第3章 登場人物
稲葉山城陥落により、織田信長は稲葉山城を、岐阜城と改名をする。
織田信長の妹である、お犬御寮人を嫁に迎え、更には子供にも恵まれた真田敦。
次の巨大な敵は、南近江を支配する六角親子だ!
なに、稲葉山城と比べたら、相手は小粒ぐらいだろう。
真田敦の快進撃は、どこまで続くんだ?
戦国奇話、第3章の開演です。
明智光秀
読みは、あけち みつひで
若い頃の資料はほとんどなく、一説には美濃にある明智家の一族と言われている。
その名前が表舞台に出てきたのは、美濃にある岐阜城に足利義昭公の上洛を叶えて貰うために、織田信長と面会した時である。
何事もそつなくこなし、朝廷との橋渡し役もこなす。
(真田敦曰く)あんた、何歳なの?
それに、天海と同一人物って噂は、本当に本当なの?
細川藤孝
読みは、ほそかわ ふじたか
一説には、足利義輝の兄とも言われている。
足利義輝が松永弾正らに殺害された後に、覚慶こと後の足利義昭を助けだし、越前朝倉家に支援を求めるも、上洛に興味を示さぬ朝倉家に愛想を尽かし、後に織田信長を頼る事になる。
(真田敦曰く)文化人の為、色々と助かります。
真田涼
読みは、さなだ りょう
真田敦の三女。
母親は、お犬御寮人。
小さい時から活発な子供であり、幼い妹達の面倒見もよく、周りの織田家家臣達からも、息子の嫁に欲しいと言われたほどの才女。
一方で、絵や舞などの芸術も好み、真田敦が出陣する時には、舞を披露する。
(真田敦曰く)嫁には出したくない(笑)
真田薫
読みは、さなだ かおり
真田敦の四女。
母親は、お犬御寮人。
東国一の美女と言われた、お市御寮人を思い出させる程の美女である。
笑顔が素敵であり、いわゆる癒し系の女性。
(真田敦曰く)なぜ、お犬ではなく、お市に似た?
真田未知
読みは、さなだ みち
真田敦の五女。
母親は、お犬御寮人。
姉達を見て育った為か、どこか引っ込み思案の子。
だが、心の強さは姉妹の中でも、一か二を争うほど強い。
源氏物語や古今和歌集など、文学に興味を抱く。
(真田敦曰く)和歌には興味ないから、私が寝るときまで和歌を聞かせないで(泣)
真田磨梨
読みは、さなだ まり
真田敦の六女。
母親は、お犬御寮人。
幼い頃から武芸に興味を持ち、なぜかは知らないが、後に叔母である、真田夕夏より中国拳法を学ぶに至る。
娘達の中で、一番勝ち気な性格の持ち主。
父親である真田敦との議論の最中であろうとも、平気で暴言を吐くこともある。
しかし、父親思いである事には変わりない。
真田家の、三女傑の1人。
(真田敦曰く)済まないが、暴言を程々にして欲しい。
嫁の貰い手が・・いなくなる(泣)
九鬼義隆
読みは、くき よしたか
伊勢志摩に割拠している、九鬼水軍頭領。
先祖は、源平合戦の頃に源義経の味方になり、壇之浦合戦にも参加をしていた。
北畠具教が織田信長に降伏した後に、織田信長に降る。
滝川一益と共に、鉄甲船を建造する事になり、真田敦の知恵も借りながら、鉄甲船の建造に成功する。
(真田敦曰く)うちの、大内勝雄が色々とご迷惑をおかけしました。