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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ヌーヴォー・アヴェニール  新しき未来 シリーズ

ヌーヴォー・アヴェニール 令嬢、破顔する! 序章 改 

作者: 龍槍 椀

前章です。 序章です。 先ずは舞台をつくりませう。



 ハンダイ龍王国  国都シンダイ 中央に聳え立つ王城を中心にした円形の”城塞都市”。 中央部が高く、周辺部に行くほど低い立地だった。国民は朝日に、夕日に照らし出される、強大な王城を誇りにおもって見上げている。


 王城の四方に門が聳える。 許しを得ない何人も場内に通さぬ、鉄壁の門だった。 その門を護るのが、四龍大公家。 ハンダイ龍王国の国王の血の色の濃い係累。


 彼らは、その居を王城の城壁の中に構え、四つの門を護る。 


 王城はその中心にあった。 街ゆく人々が仰ぎ見る尖塔は、この王城の物であり、ハンダイ国王一家の住まう場所であった。白亜の壁に青緑色の屋根が、遠くからでも良く見える。それはそれは美しい城であった。


 この国には、秘密があった。他国の様に魔物に ”それ程”脅かされず、豊かなな土地を、山を、森を、川を有するのには、理由があった。 国王経験者、王妃経験者、次代の王の婚約者 以外、厳重に立入りが制限されている【 降臨の間 】があり、其処に天龍が降臨する。


 代々のハンダイ龍王国 国王は強い龍印を持ち、天龍と治世の契約を更新する。 また、王妃は天龍と国王を取り次ぐ巫女としての役割を持つ。 その王妃もまた、龍印を要求され、龍印を持たず、「古代キリル語」を解さない者は、天龍との意思の疎通は不可能だった。


 また、強い龍印を持たないと、契約を履行が出来ぬ為、王妃の選定の基準は、「龍印」と、「その強さ」が求められる。 強ければ強い程、天龍と深く交わりを持ち、意思の疎通が上手行く。


 龍印と、龍に関する取り決めは、王家以外には、秘匿されており、十分な理解を持つ者、国王とその妃の階位にあった者達。 現在は国王、王妃、王太后の三名 



 大切な契約の内容は、「龍の穢れ」を払う事。



 王家には、天龍と治世と、国の安寧を保障する契約を交わす”秘儀”があった。 国王、王妃、皇太后以外、厳重に立入りが制限されている 【 降臨の間 】があり、其処に天龍が限定大転移門を使用し降臨する。 故にこの秘儀を【 降龍祭 】と呼ぶ。


 王太子の婚約者は王位の継承を円滑に行う為、婚約者として立った場合、即、王家の秘儀に参加する。 秘儀は、国王、王妃、王太后 何れかの列席の元で何年にもわたる研鑽と習得が必要であった。 天龍の声を聴く為の必要な時間として、規定されていたからであった。


 四龍大公家は、龍印の力を持った国王の系譜 故に王国の最上位貴族としての役割をもち、王妃はこの四家より輩出される。 王太子、王女、大公家の者達は、龍印の存在は知っているが、詳細を知らない。王家の秘儀については、何も知らされていない。


 王女は四龍大公家に降嫁し、その血を絶やさぬように護る。よって王位継承権はない。王位を継承しなかった王太子は四龍王家の何れかに与力する。国王が早逝し王位が空位になった場合、速やかにその地位を埋める為の処置であり、彼らの王族の籍は残る。 四龍大公家はこれを護り育てる。




*************




 先々代の国王には5人の王女がいた、長女より四龍大公家に降嫁し、それぞれが子をなした。 五女は生来の天真爛漫ぼうじゃくぶじんさから、四龍大公家のどの家からも嫁にもらい受ける事を断られている。 


 黒龍大公家六男は内政を司る家に生まれたが。末息子の為か、周囲から期待もされず育ったため、騎士団に入団。 辺境を回る。 王都シンダイの王城の家にたまたま戻っていた時に、五女と庭であう。 姿は可憐な彼女は、活発なお転婆娘で、その日も宮中の淑女としての礼法の授業を抜け出し、走り回っていた。 その姿に好ましい物を感じた六男は彼女と一緒に遊んであげる。 


 そんな日常に、激震が走る。 黒龍大公家に繋がる係累の一部に金銭的醜聞スキャンダルが発生。 不正を嫌う先々代が激怒し、黒龍大公家にその責を問う。 黒龍大公家が取った断罪は、不正を行った係累の家々の一門より離脱、爵位の降下。 実際に事を成した当事者達の処刑。 また、監督責任を取る為、黒龍大公家の継承権を持つ者を一人 貴族籍から離脱させ、庶民に落とすと云うものだった。 


