第2章 登場人物
今川義元を、桶狭間山の戦いで、見事に討ち取った真田敦。
信長様の気まぐれに翻弄されながらも、戦国時代を必死で生きていく。
次の巨大な敵は、人ではなく美濃にある、稲葉山城である。
真田敦の智力と武力で、稲葉山城は陥落するのか?
戦国奇話、第2章の開演です。
浅井長政
読みは、あざい ながまさ
織田信長の妹、お市の方様の夫であり、浅井四姉妹の父親でもある。
15才の初陣の時に、六角義賢を撃退をする。
その武勇を目にした家臣団の結束が固まり、浅井家当主である久政を隠居に追い込む。
浅井家当主になってからは、朝倉家との同盟を維持しながら、北近江の支配を確立していく。
織田信長の美濃制圧前に、お市の方を嫁に貰い受け織田家と同盟締結をする。
(真田敦曰く)物凄くイケメンであり、真田敦の嫉妬の対象者・・そんなことはありません(笑)
前田利家
読みは、まえだ としいえ
赤母衣衆出身の武将。
柴田勝家を親父様と呼び尊敬もしているし、羽柴秀吉とも仲が良い。
若い頃は短気な時もあり、信長に手打ちにされかけた事もあった。
越前制圧後は真田敦の与力になり、数々の戦功を立てる。
(真田敦曰く)短期な部分を直せば、立派な歌舞伎者である。
竹中重治
読みは、たけなか しげかど
よく言われているのは、竹中半兵衛である。
今孔明と呼ばれる程の、智謀の持ち主。
信長の美濃制圧軍にも、智謀を用いて何度も撃退をしている。
信長の美濃制圧後には、信長に弟と共に仕え、羽柴秀吉の参謀を勤める。
(真田敦曰く)正直に言うと、この人には智謀面では勝てません。
真田政長
読みは、さなだ まさなが
幼名 源一郎 げんいちろう
真田敦の嫡男。
母親は、お犬御寮人。
幼い頃より帝王学を学び、太平の世であれば宰相を勤める位の才能を持つ。
本多正信を始めとする家臣達からも、高い信頼を持たれる。
のち、真田家2代目当主になる。
(真田敦曰く)嫡男ながらも、家を守る事に関しては、私を凌ぐと愚痴をこぼす。
真田茜
読みは、さなだ あかね
真田敦の長女。
母親は、お犬御寮人。
幼い頃は甘えん坊であり、父親である真田敦の側に良くいる。
幼い時から、色彩兼備と言われており、成長をしてからは、当代一の横笛の名手となり、音楽の才能を覚醒させる。
やや大人しい性格の持ち主。
余談だが、平成の世に残してきた彼女と同じ名前を持つ。
(真田敦曰く)信長様から、三位中将の嫁には勿体無いと言われた。
真田詩穂
読みは、さなだ しほ
真田敦の次女。
母親は、お犬御寮人。
父親である真田敦からの愛情を、姉妹の中で一番注がれた子供。
妹達の面倒を良く見ている。
明るく前向きな性格の持ち主。
余談だが、真田敦が小学生の時に、担任の先生に初恋をした事がある。
次女の詩穂の名前は別の漢字に変えてあるが、初恋の人である担任の先生の名前である。
(真田敦曰く)一番愛情を注いだわりには、どことなく父親を避ける(泣)
本多正信
読みは、ほんだ まさのぶ
真田敦の重臣の一人。
無類の酒好きで、主君の真田敦ですら呆れるほどの飲んべえである。
謀略と内政に力を発揮し、真田敦の支えになる。
軍事的才覚は無いために、合戦に出ることはまず無い。
(真田敦曰く)酒を飲みだしたら、うわばみになる。