表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

神のゲーム③

…暗いな〜


光が少しもない空間に僕はいた…



「おーい、ママぁ?うーん、コレ…どうすればいいんだろ?とりあえず、光を創生っと…あ、あれ?光が作れない?」


神の力が早くも封印ナウですか?

まいったでありまぁす。


「おーい、誰かー?」



「はいはーい」


およ?返事が返ってきた?


すると真っ暗な空間に白く輝く

ウサ耳の天使が現れた。


「お、お前は!!まさか!……えーと誰だっけ?」


ウサ耳、銀髪、6枚羽の女の姿の天使…

見覚えはあるんだけどなあ…



母神ママには、使徒と呼ばれる使いパシリの天使が8人いる。

子供の僕たちには天使は付いてないけど、使い魔が一匹ずついる。



「ニート様。私は王に仕える八天使の一翼、”ウサエル”と申します。この度、神のゲームの担当の任を賜わりました。ゲームの説明等ニート様の円滑なゲームプレイをサポート致します。よろしくぴょん…よろしくお願い申し上げます。」



噛んだのか?

ウサ耳をピンと立てて顔を真っ赤にしてる。


「あー、ウサエルちゃんか〜思い出した。よろしくね〜。僕にはあんまり固くならないで気楽な喋り方でいいからね〜。早速だけど、ゲームスタートしてるはずなのに、真っ暗な空間に飛ばされただけで、何も始まらないのは、何故なのん?」



「でわでわ、話しやすい話し方で行かせてもらうぴょん。ゲームを始動する前には必ずこの、真っ暗な空間『転生の間』に飛ばされるです」


「ふむふむ」



「ここでは、ゲームの根幹である操作キャラのクリエイトが出来るぴょん。性別やら、種族、容姿や、年齢など、ある程度自由です。髪の毛は赤い色固定だけど。」



「ふむふむ…え?髪の毛…何故」



「そして、重要な事ですが……神の力は2つ持ち込めるのです。クリア条件に合う能力をよく考えて選ぶのを勧めるぴょん。私も、ニート様と共に転生するので、分からないことがあれば、転生後の世界でも聞いてください」



「ふーん、細かいのは面倒だから、キャラのクリエイトは今回はウサエルに任せるよ〜。クリアに向いてる良さげな奴をよろしく。後は神の力を選ばなきゃ……今回の惑星とクリア条件はなんだっけ?」



「キャラのクリエイトは私が任されたぴょん。えーと今回の惑星は…『ガチムチ』筋肉がすべての世界だぴょん。より逞しく、美しい筋肉をつける事で、地位や名誉が向上するぴょん。」



……なんだその糞みたいな世界観…


「クリア条件は…ふむふむ、どうやらマッスルポイント…略してMPを100億貯める事みたいぴょん」



MPって響きだけが申し訳程度のゲーム要素だな…

この内容なら神の力は、あの2つが良さそうだ



「分かった。んじゃ、神の力も選んだし、細かい事は転生後にまた聞くから始めちゃっていいよーん」



「かしこまりましたぴょん」



ウサエルがそう言って右手を上げた時…

真っ暗な空間に光が差し込む



「うぉ、まぶちい」


僕は眩しさで目を閉じる…



「ゲームスタートぴょん」



まだ見ぬ冒険?が今、始まるー


説明ターン終了。

暇神ニートの糞ゲー攻略が始まりますww

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