 苦肉の策でもある。 金線的醜聞スキャンダルとはいっても、私腹を肥やしていたのは数人、あとは、不足気味の龍王国予算の補填に回していたからだった。黒龍大公家は内政の大部分を背負っており、彼等が居なければ、国務は滞る。 よって、現在国務についている者を救うためには、一人犠牲スケープゴートを払う必要があった。


 白羽の矢が立ったのは、六男。 内務寮勤めでなく、近衛親衛騎士団に属し、現在は特別辺境監視、辺境巡察隊に所属。 内務とは関係のない仕事をしている。 黒龍大公家としては、一番切り離しやすい息子でもあった。 任地から帰り、国王五女とお茶会をしている処に、当主がやって来て、彼に因果を含める。


 あっさりと承諾。 もともと、貴族の生活やその気位の高さを嫌悪していたうえ、辺境での貴族の横暴が目に余っていた。 ”未練はないよ”との言葉と共に、貴族籍離脱を了承。 近衛親衛騎士団も除籍となる為、国都における彼の地位は抹消された。 黒龍大公は、六男を不憫には思ったが、これ以外、国王陛下の怒りを収める術はなく、泣く泣く切り離した。 


 黒龍大公は、六男に今まで通り、王都の屋敷に住むように言葉を重ねたが、六男はこれを笑って拒絶。 たんに、”示しが付きませんから” と言い、兄達に頼み込み、大々的な貴族籍離脱の断罪を王城北門で行ってもらう。旅装一つ、持ちなれた家の紋章の入った武器を手に、王城から、そして、王都からも旅立って行った。


 政を司る他の龍大公家も果断な判断と刑罰に理解を示し、国王陛下に慈悲と嘆願の口添えをした。 黒龍大公家はこれで許され、係累を離れたと云え、各家も元の爵位に戻され、職務に復帰した。 問題の私腹を肥やしていた数家は、そのまま ”おとりつぶし”に成ったが、全て収まる所に収まった。



―――――



 王家も、近習の大公家も、公爵家もほっと胸を撫でおろしたが、さらに問題が勃発した。六男を慕う王家の五女の姿が王城から消えたからだった。 天真爛漫で行動的、周囲に笑顔を振りまいていた彼女は、六男が王都追放となると聞いた時から塞ぎ込んでいた。 いよいよ明日、彼が居なくなると云う夜、侍女に久々の零れる様な笑顔を振りまき、楽し気にしていた。


 気がまぎれたかと、周囲の者は安堵したが、次の日、何時までも起きてこない五女に痺れを切らした侍女が彼女の居室にはいると、彼女の姿は無く、一葉の紙が置いてあった。曰く、




 ”探さないでください。 わたくしの事は、死んだと思ってください”




 とだけ、書かれていた。 王城内は大混乱に陥った。 国王陛下は混乱している者達に、”あれの好きにさせてやれ” とだけ言い、執務室に籠った。 陰で黒龍大公を呼び、密かに六男と連絡を取るように言う。 五女の行く先は、あの者が知っていると。 早速、手の者に六男を探させたが、居所が判ったのは、随分と後になってからの事だった。



*******



 六男と五女の行先が判ったのは、偶然からだった。 黒龍大公家に嫁いでいた王女は多産では有ったが、全て男児。 やはり一家には一人いる様な、変わり者も生まれていた。 強い龍印を持って生まれ、王立魔法学院でも屈指と呼ばれる程の才を持つまでに至った。この六男もまた、内務管轄では無く、軍務管轄の職に就いていた。


 今度は彼の部下がやらかした。 禁止されている龍印の解析と、魔力との関係性についての研究をしていたことがバレた。強い力を得ようと、研究していたが、上司の持つ、” 龍印 ”に興味を持ち、禁断の解析をしてしまった。 


 当然先代国王陛下は激怒。 赤龍大公もまた激怒。 当の者は即時解任の上処刑。 研究内容は廃棄とされる。魔法騎士団も当然処罰の対象となるが、そこは軍の要であるため、大規模な処罰は行えなかった。 苦笑いと、そこそこの覚悟を持って、来たのが、黒龍大公の六男。 赤龍大公にも彼の才能は愛され、可愛がられていたが、そこは仕事と割り切って、彼は奏上した。




 ”此度の責は私の一人に有ります。 罰を受けますので、魔法騎士団には御慈悲を承りたく存じます”




 赤龍大公は、黒龍大公と、王家の者達、国王陛下とも話し合い、これまた政治的、内務的、法務的『決着』を計る為。六男の貴族籍剥奪と王都追放が決められた。 先代国王もこれを許し、正義と法を護る為に、六男は在野の魔法師となって王都を去った。 


