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神のゲーム①

「暇だ…いやしかし、暇だあ…ヒマヒマヒマヒマ」



……ヒマヒマヒマ言うのも飽きてきたなぁ



「今日も暇そうだな、ニート」


あん?好きで暇してんじゃねーよタコ兄貴!



炎の斧を持つタコみたいな見た目の兄貴の仕事は、7つの星の海の温度調節らしい…


「暇なら少し付き合いませんか?ニート」


おぉ、ねーちゃん今日も美しいな。

金の髪を靡かせ透き通りそうで通らない白い衣を纏う7番目のねーちゃんは美を司るのが仕事とかなんとか…




僕には、99の兄弟がいる。



この神の国

「エル」は11の星を管理する母神「ママ」の国。


99いる兄弟は、11の星を管理の中枢を任されている。



末っ子で生まれた僕には、仕事も性別もない。



だから、暇なんだけど…

「ゴメン、ビーナねーちゃん。今日は、ママに呼ばれてるんだよね」


ま、嘘だけど。


「そうですか、残念です。ニートは美しいから、飲み込んでみたかったのに…」



さらっと、怖い事を真顔で言うからなあ、

ねーちゃんは…


スルーしなきゃ。



すると頭に声が響く。


「ニート。来なさい。」



ママの声だ。



さすが全知全能。

嘘つく時にママの名前使ったのがバレたっぽい。



「はいはーい。今行きまーす。」



目を閉じ、開けると

真っ白の空間、王の間に移動した。



「なんか用?あっもしかして、僕にも仕事きた??」


到着早々に僕は怒られないように話題を逸らす。



実体がないママの声だけが、白い空間に響く…


「ニートに渡したいものがあります。」


すると光に包まれながら平面状の絵?みたいなものが現れた。



「?何コレ??……んん?もしかして、11の星図?」



見たところ、ママの管理してる星達の全体を模した図のようだ。


大小、色、形、すべてが様々な星々。


「どこかの星に触れてみなさい」


「え?んじゃあ……コレかな?…うわっ!」



『惑星カラーズ』


機械技術を駆使する人。

魔法を駆使する人。

色魔と呼ばれるモンスターが生息する。


クリア条件

共存共栄な世界構築


難易度 10段階で8


とか言う内容の黒い文が目の前に浮き上がった。

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