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『女祈祷師の白プレスマン』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/11/06

 ある村に、毎年春になると、女祈祷師がやってきて、狐つきをはらってくれたりするのでした。村人は、お金など持っていないので、かわりばんこに泊めてやり、何かしらついているものをはらってもらっていましたので、この村には、うそつきはいませんし、裏の山にはキツツキは一羽もいないのでした。

 それはさておき、この村で、害虫の被害が出ました。動物が死ぬまで血を吸ったり、人間に高熱が出る病気を蔓延させさせたりするので、ここは祈祷師の出番だろうということで、女祈祷師は、白装束に着がえ、寝食を忘れて祈祷に励み、村人たちが健康を回復したころ、女祈祷師は、やせ切って、白プレスマンのようになって事切れていました。



教訓:この村では、餅つきはしないという。

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