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悠久のフォルトゥーナ  作者: 卜部祐一郎@卜部紀一
第二章 『氷刃』
27/43

(25) - 殺意の行く先

 かくして、俺は走り出す。


 タイタンは、未だ暴れ続けている。盛大に砂塵を舞い散らせながら、右に左にと、人の波を吹き飛ばしていく。

 ――もっとも、その攻撃が一人一人を吹き飛ばしているのが、まだ幸いだった。

 吹き飛ばしているせいで、次々にターゲットを換えており、一人に絞って攻撃されることはない。そのため、まだ死者はないようだった。

 ……少なくとも、騎士側は、だが。暗殺者側については、パーティを組んでいないため、そのヒットポイントがどれほどなのかはまるで見当もつかない。


 見るに、一撃を受けたその大半が、恐ろしいほどにヒットポイントを削られている。まったくもって、出鱈目な攻撃力である。

 ――恐らく、もって二発。それ以上は、俺のヒットポイントがもたないだろう。

 背筋が凍る。猶予は二発。たった二発だ。賭けにしても、あまりに分が悪すぎる。

 モンスターの攻撃を避ける、などと簡単に言ったところで、それは至難の業だ。単なるアクションゲームとは違う。それはいわば、ボクサーのパンチを至近距離で避け続けろ、と言われているのとほぼ同義だ。


(……だが、やらなきゃならない)

 リンも、シノブ姉も。何もかもを守るには、俺がやるしか方法はない。


 また一人、と吹き飛ばし終えたタイタンは、ぎらり、と次のターゲットへ視線を巡らせた。

 その視線の先にいるのは――未だ動けずにいる、シノブ姉。

「……!」

 背筋が凍る。

 アサシンの防御力は、総じて低い。そして今シノブ姉は、恐らくかなりヒットポイントを削られているはずだ。一撃だって、あるいはもたないかもしれない。

「させるか……!」

 それだけは――絶対に!


 全力で踏み込む。俺の中で限界まで高められた速力値アジリティが、あらゆる景色を置き去りに、体を前へと疾駆させた。

「らああああぁっ!!」

 振り下ろされる、巨木よりもなお太い石の腕に、全力で一閃する。

 硬い感触。恐らく、大したダメージではない。だがそれでも、軌道を変更させることに成功して、石の腕はシノブ姉のすぐ隣の地面を大きく穿った。


 さらに横に跳んで、背後を取る。

 ぎらり、とタイタンの蒼い双眸が、俺の方へと振り返った。恐らく今の一撃で、ターゲットは俺の方へと移ったはずだ。

(これでよし……)

 俺の位置は、タイタンを挟んでシノブ姉の逆側だ。ターゲットが俺に限り、シノブ姉がターゲットにされることも、攻撃に巻き込まれることもない。


 ふと、モンスターを挟んだ向こう側、唖然とした表情の少女と目線が合う。

 蒼い瞳。アイスブルーの髪。そして、懐かしいその顔、表情、仕草。その全てに、思わず郷愁が沸き起こるが……その全てを振り払って、ただ叫んだ。

「早く! 今のうちに、早く逃げろ!」

「……っ!」

 彼女の目に浮かんだのは、深い戸惑いだった。


 本当は、全てを聞きたかった。

 俺の名前を呼んだ理由。戸惑いの理由。そして、暗殺者だなんてやってる理由も。

 だが、今眼前にある強敵タイタンは、きっと俺の集中が途切れたその瞬間、この命を狩りにくるに間違いなかった。

 ――俺に、今出来ることは。全員が逃げる時間を稼ぐという、ただそれだけだ。


「グ……ルァッ!」

 ごう、と唸りを上げて、石の巨拳が肉薄する。

 タイタンの持つ各種攻撃の中で、もっとも単純な『拳振りおろし』。その圧倒的な質量は、とてもではないが剣一本で受け切ることなど不可能だ。

 俺は深く身をかがめ、その軌道の内側をくぐる。股下へ抜きながら、足元へと一閃。

 がり、という鈍い音と共に、その石の体がわずかに欠けた。


(……ダメか……!)