 先の六男と違うところは、彼には友人がたくさんおり、その中の一人、 エミール=バルデス辺境伯が、彼の棲家を用意した。 自領の片隅にある森の近くの隠居所を使えとの事だった。 それまでの過密な仕事から離れ、やっとゆっくりできると、友人の温情を受け取り、その隠居所に住まう事になった。 男の一人住まいは侘しかったが、近くに一軒の農家があり、其処の家族と交流が出来た。


 その家族には一人娘がおり、良く笑う、可愛い女性だった。 周囲にそれ程民家も無く、穀倉地帯からも離れている為、国の威光も小さく、とにかくのびのび暮らしていた。六男は持ち前の魔法の力で、近隣の医者の様になった。王都から流れて来たと云う男に最初は ”うさん臭げ”に見ていたが、領主の知り合いと言うことも有り、また、辺境では珍しい医者という側面もあり、恐々だが、それなりの付き合いになっていった。


 若い男女が居れば色恋沙汰もおこる。 近くの農家の娘が、なにくれとなく世話を焼いてくれている内に、温かい感情が双方に生まれ、やがて結ばれるようになる。 婚約式も結婚式も無かったが、農家の夫婦は喜んでくれた。 婚姻関係を決めたときに、その老夫婦から六男に送られた物があった。 宝珠と剣であった。 宝珠には見覚えのある紋章。 剣にも、もっと見覚えのある紋章が刻み込んであった。


 宝珠の紋章は王家の物、剣の紋章は黒龍大公家のものだった。 彼は言葉を失った。 しかし、もう彼には愛する者は一人しかいなかった。 自分の出自を妻に聞かれない様に、農家の夫婦に、彼等から受け取ったモノを、何処で手に入れたか聞いたところ、夫の方は彼を見知っていたと云い、笑った。



 「まだ、お前が、こんな小さいかった頃、抱いてあやしたんぞ? 俺の事は忘れたのか?」



 とても、妻には言えないと、六男は思い、この事実をひた隠しに隠した。


 何年か後、嬉しい知らせが有った。娘が生まれた。 可愛い子だった。 可愛がった。 うんと可愛がった。 老夫婦も、自分達も、唯々、彼女を愛した。 ただ、彼女には人と違う事があった。 龍印が、それも、巨大な力を秘めた”強い龍印”が生まれながらに持っていた。 血のなせる業であった。


 すくすくと育つ娘に、老人も、自分のあらん限りの知識を詰め込んだ。 異変が起こり続けている辺境において、” 魔法 ” と、 ”剣技” は、必須のものであったから。 娘は、老人から ” 剣技 ”を、 父親からは、 ” 魔法 ” を受け継いだ。 老婆と母親からは、生活に関する一切と、” 魔力 ”を強く大きくする術を、授けられた。


*******


 王都では、問題が発生していた。 先々代の王女が嫁いだ四龍大公家に二人しか女児が誕生しなかった。 二人とも龍印が薄かった。 大問題だった。 王妃に龍印が無ければ、王は即位できない。弱くても、龍印のある女性を妻としなくてはならない。 先代国王は当代国王がまだ王太子の時に告げた。青龍大公の娘と、白龍大公の娘、どちらでもよいが、何なら、両方とも娶れと。 二人を同時に後宮に入らせ、妃と共に降龍祭に臨む先代国王。 婚約者はやはり天龍の声が聞こえず。 国王と妃、二人して、困り果てた。 


 次代に掛けるしかなかった。 王太子には両方の姫と結婚し、子供をもうけよと告げた。王家が天龍と契約を結ばねば国は持たない。広大な領域を安定させるには、何としても天龍の力が必要だったからだ。


 現国王は頑張った。 頑張って・・・頑張った。 二人の妃はそれぞれに子供を産み、 やっと、王太子を二人と、王女を四人設ける事が出来た。 四人の王女の内三人はすでに、赤龍大公家、白龍大公家、青龍大公家に嫁いだ。 王立魔法学院を卒業後すぐの結婚だった。


 しかし、問題は次代の王。 該当者は、ただ一名。 エリーゼ=ナレクサ=ブランモルカーゴ白龍大公令嬢・・・ が、彼女には、今の妃よりも更に薄いしるししかなかった。 何時までも王太后が生きているとは、限らない。 国王は焦っていた。 次代の国王の治世は荒れると。




*************




 そんな折だった、天龍の加護が、更に不安定になったためか、辺境で相次ぎ異変が起こっていた。 隣国との境は安定していたが、魔境と接している地方に魔物達の襲撃が報告され始めた。 現在は辺境伯がその掃討の任に当たっているが、相手が強力な場合は龍騎士団の投入も検討されていた。


