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転生………だね。

僕(私)はユイセント・エリー。

ユイセント公爵の令嬢。

自分で言うのもなんだけど、ユイセント家は美形が多い。

兄のユイセント・ランスは見た目は文句なしの美形で体格もいいがとても残念なことに妹の僕を見つければ令嬢達を放り出して甘い笑顔を向けて近づいてくる。重度のシスコン。

令嬢には人当たりのいいまさに理想の男性‼

的な感じで、女性に大人気。

そんな兄さんの仕事は王太子殿下の側近で魔法騎士団長を務めている。この国で2番目に強いと言われているのだから。

その為、教師を雇うよりも兄さんに教えてもらった方が楽だし確実だと思う。


父さんの名前は『ユイセント・カール』

父さんは、国王陛下の側近兼宰相を務めている

重圧感がありミステリアスで美形、魔法騎士の団長まで上がったことがあり魔法騎士としては5本の指に入る。

仕事中は厳しい人だけど家では母さんの尻に敷かれている

そしてとても優しい。


母さんの名前は『ユイセント・デージー』

母さんは、女王陛下の友人で二人でお茶会をしたり

花を愛でたりとオチャメな部分もある。とても気が強く

魔法も使えこの国では5本の指にはいると言われている。

そんな母さんだが家族思いで、いてそして凛々しい。


妹の名前は『ユイセント・マリー』

マリーは僕と正反対で、令嬢らしい雰囲気や仕草を外ではきちんとする。その為、舞踏会等に行くとすぐに男性に囲まれ周囲の令嬢には嫉妬されているがその一方で完璧な令嬢らしさを見せつけしかも美形で人形のような白い肌をしている。家では魔術の練習をしをたり、時には僕と手合わせをしてお淑やかとは言えない状態。


