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イジメの現実  作者: espour
地獄の始まり
2/12

小3~4 死にかけてた日々


あのイジメが始まった日から毎日、何かあればすべて私のせいにされた

先生からは毎回言われる言葉は決まってた


「またespoirさんなの?これで何回目?先生もいい加減怒りたくないんだよ」



私の事いい加減信じてよ


そう思っても口に出すことはできなかった



ある日私は耐えきれなくて先生に「俺、いじめに合っててどうすればいいか分かりません」と切り出したら誰にいじめられてるのか聞かれたから名前を挙げたら「あの子達はイジメをするような人達じゃない」とお決まりのセリフを言われた

この時に私は大人なんて信用してはいけないんだと思った



教室に戻れば先生に言ったのがバレたのか、服で隠れる場所を殴られたり蹴られ続けた。挙げ句の果てには首を絞められた。

時間にすると2~3分くらいだったと思う


でも私には何時間にも思えた。その間クラスメイトは見て笑ってる奴ばっかりだった


止めることもしないで見て見ぬふりをしてる傍観者

私には味方なんて誰も居なかった。友達と思ってたのは私だけだったらしい

殴られ終わった時に言われた言葉は今でも忘れることは出来ない


「次誰かにチクったらこんなもんで済むと思うんじゃねーぞ」


怖っかった。当時の私はいわゆる根暗ってやつだったかな

休み時間はずっと本読んでたから



靴が捨てられてた日もあった。体操着がボロボロになってた時もあった。校舎側の校庭を歩いてた時上から雑巾絞った水と思われるものを浴びせられた。

この時点で担任以外の先生に「いじめられてるの?」と聞かれることが多くなったが、肯定したのがバレるともっと酷くなると思って否定してた



担任に一方的に殴られてる所を見られた時は助けて貰えると思ったし、助かった!っても思った

でも「そこ、授業始まるからじゃれるのはお終い。じゃれるなら授業終わってからにしなさい」って先生が言った。

私はこの一言で一気に地獄に落とされた



それからと言うもの担任はいじめを黙認して、なおかつ担任もいじめに加担してた

もう希望もなにも無くなってしまっていた

学校では空気扱いってか居ない人になってた

クラスメイトの家が花屋だったから百合が何本も置かれてた事もあった

クラスに行くと

「espoirまだ生きてたんだ!ごめーんw死んだと思ってたw」

と言われた



いつからか私は壊れたんだと思う

悲しい、楽しい、怒りなどの感情を感じなくなって、毎日作り笑いして先生や親と過ごしてた


作り笑いし過ごしてる間も、内心誰かに気がついてもらいたかった。

大丈夫?って聞いて欲しかった


そんな希望抱いても無駄なの分かっていながら....



ある日俺は何を思ったのか学校でいじめっ子に

「こんな幼稚な事しか出来なくて、ましてや団体じゃないと何もできない奴らにこんな事されても悲しくも辛くも何ともないよ」

と挑発をしてしまった。今思えば馬鹿なことしたと思う。酷くなること恐れて反抗しなかったのに自ら酷くなるような事を言ったんだ

案の定次の日からはもっと酷くなった


階段から突き落とされて意識を少し飛ばした

首絞められて失神することが多くなった


それからと言うもの殺されんじゃないかと思いながら毎日を過ごしてた


学年変わろうが結局2クラスだけだったからメンバーもほぼ変わることないから

いじめが終わるってことは確実に0だった




私は何処かで期待してたんだと思う

学年が変わればいじめは少し収まるんじゃないかなってさ

バカだよね。そんなことないのにさ


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