第二章 登場人物紹介
こんにちわ、久々の更新です……が! 登場人物紹介デス。
本編じゃなくてスミマセン。一応、今日中に更新予定です。
※本項目の中では便宜上、カナメが元居た世界を『元世界』、カナメが現在放り込まれている世界を『現世界』と形容しています※
◆あらすじ
自らがトッププレイヤーでもあった、『オーリオウル・オンライン』の中で目覚めたカナメ。
しかしその中にあったのは、ゲームではない……間違いなく現実そのものだった。
この世界で死ねば、待っているのは本物の死。
凄惨な現実を目の前に、しかしこの世界からの脱出は、どう足掻いても不可能だった。
もう戻れない、幸せな日々。
慟哭の中……カナメは、この世界で生きることを決断する。
◆第一章までの主要登場人物
・カナメ
本名は千堂要。かつて『オーリオウル・オンライン』においてはトッププレイヤーの一角と言われていた。ある日突然この世界、『フォルトゥーナ』へと迷い込む。
リンやミミ、マスターらとは知り合いであったが、彼らはカナメのことを覚えていない。
以前の世界へ戻れないことを悟り、この世界で生きることを決断する。
容姿は蒼い髪とブラウンの瞳。顔立ちは比較的整っている。
前世界におけるクラスは『バーサーカー』+『剣聖』。現世界におけるクラスは『平民』。
・リン
前世界における『銀楯の聖槍』のギルドマスターであった女性。本名は草壁真琴。現世界では騎士団『銀盾の聖槍』の一員にして、カリス支部第二中隊長。本名リーンディア・エレクトハイム。
言葉は男口調に近いが、情に篤く単純な性格。公明正大であり、誰よりも騎士という仕事に誇りを持っている。いわゆる生徒会長タイプ。
カナメとは前世界で想いを寄せていたが、現世界では完全に忘れている。カリス支部の中でも指折りの実力者であるが、ジェネラルリザード二匹にはほとんど太刀打ちできなかった。
容姿は黒い髪をポニーテールで纏めている。和風な顔立ちだが、衣服は基本的に青と白の騎士服。
前世界におけるクラスは『ロードナイト』+『アギト』。現世界におけるクラスは『ナイト』+『ブレーダー』。
・シルファ
カナメとリンが成り行きで助けた奴隷の少女。
モンスターの襲撃により、フォリアという最愛の姉を失っており、その衝撃は未だ癒えているわけではない。
しかしカナメに救われたことへの恩義は感じており、彼の優しさに触れ、受け入れた。
奴隷という運命を背負わされながらも懸命に生きており、屈託のない、心優しい性格。これは恐らく姉による教育(?)の賜物と思われる。
容姿は銀色の髪にスカイブルーの瞳を持つ。奴隷であるため少し恰好はみすぼらしい。
クラスは『奴隷』。
・シノブ
前世界において、主人公にとっての姉代わりであった女性。カナメを『オーリオウル・オンライン』に引きこんだ張本人。
髪はアイスブルーのショートヘア、瞳は瑠璃色。
群れるのを嫌い、シノブを巻きこんでギルドに入ることを拒否していた。
マイペースかつ天然で、人の名前を覚えるのが苦手。通称ハイパーニートで、カナメが家に来た時以外はベッドから脱出しない。カナメに依存していると自分で評している。
幼いころからカナメに想いを寄せていたが、伝わることはなかった。
前世界でのクラスは『シャドウブラッド』+『シノビ』。ヘイト管理の達人。
・ユーリ
かつてカナメがいた世界で、『銀楯の聖槍』の一員であった人物。彼の心に深く刻まれている。
髪の色はピンクと赤の中間(朱色:ヴァーミリオン)。目の色はエメラルドグリーン。
前世界においては、サーバー内でもトップクラスの実力を持つメイジ(魔法使い)であり、超レアクラスである『スペルマスター』を誰よりも早く取得した。本名は藤堂京子。
よくリンとカナメの仲をからかっていたが、一方で彼女自身もカナメに惹かれていた。
最年長らしく、暴走しがちなメンバーにブレーキをかける役目も担っていた。
前世界でのクラスは『スペルマスター』もしくは『ウロボロス』+『ハンター』。
