アゼルとベンの守護者
行事の番外編書こうか迷っているため、要望があればその行事をテーマに書いて行くことにします❗
『その男の守護者は、俺だよ。』
と別のところから声が聞こえた
声のした方を向くと違う種類の龍がいた
『久しぶりだな、マタル』
『お久しぶりです、皇帝陛下と龍王様。こちらの世界でお会いできるとは思ってもおりませんでした。』
『マタル殿が来たから戻られてもらう。みなの事頼むぞエリー。』
「はい。ご期待に添えられるよう努力します。」
龍王様のお父上カイザラ皇帝陛下を見送ると龍王様……ドラガオン様が
『これからは、同じ守護者なのだから堅苦しくしなくてよい。』
『そうか?それなら普通に話させてもらうよドラガ。』
『お久しぶり《ベディーネン・マタルパラム》』
『おお!おまえも来てたのか!?アニータ。』
『私以外にも ライアンや癪だけどリュミエールもいるわ。』
『久しぶりじゃの、マタル。今までどこに行っておったのじゃ?』
『お久しぶりです リュミエール様。しばらくの間放浪の旅に出ておりました。』
『そうか、何か得れたかの?』
『はい。行くとこ行くとこ新たな発見と驚きの連続でした。』
『そうか、それは良かったの。』
リュミエールが話終わると
『久しぶり、マルタ。』
『ライアン!相変わらず元気そうだな。』
『お前は相変わらず馴れ馴れしいな。』
『俺とお前の仲だろう?』
『どんな仲だよ!?』
マタルとライアンがじゃれあってるのをスルーし僕は龍王様ドラガオンに話しかけた。
「皆さん仲が良いんだね。」
『あぁ、幼い頃に良く遊んだからな。』
「そうなんだね。」
『……今まで、名を明かさなくて悪かった。』
「謝らないで。貴方達の事情があったんだからね。」
『相変わらず聡な。』
「龍王様程では無いけどね。」
『マタル《ベディーネン・マタルパラム》は、龍族の中の斗牛種で風雨を操る事を得意としてる。そして見ての通り打ち解けるのが早い。』
マタルの方を向くとアゼルと仲良く話していた。
アゼルの横にいるベンは、相変わらずの無表情だけど瞳には焦りと期待が微かに浮かんでいた。
「ベンも魔法制御1つ外せば良いのに。」
と呟くと
『怖いのだろうな。』
龍王様の言葉に
「?どういう事?怖いって……」
『エリーも外す前に陣を書いただろう?』
「確かに書いてたけど?」
『あやつは苦手だから書けない。その為に外してしまうと回りに起こる被害が酷くなる。だから怯えているのだろうな。』
頷いてから
「少しベンのところに行ってくる。」
そう言ってベンの横に行った。
「ベン、守護者に会おう。」
「…止めとく。」
ベンが珍しくうじうじし始めたので、ベンを中心に僕が解放するときに使った陣を更に難しくした高度の魔法陣を書いた。
「これなら絶対に被害がでないから安心しなよ。」
「もしもの事があるし」
「あぁ~も!龍王様も居るし僕だっている!前回もアゼルの暴走も僕が止めたんだから!!それにそこまで僕は信用ならないかい?」
「!そうだった。エリーなら抑えられる事を忘れてた。でも、僕は怖い だから手を繋いでいてほしい。」
ベンが珍しく頬を紅くした
「良いよ。じゃ始めようか。」
ベンが恐る恐るブレスレットを外しそれを僕に渡した。
手を繋いでいる方から荒れ狂うベンの魔力が流れ込みそれを抑えては戻し、を繰り返した。
『ほう~彼が今回俺の光だな。』
その声を合図にベンの荒れ狂う魔力がおさまった。
その声に真っ先に反応したのがやはりと言うべきか龍王様ドラガオンだった
『お前もそうなのか!?』
と驚愕していた
声の主は、
『お兄様まで居られるとは、思っても見ませんでした。』
えっ!いま 龍王様の事を《お兄様》って言った!?ってことは弟君!
『アミールがそやつの守護者なんだな。』
『はいそうですドラお兄様。お兄様の光はどなたですか?』
『俺の光は、魔力暴走を抑えていたか・れ・だ。』
龍王様はわざわざ彼を強調した
『そうでしたか。お名前をお伺いしても?』
『勝手にしろ。』
『では、お嬢さん。お名前を教えてくださいますか?』
今、《お嬢さん》って言った?僕の正体を一瞬で見抜いたのか?驚愕しながらも
「お初にお目にかかります。僕の名は、ユイセント・エリーと申します。」
僕の挨拶に今度は、龍王様の弟が驚いたが直ぐに納得し
『俺は闇の皇帝陛下の息子でエリー君の守護者であるドラガオンの弟オースティン・アミールフルーレです。兄弟ともども宜しく頼む。』
「こちらこそ宜しくお願いします。アミールフルーレ様」
『アミールかフルーレで良いよ。堅苦しいのは苦手だからね。』
と一気に緊迫した感じが無くなった
「それじゃアミールと呼ばせてもらうよ。僕の事はエリーと呼んで。」
『分かった、そう呼ばせてもらうよエリー。』
ベンとアミールの話し合いが始まったので、龍王様ドラガオンと蛟アニータフェニックス(ライアン)雷帝リュミエールの所に戻り
「ドラガオン様 アニータ ライアン リュミエール これから宜しくね。」
と言うと一声に
『『『『よろしく(ね)(な)』』』』と
ドラガオン様 アニータ ライアン リュミエールが言った。
一通り挨拶が終わったので、団長に話しかけたけど
「約束は守ってくださいね。では、僕は王子達の護衛に戻ります。」
と一方的に告げ学園の寮に戻った。
闇の守護者達は、1週間後にあるテスト(守護者召喚)のとにき王子達と顔合わせをすることにした。それまでは、誰も居ないときに話したりするようにお願いした。
僕の予想だけど、リアムかノアのどちらかがもしくは両方が生まれ変わりの気がするんだよね~。必ず王族に1人か2人は居るって龍王様ドラガオンは言ってたからね。
前回書きそびれたので………。
エリーの場合魔法制御を着けているため見えなかったが、他の生まれ変わりは普通に見える。
エリーは自分の守護者を見るには魔法制御をはずさないと見えない。だが、守護者がエリーの側で独り言でも言っていると他の生まれ変わりであるベンやアゼルは見聞きできる。
逆にベンが守護者を見聞きするには、魔力制御を外す必要がある。
生まれ変わりなら覚醒していなくても他の生まれ変わりの守護者の声は聴こえる




