ガチムチ⑥
惑星ガチムチの1日目終了ーーーー
ーーーー2日目の朝
ムチュンムチュン
へんな小鳥?の鳴き声に目を覚ます
目を開けると、部屋の外が騒がしい
「なんだあ?うるさいな〜」
パジャマから、普段着に服を変換して外へ出る。
すると、普通の人間レベルの見た目の下級のムチフォイ達が忙しそうに朝食の準備をしてる。
パンがあるのか?小麦の香ばしい匂いがそそる…
「あ、目を覚ましたんですね、お客さん!今、朝食を準備してますからね」
昨日のビビり少女が声をかけてきた。
どうやら、この宿の関係者だったらしい…小さい身体を一生懸命使って食事を準備をしている
空いてる席に案内された僕は
木製が暖かいテーブルとイスに手を這わせながら腰を下ろした。
すると、あっと言う間に目の前に朝食が次々と運ばれてきた
パンや水、豆のスープに何かの卵の目玉焼き
ふーん地球の飯と似てるな〜
ん?……地球?
そんな惑星、ママの管理下の惑星群にあったかなぁ?
ま、いっか。
「いただきまーす」
早速食べようとする僕に、先ほどの少女がもじもじとしている。
「あの、その、どうやったら私もお客さんの…そ、そんなにMPをあげることができますか?」
MPはムチフォイなら視認できる。
現時点の僕のMPは2700万
彼女のMPは270
「知りたい?」
僕は意地悪な笑みを浮かべて続ける
「君みたいな弱いムチフォイを片っ端からトリコミしてきたからだよぉぉお!」
「い、いやぁああああ」
耳がキンキンするような高い声を叫びなから少女はキッチンがある方へ逃げていった。
「なにやってるピョン。朝から」
少女と入れ替わる形でウサエルがやってきた。
「いや、幼女虐めてるだけだけど?」
「平気な顔で……ゲス野郎ピョン」
ーー