表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
THE makeR ~4色のトランプ兵~  作者: 雲丹のような熊
1/2

一人目のジョーカー

はじめての投稿なので緊張してます

      




しとしとと雨が降る、涙するも雨なのか涙なのか分からなくなる


大野 静也は普通の高校生だった、しかし些細な事からいじめが始まり

ぼろぼろになった彼は飛び降り自殺をしようと校舎の屋上に来ていた。


「その命いらないのかい?」


突然現れた黒のスーツ姿に仮面の男は静也にそっと話しかけた。


「もう、疲れたんです…もう、あの地獄には戻りたくない」


「じゃあ、その命借りてもいいかな?、もちろんただとは言わない君の望みを一つ叶えてあげよう」


静也はこの男はなにを考えてるのか分からなかった。しかし、ただただ怪しい仮面男の言うことにどうせ死んでしまうならこのはなしに乗ってしまってもいいのではないかと思っていた


「命を借りるとは?、望んだらなんでも叶えてくれるんですか?馬鹿げているそんな夢物語だれが信じるんですか」


「命を借りるとはそのままの意味だよ、少しばかり働いて欲しいだけさ

もちろん働いてもらった対価は払うつもりだよ。叶えてあげられるのは君の本心から叶えたいと願うものだけさ、答えはどうする?」


「分かりました。あなたにこの命貸しましょう」


「ハハハッ、嬉しいよ君がその答えを選んでくれて。じゃあ明日を楽しみにしてくれるかな?とっても良いことが起こるから」



そして仮面男は指を鳴らすとすうっとまるで虹が消えるように居なくなった、自分は幻でも見ていたのか、現実だったのかをしったのは翌日教室に入ってからだった。


そう、仮面男が血まみれになった教室の真ん中にぽつんと立っていたからである。



感想等お待ちしてます


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