 そんな中、エミール=バルデス辺境伯の領地の一部で、大規模な魔物の襲撃事件があった。 辺境のそのまた片隅にまで兵を置くほど、潤沢な軍事力を有してない辺境伯領。 辺境領伯爵は、軍を引き連れ、その地に向かったが、間に合わなかった。 現地の村人たちは、混乱しつつも対処し、これを撃退した。 勇戦したのは、辺境の片隅の小さな村落。 農民とは思えない剣捌きの老人と、周囲の村々からお医者様と慕われていた、元魔法騎士のバルデス辺境伯の友人。 その妻達も、周辺の村人の為に強固な防御結界を張り、魔物を寄せ付けず、戦った。


 何時もの規模ならば問題は無かったであろう。 しかし、今回は数が多すぎた。 老人が力尽き、倒れ、元魔法騎士の友人が魔物の振るう武器に散り、強固な結界を維持する為、老人の妻の魔力が限界まで削れ、その娘であり、元魔法騎士の妻が、村人と自分の娘を助けるために、残った自分の魔力の全てを注ぎ込み、命と引き換えに、 ”聖なる光” を降臨させ、残余の魔物達を掃討した。


 後に残ったのは、両親と祖父母の壮絶な遺体と、それを茫然と見ていた少女。 彼女の肉親は、村を助け、辺境の人々を救った英雄達だった。 やっとのことで、元魔法騎士の友人がその地に辺境領軍を率いてたどり着いた時には、全てが終わっていた。


 一人残った少女は、村人と一緒に両親と祖父母を埋葬し、それでも、それまで暮らしていた家から離れず、畑を世話し、薬の材料の薬草を摘み、道行く村人と笑顔で話して居ていた。 わずか五歳とは思えぬと、村人はそう口々に言っていた。 


 外見は、薄い蜂蜜色の髪と、日によく焼けた小麦色の肌。 涼やかで切れ長の目、日の出前の大空を思い浮かばせる、紺碧の瞳、愛らしい口もと、スッと通った綺麗な鼻筋。良く引き締まった、まだ幼さが残る体つき。 


 しかし、その性格は、口も悪いが、手も早い。善悪の判断と、尊法意識だけは頭抜けて高く、正論は大人が何といっても、曲げる事は無い。


 綺麗な真っ直ぐな紺碧の瞳で、じっと見られると、悪い事をしたものは、自然と頭が下がり、善い行いをする者は、自然と笑顔が浮かぶ。 剣の腕は、父、および祖父譲り、四歳から近隣の小型の魔物を一人で狩るくらいの事をやってのけていた。そんな少女だった。


 少女の元を尋ねたバルデス辺境伯は、彼女の事が一目で気に入り、親族が皆、村の為に散って行った事も含め、辺境伯の屋敷で一緒に暮らそうと提案したが、彼女は此処を離れようとはしなかった。



「父様と、母様、御爺様と、御婆様が命を懸けて護った土地です。離れません」



 途轍もなく頑固だった。 彼女が手にする剣、盾、それに、盾に装備されていた宝珠を何気なく見ていた辺境伯は彼女に聞いた。




「その剣は父君から貰ったものか?」


「いいえ、御爺様から頂きました」


「その盾と、宝珠は?」


「御婆様から母様、そして私が、譲り受けたものです」


「その宝珠を、見せてもらっていいかな?」


「取り上げようとしたら、手首が落ちますよ?」


「ははは、 判っている」




 抜刀の姿勢を取っている娘。 盾を取り、宝珠を見る。 大きな宝珠は高位貴族の中でも持っている者はいない。まして、揺らめく魔力を有した宝珠は、なかなか見る事は無い。 最初は好奇心だった。 絶句した。 宝珠に刻み込まれている紋章は、王家の物だった。


 念のために、娘に彼女の祖母の名を聞いた。 歴史の授業にあった、失われし第五王女の名前だった。


 かくして、早馬が王都に飛び、黒龍公爵家の今は隠居している先々代と、先代当主、そして、当代当主の三人が騎乗して駆けつけた。 余談では在るが、途中の街道で”代わり馬”が十数頭 ”乗り潰された”と側聞された。彼らが到着し、長い話し合いが行われた。 それでも尚、彼女は此処を離れたくないと云い募ったが、先々代が涙を流しつつ、”すまぬ、すまぬ”と謝り、それに続き先代も、当代も頭を下げるに至って、ついに娘は折れた。


 辺境伯に『この地』の安寧を切々と訴え、並んだ四つの墓に跪き魂の安寧を祈る彼女に、先々代、先代、当代の当主は何も言えず頭を垂れた。




 クロエ=カタリナ=セシル=シュバルツハント 





彼女が王都に、黒龍シュバルツハント大公家に、やって来た長い長い理由であった。








本編の主人公がやってきました。


クロエの歩む道に どうか光を。

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