 まるで手応えがない。

 力や技というよりも、むしろ武器の問題だ。奴のヒットポイントを削り切るよりも前に、こちらの剣が確実に折れる。

 もし、ダメージを与えられるとすれば――。

(クリティカルだけ、か……)


 クリティカルヒット。特定の部位に、特定の攻撃を発生させることで、防御力を無視した特大ダメージを与えることが出来る。

 だが、『タイタン』のクリティカル位置は背中。しかも一撃ではなく、何度も何度も攻撃を加えることで封印が解かれ、ようやくクリティカルが与えられる。

(難しいな……)

 出来ないことはないかもしれないが――回避に集中することに比べれば、遥かに生存率は下がるだろう。そして、クリティカルをこじ開けるまで、武器がもつのかも分からなかった。


 背後に跳躍し、再び正面に戻る。だがまるでその動きに合わせるように、石の巨拳が、恐ろしいまでの速度で下段から振り上げられた。

「――ッ!」

 ステップ。横に数センチずらした体のすぐ隣を、土煙りを上げながら巨拳が通過していく。

 冷や汗が背を伝う。『タイタン』は、その巨体に似合わない機敏さで、俺を殺傷せんとさらに肉薄した。振り上げられた拳を包むように、もう一つの手が振り上げられる。


(叩きつけ……!)

 両腕で地面に叩きつける。タイタンを含む巨人系において、もっとも警戒すべき行動だ。

 単純なその威力もさることなら、問題になるのは『震動クエイク』である。揺れる地面に足を捉えられれば、次の一撃を確実にもらうことになる。


 俺はバックステップして、全力で宙へと跳躍。それとほぼ同じタイミングで、タイタンの両腕が、全力で地面に叩きつけられた。

 そして、大質量を地面に叩きつける轟音と同時、地面が激しく脈動した。

 しかし、宙に飛んでいる俺にまで、その影響は及ぼされない。

(よし……!)


 地面に着地しつつ、心中でほっと一息をついた。

 タイミングを見極めてさえいれば、避けることは難しくない。問題は、冷静でいられ続けるかどうか。

(そうだ。冷静に……冷静に……!)

 改めて、剣を握りしめる。

(俺は生き残る。……絶対に生き残ってやる!)

 そして、眼前へと視線を向けて――俺は、思わず驚愕した。


「シノブ姉!?」

 シノブ姉が、タイタンの背後、ナイフを手に跳躍していた。

(攻撃する気か!?)

 確かにタイタンは今、叩きつけによる硬直を受けていた。完全なる無防備――だが、無謀だ。

 相手はモンスター、それもあの『タイタン』なのだ。ナイフの一発二発、たとえスキルアーツであったにせよ、致命傷を与えることは難しい。


「やめろ……っ!!」

 思わず叫ぶ。だが、それももう遅い。

 ナイフが紫の光を帯び――そして、鮮やかな軌跡を残しながら、『タイタン』の背中へと突き立った。


「グオオオオオオォォッ!!!」


 獣のような叫び声。スキルアーツの威力は、先の俺の斬撃の比ではない。

 与えられた確かなダメージは――その標的を変化させる。


 ゴゥッ、という風を吹き散らす轟音。

 石の巨拳が、まるで風のような速度で、シノブ姉へと直撃した。

「シノブ姉――――っ!!」

 彼女の体が、宙空へと跳ね飛ばされる。それを追って、俺はただ跳躍した。

 駆け巡る悪寒。

 目の前で死んだ少女がいた。目の前で、リザードに喰い潰された、命たちがあった。俺達の手で埋葬した、物言わぬ骸たちがあった。


 シノブ姉が、そうなるのだ、と。

(嫌だ……嫌だ、嫌だ!)

 冷たい戦慄が背筋を駆け巡る。否定する。そんなことはありえない。あってはならない!

 途中で、タイタンの雄叫びのようなものが聞こえた気がした。その一撃が、俺の背を掠めたような気もした。――だが、そんなことなど、至極どうでもよかった。

 シノブ姉の体が、地面に二度、三度とバウンドして、砂煙を上げながら制止した。


「シノブ姉……シノブ姉!!」

 叫びながら、手元のインターフェースを高速で起動させる。

 出現させた赤い小瓶を手に、彼女の細い体を抱き起した。

(生きてる……まだ生きてる!)

 息も絶え絶え、といった風だが、それでも彼女は生きていた。

 ヒットポイントは分からない。今すぐパーティを組んで確認したい気分だったが、ともあれ、手元の液体を彼女の口元に押し当てた。


「飲んで! 早く!」

 声が、届いたかどうかは分からない。

 ただ、シノブ姉は小さな呻きを上げながら、赤い液体を口に含んでいく。

 回復ポーションを最後の一滴まで流し込んで――「がはっ」と彼女は大きく咳込んだ。


「……良かった……」

 生きてる。彼女は生きている。

 深い安堵に、思わず力が抜ける。そして、ごんっ、という強い震動が、周囲の大地を震わせた。


 それは足音だった。人など比べもつかない大質量――すなわち『タイタン』による。

(タイタン……)

