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詩集

BLUE

作者: 蒼山詩乃

消えない音が優しく包む

泣いているから見せたくないのに

まだ蒼い空も見渡せなくて

ただ夜を待つだけ


世界がもしも終わったなら

君はどうするのって言ったのに

「まだ分からない」

とはぐらかされて


ストローから響く不協和音

まだ、まだ愛されたくてただ

だからこの惨めな自分が

どうにも好きになれなくて


ベッドに沈む痛み

香る懐かしいキャンドルと

また思い出しそうでなんだか

もうまた泣き出しそうだ


気づいて欲しくてただ

まだ見えない蒼い空も

なんだか笑ってる

ような気がした

ねえ何処にいるの?


君と聞いた音楽は

どこにもありそうなラブソングだね

だけどどうしてこんなにも

苦しいのか教えてよ


なのに君はまたはぐらかそうとして

手を取って抑えきれないから

言葉を吐き出しちゃって

「ねえ、好きなの」


止まった時間だけが針で溶かしてく

君は何も言わないから

少しいたずらとして

大きな手のひらにつねってみた


ねえなんで


答えて……くれないの?

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― 新着の感想 ―
[一言] 切ない詩ですね 私の理解力が足りないせいかもしれませんが個人的には前半がよくわかりません。というか女の子の片思いなのか、終わりかけのカップルなのか、どちらでもありそうでぬーってなりました。 …
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