初登校
マイページから自分の書いた文が見えないのはなぜだろう。初めてなのでシステムがよくわからない。
ということで1話目(プロローグを入れると2話目)です
学校に着くと天音とハナビシは自分たちの教室、1年2組へと向かった
噂によると特に優劣でクラスを決めたわけではなく、戦力が1組と2組で同等になるように振り分けたそうだ
大きい学校からなのか1クラス50人と、少し人数が多い
そうこうしてるうちに天音とハナビシは教室につき、ドアを開けた
「「二人ともおはよう!」」
同時に二つの声が聞こえてくる
1つ目の声は明るく元気な声
2つ目の声は、優しく透き通る声
元気な声の主は 日頼
優しい声の主は 桜花
この二人も天音、ハナビシの二人と同じく中学からの友達だそうだ
元気っ子はショートカットというイメージがあるかもしれないが、日頼はロングヘア、桜花はショートカットである
人それぞれ、似合う髪型がある
「3人は朝ごはん何食べた?」
いつも天音は先に別の話をしているようだが、今日は1時間目から4時間目まで体力測定なので、朝ごはんのことがいつもより気になっている様子だった
「私は、白米に味噌汁かな」
「俺はだな、唐揚げと白米」
「うーんとね、トマトスープとパンだよ!」
一人だけ朝から胃が重くなるようなメニューだ
「ハナは朝から唐揚げって大丈夫?」
「まあ、若いからなんともない」
ハナビシが得意そうに微笑んだ
他愛もない話をしているとあっという間にHRの時間になり、担任の先生が教室に入ってきた
「皆んな席についてくださいね。HRを始めます」
先生がゆっくりと教卓につく
「昨日のHRにいなかった人、改めてよろしくお願いします。 「鷹汐詠都」といいます。字は黒板に書いた通り」
かなり淡々と話していく
先生の服装は、黒のワイシャツに白のネクタイ、黒のズボンに黒のブーツ、メガネは多分伊達メガネ、そして髪色は、白色と、ほとんどが白と黒で色が少ない
「昨日は、時間がなかったので自己紹介をすることができませんでした。今日も時間が取れそうにないので、自己紹介シートを放課後までに書いて、私の机の上に置いといてください」
「今日の日程は、1〜4時間目まで体力測定です。
昼は3時間目の後、5〜6時間目は、ギルドやパーティーについて,教官から話を聞きます。質問はそこでしてください。
「それでは、HRを終わります。ありがとうございました」
「「ありがとうございました」」
生徒一同が挨拶をする
授業の始まりは、8時45分からのよう
少し時間があるので皆、ゆっくりと体育館・グラウンドへ向かった
授業が開始
「何を隠そう私が体育教師です」
HRのときは淡々としていた先生だったが、いきなり元気になったので、皆少し驚いている
「とりあえず体操後に、50メートル走からね。
朝からきついかもしれないけどこれも、実力のうちってことで」
体操後、先生の指示で4人ずつレーンに着く
「それじゃあ最初の4人、スタート!」
初めの4人は全員7秒台だった、早いと言えるだろう。
次の4人も7秒台、後続も期待できそうだ
*
そして全員の50メートル走が終わった
天音のタイムは8秒台、ハナビシはもう少しで6秒台に行けるところだった
桜花は8秒台、日頼は6秒台、元気っ子は強い
「7秒台と8秒台がちょうど半分くらいだね、9秒台の人はもう少し運動しような。それじゃあ次も頑張ってね」
*
3時間目までが終わり昼食タイム
いつものメンバーの4人で食べることになった
「はい、皆さん。昼食に何をチョイスしましたか?」
天音が3人に問う
「私は塩のおにぎりとサラダ」
「俺は、安定の肉」
「私はね、フルーツです!」
日頼は補給食を食べながら体力測定をしていたので、フルーツだけらしい
「日頼は何か、家でトレーニングをしているの?」
天音が参考程度に聞く
「体力測定とか記録会の一月前くらいから、マシーンとかで鍛えてる!
あっ、でも普段から運動はしてるからね?」
「日頼ちゃんは偉いね。私はモチベーションが続かないんだ。」
やる気に関しても十人十色だ
「天音と桜花は運動しろ」
ハナビシが少し毒を吐く
「「うわ、こいつ」」
両者言葉が被る
「まあ、それはさておき、体力測定が早めに終わったらか4時間目は身体測定だってさ。
女子二人は体重いくつ?」
ハナビシが、女子にあまりしない方がいい質問もした
「中学3年の冬に測った時は、40kg後半だったよね」
「そうだね!」
あまり体重は気にしていない様子だった
*
そして4時間目の身体測定
人数が多いために、前半組と後半組に分かれた
今回は名簿順でなく、測定場に来た順で測定が開始されていく。天音たちは前半組となった
「それじゃあ測定を開始してください」
先生の言葉と共に皆、一斉に測定をしていく
今は、昔みたいに身長計や体重計に乗る必要はない。
測定ボックスに入って1分待つだけで測定が完了する
「終わった人から教室に帰っていいからね」
4人の測定が完了
〜道中にて〜
「はい、えーと。私の身長体重は175センチ、65㎏でした。」
「私は165センチ、50kg」
「私は、169センチ、52kg!」
「俺は、179センチ、69kgでした」
「「「のびたねー」」」
この4人の中で一番背が高いのは、ハナビシとなった
「マウント取ると私、6秒台ですから!」
「身長気にしてる?50メートル走はほんとに悔しい」
マウントでまあまあダメージが入ったようだ
少し遠回りをしながら教室へと戻ってゆく
ストーリーは面白くなっている "はずです"
自分でも見やすいように空白をたくさん入れました。