この国『トワニス』国は豊かな資源と自然に囲まれ

商売も繁盛している賑やかな国で、そんな国を納めているのが

『トワニス・コルノ・ジェネロ』国王陛下で后の女王陛下の名前は『トワニス・コローナ・イベリス』

夫婦円満と言う噂で王族もまた美形揃い。

第1王子『トワニス・コルノ・リアム』王子は元魔法騎士団団長で戦などの闘いでの責任者で、作戦やチーム編成などをしながら

自ら戦場の中心部へ向かい敵の大将の首を取り人質に捕られた仲間を助け出した。そんな凄腕の人物で僕が尊敬しているお方だ。

兄さん以上の美形の持ち主で、この国で一番強いのではと言われている。

第2皇子『トワニス・コルノ・ノア』

ノア皇子は魔術士の団長を務めている。

剣の方は不得意で魔力保有量が多く歴代3位に次ぐ量だと言われている。物静かでクールなイメージが女性の感情を揺さぶるため

リアム王子にも引けを取らないノア皇子の美形はどんな人でも一目で恋に落ちると言われるほどだ。


そんな2人の王子と友達で兄さんとリアム・ノア・僕の4人で早朝から週2のペースで訓練している。

その他の日は魔術の訓練や素振りなどをして護衛のルークと手合わせをしている。


今日も早朝から庭に出て素振りをしてルークと手合わせの準備をした。

お互いに刃のつぶれた剣を持ち向かい合った。


「さぁ、始めようかルーク」

「そうだな、エリー。」


相手がどう動くか探りつつも一瞬の隙を見逃さないように目を凝らしながら話しかけた。

「ルーク」

ルークもまた、一瞬の隙を見逃さないようにしながら応えた

「何だ?」

「好きな人とか気になる人っていないのか?」

予想外の質問に動揺は見えたが仕掛けに行けるほどの隙がなかった。

「お前な‼手合わせ中にそんなこと聞くか?普通」

「それで、いるのか?いないのか?」

「……今はいないな。お前の相手で精一杯だからな。」

落ち込みそうになった一瞬の隙を狙われ反応に遅れたが、

間一髪でその攻撃を防ぎ体重を乗せた一撃を喰らわした。

「キッーン」と高い剣同士のぶつかる金属音が庭に広がり打ち合いを続けながら話を戻した。

「僕はそんなに弱いか?」

「くっ‼まだまだ!お前は強くなる途中だろう。」

「あぁ、もちろんだ。もっと強くなってリアム王子みたいに強くなる‼そしてっ国のみんなを守るっ」

「っそう来なくちゃなっ」

1時間ほど打ち合い最後はお互いに魔力を剣に纏わせ力いっぱい

ぶつけた。

「つっ」

「くっ」

ぶつかった瞬間眩い光が弾け僕は後ろの木に激突しルークは家の壁にぶつかった。


1分もしないうちにランス兄さんが現れ、私を見つけると駆けてきた。そして慌てながら

「エリー⁉大丈夫か?今すぐ医者に視てもらってそれから

この傷が残らないかが心配だ‼

何処が痛い?兄さんに言ってごらん?」


僕はため息をついてから

「兄さん、大袈裟だすぎだ。

この程度ならほっておけば勝手になおる。

それに治癒魔法で治せるから大丈夫です。」


それでも兄さんは

「放置してこの可愛い顔に白い肌に傷が残ったら大変だった‼

俺に治させてくれるかい?」


兄さんの困った顔とフェロモンのせいで頷かなくてはいけない状態になった。

このホルモン量だと侍女達に影響が出る。

「……兄さんが治癒魔法をかけて。

その代わりそのフェロモンを撒き散らすの止めて」

甘い蕩けるような笑みを浮かべながら

治癒魔法をかけてくれた。

兄さんにお礼を言ってルークの方へ近づいて側でしゃがむと

壁に激突した時打ち所が悪かったのか、血が出ていた。顔を覗き確認すると意識がなかった。脈も弱々しかった。

「兄さん、お願いがあるんだけど聴いてくれる?」

「勿論エリーの願いなら何だって叶えてあげるよ」

「ルークを部屋に運んでくれる?」

「…………」

あれ?何で怖い顔して怒りと格闘してるの?

「兄さん、速くして‼」

このままここで放置していたら命に関わるかも知れないのに‼

「………分かった、エリーの願いだもんね」

そう言ってルークを肩に担ぎ上げ

「…エリーの部屋で良いんだね」

「うん、お願い。後は僕が何とかするからその間医療魔術師を呼んでおいで。僕が連絡したら部屋に連れてきて」

「…………分かった」

何か不服そうな表情をしてるきが……それに苛立ってる?

今は、そんなことよりルークを助けることを考えないと‼

本当は早く魔術師に見せる方が良いんだけどルークは僕との契約が有るため下手に見せれないんだよね。

僕の魔力を少し流して治癒魔法をかけて……契約を一時期外さないといけないな。

部屋に到着し僕のベッドに寝かされたルークを視て外傷と体内にどれ程被害が出てるかを確認した。

兄さんが出ていったのを確認し、治癒魔法で大体の傷は直し

契約を一時期解除したら一気に魔力がルークへと流れていった。

倒れそうになりベッドにもたれ掛かり、ルークの魔力が半分たまったのを確認し魔力の流れを止めた。

兄さんに連絡をいれると医療魔術師がすぐに部屋に入ってきた。


そしてルークに何かの魔法をかけ体内の傷を治し脈を確認していた。

魔術師がこちらを向き

「この方の治療をした人は誰ですか?その方以外の人はこの部屋から出てください。」

兄さんは反論仕掛けたが僕が目で訴えると大人しく出ていった

魔術師は残った私を視て

「貴方が契約者ですか?」

「はい。彼の契約者は僕です。」

「では、この魔力もそうですか?」

「はい。魔力が底をつきかけていたので僕の魔力を分けました」

「魔力を与えても無駄だと言うことを知っていますか?」

「はい。普通の人であれば魔力を与えてもなんの意味も持たない

砂漠に水と一緒で直ぐに蒸発し枯れたててしまう。」

「何故その事を知っていながら与えたのですか?」

「僕の魔力は普通の人のものと違います。」

「違うとはどういうことですか?」

「僕の魔力は特別で……。普通の人が彼、ルークに魔力を与えても枯れるだけ。だけど、僕が与えると僕の魔力が彼の魔力と合わさり彼の魔力として作り替えられる。」

時間を確認し

「そろそろルークの魔力量が満杯になってると思います。

視た方が早いと思います。」


魔術師はルークの魔力量を視て驚きを隠せずにいた。


「凄い!

ほんの1滴程度しかなかった彼の魔力が満杯になってる

彼はもう大丈夫だ!」

「この事はご内密にお願いします。」

「分かった。それより何故助けられるのに我々を呼んだんだ?」

「もしも、契約を一時期解除して魔力が彼に流れそれを止めた後

30分までに僕が高熱や魔力放出が起こったときに止めてもらうためです。兄さんは慌ててしまうのでお呼びしました。」

魔術師は言いにくそうな表情をしながら鞄を持って中から注射器と容器2つ取り出して、僕をじっと見ている。


なるほどね僕の血と魔力を少し欲しいと。

秘密にするぶん研究材料になって欲しいと言うことか。

だから医療魔術師は嫌いなんだ‼


僕はひと息をついてから

「分かりました。その場から注射器と容器2つともください。

自分でやりますから。」

「ヘヘヘ。悪いね。研究したくて仕方ないんでね。

やくそくは守るさ。」


僕は腕に注射器をさし

血を容器に写して魔術師に渡した。

「魔力の方は、魔法石にしてくれませんか?

容器には入れ辛いので。」

「気が利かなくて悪かったね。

注ぐ式の魔法石でいいかな?」

「いえ、ゼロから作りますので石は不要です。」

医療魔術師は再び驚き僕の顔をガン見した後僕の手に集まる魔力をじっと見られた。

10円位の大きめの魔法石を彼らに渡し、お引き取り願った。

彼らは満足したらしくさっさと帰っていった。


父さんと兄さんは仕事に向かったらしく家には居なく、母さんもお茶会に行っていなかった。マリーはお友達の家にお茶会に行ったと侍女に聞いた。


再びルークに契約し直して目が覚めるまで側で紅茶を飲み

指南書を読みながら早く起きることを祈った。

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