 瞬間、俺の中に巻き起こったのは――今まで一度たりと感じたこともないほどの、深い、ただ深い怒りだった。

 奴らは全てを奪っていく。シノブ姉も、リンも、シルファも、何もかも、分別もなく殺し尽くしていく。怪物モンスターというその概念……ただそれが、今俺は、何よりも憎かった。


 そっと、シノブ姉を地面へと寝かせた。

 立ち上がり、そして剣を握る。

「……殺してやる」


 ぽつりと呟いた言葉から、少しずつ、少しずつ、俺の胸を粘性の感情が浸食していく。

 ――思い出せるのは、「殺せ」といった男の言葉。

 俺は男を殺さなかった。殺したくなかった。殺すべきではないと思った。だけれど……目の前のこいつは、ただ殺したくてたまらなかった。


 剣を構える。渦巻く殺意は、ただ胸を熱く、そして頭を急速に冷却化していく。

 ただ生き残る、などという選択肢は、もはや露ほどにも俺の頭に残っていなかった。あるのはただ、純化された殺意だけ。

 俺は、言葉もなく、疾走を開始した。


 かなり離れていたはずのタイタンとの俺の距離は、ほとんどないにも等しかった。

 俺を追いかけていた間にも、何度かターゲットを移していたのだろう。そうでなければ、とっくの前に追いつかれていたに違いない。

 奴の動きは、それほどに機敏だった。

 再び俺にターゲットを移した石の巨人は、疾風のような速度で、その腕を振りおろしてくる。――だが。


(……遅い)

 怒りが、殺意が、俺のステータスにすら変化を与えていたのだろうか。

 その一撃すらも、俺はスローモーションに感じていた。


 股から背後へ抜け、そして背中へと剣を突き刺した。

 クリティカルポイント。寸分のずれもなく、狙った箇所へ命中した剣を、俺はまた素早く引き戻す。大したダメージではない。突き立ったわけではなく、ただ少し欠けた程度。

 ――だがそれも、俺の心にわずかな小波を立てることすらなかった。

 振りかえりざまに放たれた巨人の裏拳も、ほんの数ミリほどの誤差で、俺はかがんで避けてみせる。わずかに鮮血が宙を舞った。

 そして背後に回っては、クリティカルポイントへの突きを繰り返す。


 ただ、その繰り返し。

 避けて、当てて、避けて、当てる。

 殺意によって冷却化された思考は、機械のように冷徹に、同じ作業を繰り返す。

 かわしきれない巨拳が、ラリアットが、踏みつけが、俺の体を掠めては抉っていく。だがその痛みすらも無視して、俺は、ただひたすら剣を振りおろし続けた。


 ――そして、一体どれほどの時間が経ったのか。

 ギンッ、という確かな感触。何十回という攻撃の果て、背中の一部が、崩れ落ちるように割れた。ぼろぼろと崩れ落ちて……そしてその向こう、青い刻印がその姿を晒す。

(もらった――!)

 クリティカルポイント。あれを貫ければ――。

 だが。

 そう思った俺の目に飛び込んできたのは……手に持った騎士剣がひび割れて、無数の破片へと還るその様だった。


「なっ……!」

 武器破壊ウェポンブロークン。武器の耐久度がゼロになり、破壊されてしまうという現象。

 恐らく、今の一撃が、この剣の耐久度を削り切ったのだろう。

 どれほどの力があっても、速さがあっても、剣がなければどうしようもない。俺の剣は、こいつの心臓にとどかなかった。

「あ――」

 剣が、砕け散る。無数の破片となった刀身は、虚空に溶けて――その掴もまた、青い粒子となって消え去った。

 俺の手の中から、質量が消失する。


「……あ」

 目を見開けば。……目の前の蒼い刻印が、いつしかバチバチという紫電を放っていた。

 光を帯びていく。これは恐らく……クリティカルポイントが剥き出しになったことによる、自動防衛機能の発動だ。かつて一度、こいつを倒した時に、直撃した記憶がある。

 その時は……三次クラスであり、かなりの体力があったはずの俺を、一撃で死亡へと追いやるほどの威力を持っていた。

 なら――今は?


「……ッ!」

 歯を食いしばる。呆然としていた意識を呼びもどす。

 もう避けられないということは分かっていた。防衛機能は、周囲数メートルに対して、円形状に効果をもたらす。どう足掻いても、避けることは不可能だ。

 そして俺の剣も、もう砕けてしまった。頼みの綱も、もはやない。

 全て、希望は断たれている。


 ……だがまだ死ぬわけにはいかない。

 まだこいつは生きている。トドメを刺さなければ、また、リンやシノブ姉たちに、こいつは牙をむくだろう。

(何か、何か無いのか……!)

