ガチムチ⑤
とりあえず、歩いて疲れたニート達は
宿に泊まることにした。
「ま、神の足もない今の僕じゃ、体力も限界だし、一旦休もうかね。」
ムチーガルの身体になれば
一日中歩いても疲れない体力は手に入るけどね…キモいのは嫌だし
「ニート様…宿の手配が少々手間ピョン」
宿の手配を頼んだガチムチウサギが俯いた表情で戻ってきた。
ウサエルが手間取るなんて一体…
神の眼発動ーー
範囲をこの国パーフェクトボディーに限定っと
頭の中に情報が駆け巡る
『惑星ガチムチ、三大国の一つ。国民の大半は、下級のムチフォイであり、他の国からの亡命者、移民も多い。MPをあげる手段がタンレンに限定された戒律を持つ。国王は、上流階級のムチーガルではなく、3つしかいない最上級の生命体リコル。かの者の主なMPあげる手段は…トリコミであるーー』
ふーん、どーやらこの国の裏ってのが分かっちゃったな…
要はこの国は養殖場か
表向きは、弱肉強食の世界で弱者を守るルールで弱者を騙し
裏では、一ヶ所にまとめてトリコミをするって訳か…
「ふん、まあ僕には関係ないかな」
「関係大アリピョン!王のリコルのせいで、この国にはムチーガルが1人残らずトリコミされて、下級のムチフォイ達は、あまり見たこともないムチーガルを異常に恐れてるピョン!そのせいで宿に泊まるのも一苦労!ついでに言えば、リコルをトリコミすればゲームクリアも大幅に近づくピョン」
相変わらず、声と見た目が合ってないんだよなぁ…
「とりあえず、ウサエルを元の姿をベースに変換っと」
みるみるうちに、ガチムチど変態野郎は羽はないが、ウサ耳の天使に変わっていく
「おぉ、素直に凄い力ピョン…変換は他人にも使えるピョン?」
「まぁ他人に使う場合は祝福されてる奴ならね。天使のウサエルは祝福されてるしょ」
これなら、2人共ムチーガルには見えないし、宿に泊まることができるだろう…
リコルを倒せばクリアに近づくのはいいけど、今日は疲れた…
歩いただけじゃなく、予想外に神の眼の使用に体力使ったみたいだ…
「ウサエル、今日は疲れたから休もう」
その後、僕達は宿に泊まることができ
身体を休める事ができた。
惑星ガチムチの1日目終了ーーーー