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序章2

おっと。俺の番か。


マコトから聞いてるな?俺は雄二。あのアホが話を途中でほったらかしにしやがったから、続きを話すとしよう。



で、その老人というのはどうやら俺達と同じ「転移者」だったようだ。


俺達を家に住まわせてくれた老人(これから師匠と呼ぶ)はこの世界での生き方を教えてくれた。


つまり、戦い方だ。フランチェスカに通ってた頃は想像もしなかった。まさか俺達が少年漫画のような戦いをするなんて。


そして、俺は兵法も教えてもらった。師匠曰く、俺には文の才能が、マコトには武の才能があったようだ。


その世界では、3年暮らした。2年目の中ごろに師匠は逝ってしまった。彼の家を継いだ俺達は、何でも屋のような事を始めた。俺が頭脳労働で、マコトが肉体労働。二人で何かをするときはいつもこの分担だった。今も昔も。


そして、1回目の転移と同じ日。四月のある日。俺達は住んでる町の町長に依頼され、この辺りで幅を利かせる盗賊連中の討伐に向かっていた。駄弁りながら奴らの住処に向かう俺達をあの頭痛が襲った。その後の展開は、3年前とまったく同じだ。気絶して、目を覚ましたら見覚えのない景色が広がっていた。

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