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37.ライブ参戦

神様名はフィクションです。

シリルさんとの待ち合わせ場所に着いたが、

シリルさんは怒っていた。


「遅い!」


「「ごめんなさい…」」


ニールのせいでリリアちゃんと買い物なかった

とぷりぷりしていたが、

私のせいでもあったので、

一緒に謝っておいた。



これから巫女が出るという踊り場所(ステージ)にむかう。


巫女というのは仕える神の祭や催事、

儀式の時に歌と踊りを奉納するのだが、

神と言っても1人ではないようだ。

しかも、その神を信仰していないから

その祭や催事は見ることができない

といったような決まりもなく、

自由なんだそう。


やっぱり変な所だけ現代日本っぽい。

クリスマスやって、除夜の鐘撞いて、お正月。

全部やるもんね。


今日はクフィルザという神の巫女の

演目(ライブ)らしい。


20前後の女性が歌い踊る。

ヒーリング音楽とバレエといった風情だ。

その様子は神秘的に見える。

アイドル…じゃないなぁ。



うーん、どうしたもんか。

そんな顔をしていると、


「今日の演目は堅い方だったわね。

もっとくだけた演目をやる日もあるし、

神様によって音楽も踊りも全然違うのよ。

その神様が喜んでくださるようにって。」


とライザさんが教えてくれる。

いろんな巫女さんを見てみた方がいいかな。

神様については学校行って勉強する機会が

あればいいな。


「俺は綺麗な女の子が見れて満足だ!

欲をいえばもう少し肉がついてる方がいいな!」


とラウルさん。

いるいるそういうおっさん…。



巫女さんが踊り場所(ステージ)から下がると

たくさんの人に囲まれながら帰っていく。

警護がついてるみたい。

今の人、人気なんだ。

確かに踊り綺麗だったし。

あとラウルさんみたいなおっさんに絡まれないようにだろうな…。


警護の人の中に耳が生えてる人が何人かいる。

あれは…獣人?

ニールさんのシャツをクイクイ引っ張って、聞こうとする。

今デレフェイス止めて。めんどくさいから。


「獣人って偽証石使わないの?」


「獣人は魔法ほとんど使えんから。

偽証石は必要ない。」


2人で小声で話す。


「隠れて住んでるんじゃないの?」


「世界紀行」で得た情報を確認する。


「うーん、村は老人や子供が居るから、

あまり明かしたくないってとこか?」


あんまりあの本あてにならないなー。

ガイドブックの地球の○○○と一緒なのかな。

あれは当てにすると酷い目に合うって

昔、社会の先生が言ってたし。

まあいいや。


学校で色々習えるといいな。

でも、学校が始まると2人とはお別れなんだよね。

次にここにくる時は魔法学校へ行く時になるだろう。

私は少し寂しい気持ちになりながら、大陸観光を終えた。






















ブックマークしてくださった方々、ありがとうございます!

神様関係は本当気を使いますよね…。

実在しない名前をつけるようにしました。

この神、実在してますとか、ここの神様と同じ名前の人が知り合いにいます。

って場合はお知らせください。変更します。努力します。ハイ。


あと、やっと「世界紀行」の元ネタ出せました。

7のタイトルは鵜呑みは危険だよ?って意味です。

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