 ひたすら手を伸ばす。ただ、こいつの心臓を、刺し貫くための刃を求めて。

「あっ――」

 目に留まったのは……一本の短剣だった。

 それは、そう。シノブ姉が投擲し、タイタンの背に刺さったままの――。


「っ……ああああああああああっ!!!」


 死の淵。紫電が迸る。

 俺はその蒼印に――引き抜いたナイフを、全力で叩きつけた。

 殺意すべてを叩きつけるように。絶叫し、叩きつけ、叩きつけ、叩きつける。

 必ず仕留める。こいつを、必ず仕留めて見せる。たとえ、俺の命と引き換えにしたとしても。


 ――必ず生き残れ。これは命令だ。


「……あ」

 不意に、思い浮かんだ言葉。

 それは別れ際、リンの言った言葉。


(ダメだ……っ!)

 振り絞る。死んではダメだ。死んではダメだ……!

 シルファが待っている。リンが死ぬなと言った。そしてシノブ姉に、俺はまだ聞きたいことが残っている!

 なら――死ぬわけには、いかない。

(死にたく……ない!)

 呻く。叫ぶ。足掻く。


 俺は――生きたい。

 たとえ、もう帰ることが出来なかったとしても。

 たとえ、愛した全ての人間が、俺のことを忘れ去っていたとしても。

 リンがいた。シルファがいた。ミミさんがいた。

 そして……シノブ姉も、また。


 なら――俺は、生きて……彼女たちの元へ帰りたい。


「うああああああああああああっ!!!」


 バヂヂヂヂヂヂッ!! という激しい音が迸る。

 生か、死か。

 その狭間で――俺は。


 誰かの声を、遠くに聞いたような気がして。


「……!?」

 不意に、短剣が、眩いばかりの銀光を放った。

 紫電の光を反射したのか。

 あるいは、シノブ姉のスキルアーツが、まだ残っていたのか。

 眩い、全てを埋め尽くすような閃光が、周囲を満たし――。


 銀色の光が収まったとき……その蒼い印から、光は消え去っていた。

 ずうん、という音を立てて、石の巨体が地面に落下する。

 腕が、足が、体を成していたパーツがひとつひとつ、重い音を立てて地面に落下していく。体も、そして頭すらも地面に落下して……。

 ひとつ……またひとつと、青い粒子が空へ昇って行く。


「勝っ……た?」

 それは――死だった。

 タイタンという、命を喰らい尽くすために生まれたモンスターの、ひとつの終わりだ。

 呆然と、手にもっていたナイフを地面に落とす。そしてそのナイフも、甲高い音を立てて破片となり、空へ昇る蒼い粒子の一部として、虚空へ溶けてゆく。

 俺はただ呆然と、その様を、タイタンの終わりを見つめていた。


 そして、不意に、地面に落下したままの巨石の首と、目が合った。


「イ……レ、ギュラー……」


「……え?」

 ――それは、声だった。

 巨人の蒼い双眸は、いつしか深紅に染まり、俺を見つめている。


「メ……ガミ……ウラ、ギリ……」


 イレギュラー。女神。裏切り。

(裏切り……?)

 それは、ただ単語にしか聞こえない。文としての形をもたず、何の意味も読みとれそうになかった。

 一体、何を言わんとしているのか。しかし問う間も、思案する間もなく――その首もまた、青い粒子となって虚空に消えていった。


「一体……どういう……」

 ――と、思考を巡らせようとして。

 それすらも待たず、俺の体は地面に崩れ落ちた。

「あ……」

 力が入らない。体は鉛のようだった。まるで、自分の体とすら思えないほどに


 視界の端にあるヒットポイントのバーを見れば、ほんのわずか、一ミリ程度しか残っていなかった。

(なんだ……結構、ギリギリだったんだな……)

 呆然と、そんなことを思う。

「カナメ……!」

 遠くから、リンの声が聞こえた。


 俺は、目を瞑る。

 思いを馳せるのは、リンのこと、シノブ姉のこと、そしてシルファのこと。

(生きてる……俺は……生きてる)

 そう――生きてる。

 だから……今は、帰ろう。


 閉じる瞼の、その裏で。

 たゆたう銀色の夢に、深く、深く落ちていった。

2/10 内容を大きく変更しました。それに伴い、22~25話まで大きく変更されています。

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