやってた時はちゃんと動いてたよ』

『責任取ってよ!』

『元々、中古だ。仕方ないさ』

『そんな〜!』

『1回、電源を落としてみろ。直るかもよ?』

『ほんとに?』

兄がコンセントからプラグを抜き、また挿す。

すると、スティックの通りに台が動く。『良かった〜』

『じゃあ学校に行くから。また故障したら、さっきと同じ事をすればいいよ』

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