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後悔先に立たず

矢を射った者を追いかけながら


僕のせいだ僕が回りを警戒してたらこんな事にはならなかった。ウジウジとしてなかったら、勝負を挑まなかったら 外で話すこともなくルークがあんな大ケガをおう事なん無かったはずなのに。ノア が忠告してくれていたのにどうして、その事を忘れていたんだろう。


後悔に苛まれながらどうにか矢を射った者のアジトに到着した。

見た目は普通の小山で中から声が聞こえた。よく聞くため屋根裏へ移動した


「ちゃんと仕止めてきたか?」

「そ それが、護衛のやつが庇ってヤツには掠り傷一つもついてねぇ。」

「はあ!!奴らにつけられてねぇよな?」

「護衛に気を取られてたから大丈夫だと思う。兄貴本当にすまねぇ。」

「まぁいい。ヤツは一筋縄では行かないからな。次の手だてを考えねぇといけねぇな。」

「兄貴、俺良い案思い浮かびましたぜ。」

「なんだ、言ってみろ。」

「へえ。護衛を使ってヤツの息の根を止めるって言うのはどうですか?」

「なるほどな………。だが、それは無理だと思うぜ。」

「どうしてですか!兄貴。」

「ヤツの事だ。今まで以上に警戒をしているはずだからな。その護衛を連れ出すのとヤツを殺るのは同じぐらいリスクを負うことになる。」

「兄貴は、賢いっすね。」

「お前はもっと頭を使え。」

「すいません。」

「まぁ次の手段をゆっくりと考えようぜ。与えられた時間は、まだある。」


こいつらが僕を狙った奴らだね。与えられた時間ってどういう意味だ?こいつらの背後に誰が居るんだ? 普通に考えればアイザの仕業と考えるだろうけど……アイザならこんなすぐに足がつく事はしないはずだし、かといって他の組織がこんな雑魚を雇う必要がない。それじゃ、背後に居るのは貴族か?まぁ、そんなことは捕まえてから訊問なり拷問なりやればいっか?それより怒りに任せて殺ってしまいそうだけどね。


僕は屋根裏から飛び下り

「君達が僕の大切な家族を傷つけたのかな?」

と殺気を飛ばしながら聞くと

「……き キサマ何者だ!?」

「僕かい?」

と可愛らしく首を傾げ

「僕は、君達が殺そうとした者だよ」

「ふざけるな!彼らの情報では、女子だと言ってたぞ!?お前は、どっからどう見ても男だろう!?」

バカにしたように

「僕が男に見えるんだ~~。まだまだ修行が足りないんじゃないかな?」

「まぁいい。俺らの事がばれたんだから覚悟しろよ。大人しくしてたら直ぐに終わる」

「ふふふ。僕に勝てると思うの?君たちは、僕を怒らせたんだからね?ただでさえ僕から逃げれた人なんて誰一人いないんだから。君たちこそ大人しく捕まった方が身のためだよ?そうしないと手加減が出来なくて、直ぐに殺してしまいそうだからね。」

「ガキが!調子に乗りやがって‼」


二人がかりでかかってきたが軽く避け、後頭部を打撃させた。

「あ 兄貴!?お前よくも兄貴を!」

なりふり構わず炎魔法で攻撃してくるが水のカーテンを作り炎を消しそのまま相手の手足の自由を奪い気絶させた。


危なかった~もう少しで怒りに狂って殺すところだった。さてと 連れて帰って、訊問と言う《拷問》をしたくちゃね。


2人を連れ帰り訊問をしようとすると

「エリー!何処に行ってたんだい?もう心配したじゃないか。こんなに可愛い僕の妹がいきなり何処かへ行ったなんて聞いたとき我を失うかと思ったよ。もう、勝手に何処かへ行かないでよ?」


抱きついてくる兄さんを避け

「ちょっとばかり狩りに行ってました。」

と後でひこずって連れて帰った2人を見せると表情が変り

「これは?」

「私を狙ってたみたいです。私を庇ってルークか大ケガをおい、彼らに追跡魔法をつけていたので後から追いました。」

「と言うことは………。背後に居る人物を吐かしたら良いんだね。」

「そうです。お願いします兄さん。」

「エリーは、ゆっくりおやすみ。」


二人を兄さんに預けルークの寝室へ向かった。


中に入るとドラガオンを僕を見るなり

『彼の怪我は我では直せん。お前が掛けていった治癒魔法も表面の傷だけしか治せてない。』

「ありがとう、ドラガオン。ここからは私が見てるよ。」


スッとドラガオンが消えたのをとらえてからルークにあの時と同じ様に契約を解いて自分の魔力を流し入れ再び契約を結び朝が明けるまでそばで看病をしていた。


学園に行く時間が刻々と近づいてくるなかルークは未だに目を覚まさず整った顔のまま身動き1つもしずまるで死んでいるかのよう。

不安になり近づいて心臓が動いているかを確認しては、準備をしてを繰り返していた。


「失礼します。エリーお嬢様そろそろです。」

「分かったわ。もう少ししたら行きます。」


侍女のエミリーが心配そうにしながらも下がった。ルークの手を握って

「お願いだよ。目を覚ましてよルーク!僕の話を聞くって言う約束しただろう?いつものように笑ってくれよ。何時ものように……………。せめて戻ってきたときに『お帰り。』ぐらい言ってよ。ね!僕の側にずっといてくれるんでしょ?早く目を覚ましてよ。」


泣きながら話しかけていると

「エリー。側にいたいのは分かるが、学園にそろそろ行きなさい。」

涙を拭っていつもの笑顔を浮かべようとしたが失敗した。それでも


「……………。分かりました。父さん」

と言ってルークの回りに光のカーテンを掛けた。


学園に行ってからもいつも通りに対応し、隙をつかれないようにいつも以上に警戒を強めながら 与えられた試験を必死にこなす日々が1週間続いた。

光のカーテン について

光のカーテンは、中に居る人の怪我や病気を治りやすくする回復効果がある。

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