・ライ
ライリッヒ。前世界の『銀楯の聖槍』のサブマスターであった人物。カナメの親友。
金髪碧眼。美少年と形容される細面の少年。
天才的なプレイヤースキルを持つヒーラーであると同時、前線で戦えるステータスをも合わせもっていた。人づきあいがよく、カナメともすぐに打ち解けた。毒舌だが嫌味ではない。
頭の回転が早く冷静で、策士・軍師としても頼られていた。
カナメが女性陣に言い寄られている場面では大抵爆笑している。
前世界でのクラスは『パラディン』+『アナスターシャ』。
・マスター
本名不詳。交易都市カリスの路地裏で『風見鶏亭』を営む店主。前世界では数少ないカナメの行きつけの店で、店主とも顔なじみだった。今世界でもその腕は衰えていない。
ぶっきらぼうであるが根はやさしく、行き倒れに飯を与えることも。
金色の髪と黒い肌を持つ。カナメ曰く「アフリカン」。
◆第二章登場人物(順次追加)
・マグディウス・ヴィクトール
騎士団『銀楯の聖槍』団長。生ける伝説とすら評される、『黒の獣』の通称を持つ魔法使い。
七つの騎士勲章と騎士勲爵位を持ちながら、男爵位などの爵位授与を全て断り続けている。
長く黒い髪と、仄暗い色のローブを羽織っているのが特徴。眼の色は栗色。
王国に住まう全ての騎士にとっての憧れであるが、本人には自覚がない。
ある事故により魔力の大半を失ったと言われている。
選王侯の一人であるストレイハイム公爵の嫡男。クラスは不明。
・エレノーア・マードラー
騎士団『銀楯の聖槍』カリス支部支部長。大隊長位。二つの騎士勲章と騎士勲爵位を持つ。
「氷の女」とすら評される冷徹な手腕を持つ。
作中でもかなりの良識人であり、同時にかなりの苦労人でもある。
灰色の髪とアイスブルーの瞳を持つ。
マグディウスとは古くからの知り合いらしい。クラスは不明。
・クラウス・ジーグルト
騎士団『銀楯の聖槍』カリス支部第一中隊長。大隊長に次ぐ支部の中心的人物。
いかめしい全身鎧に身を包んだ大男。その装備の割には俊敏。
典型的な武人気質であり、第一部隊の結束力はカリス支部の中でも高いレベルに位置する。
黒に近い深緑色の髪と、頬に傷痕を持つのが特徴。だが基本的に兜を被っているため、知る者は少ない。個人技ではリンとほぼ互角、ないしリンにやや劣る。
クラスは『ディフェンダー』。
・ウルキオ・ラヴィニヨール
騎士団『銀楯の聖槍』カリス支部第二中隊所属。リンの部下。
リンの信奉者でもあり、かなりの実力者でありながら、彼女に最大限の忠誠を誓っている。
そのせいか、どうやらカナメを敵対視しているらしく……?
しかし第二中隊のことを家族のように思っており、仲間意識は極めて強い。
クラスは『ディフェンダー』。
・サンクレア・ファジーニール
騎士団『銀楯の聖槍』カリス支部第二中隊所属。リンの部下であり、幼馴染。
リンにとって最大の理解者でもあり、陰ながら彼女を支える。
さばさばした性格で、人(標的は主にリン)をからかうのが趣味。部隊のお姉さん的存在。
ヒーラーとしての腕前は一流。
クラスは『プリースト』。
・トレイア・ゴート
騎士団『銀楯の聖槍』カリス支部第二中隊所属。リンの部下である救護班のメイジ。
部下や後輩の面倒見がよく、また戦場においては比較的冷静な性格。
スキル構成は回復魔法寄りだが、他の攻撃系魔法も少しは習得している。
クラスは『メイジ』。
ペンネーム、変えました。
まあこれといった心境の変化というわけではないんですが……。ええ、まあ、漢字が使いたくなったとかいうしょーもない理由なんですがええ!
というわけで、改めまして卜部祐一郎です。
名乗り慣れてませんが、よろしくお願いします。
そして速攻で第二章のタイトルが変更になりました。僕もビックリだ!自分の優柔不断さにネ!! この物語最大のヘタレは作者というオチ。
とりあえず前章の予告は、まだそのまま残しておこうと思います。
本編第二章一話目、今日中に更新予定です!