2/2
仮面の戯曲
そこはまさに血の海だった、そこに怪しい仮面を着けた血まみれの黒スーツを着る男、異様以外の何ものでもない風景に静也は茫然自失だった。
「おはよう、静也君君の本心からの願い通り君をいじめていた皆居なくなったよ」
仮面男はかつて静也をいじめていた男子の首から上だけを持ってこちらに微笑み、静也に語りかけた。異常で異様な光景に血の気が引いたこれは果たして現実なのかと頬をつねってみても変わりは無かった
「そうだ、対価の話しを忘れていたよ。君にはこの56枚のカードを配って欲しいんだ、ただ配るんじゃないよカード達が選んだ人に配るんだ、このカードは不思議なカードでね人を選ぶんだよ」
編集中也けり