第肆話 決着
どうもこんにちは、碧海ソラです。
書く事も大してないので、本編をお楽しみください。
ゆっくりしていってね!
「――ちょ、ほんとに俺死んじゃうからストップストップ!!!」
「私が楽しめてないのでまだやりたいのですが」
「何が楽しめてないだ、すっごい楽しそうに斬りかかってきておいて……」
「あれは、つい……本気で斬りかかって良い相手が久々だったので……」
「つい……じゃないんだって、死ぬとこだからホントに!」
「すみません……それで、ジェネさんは楽しめましたか?」
「まあ、良い剣士と会えた時点で楽しめてたからな。報酬は剣で良いか?(ジェネさん……?)」
「選べるんですか?」
「俺なら、な……ホレ、強度増加と切れ味増加の魔術が付与された剣だ。大事に使えよ?」
「ありがとうございます!!大事にしますね!!」
「まあ、良い鍛冶師と上位の魔物の素材があればもっと良い剣作れるから繋ぎにでもするのがいいさ」
「それでも助かります、ありがとうございました!」
「そう言えば、ゼラムは1人なんだな。このランク帯のだとタッグを組んでくる奴も多いが…」
「なんか、フリーの冒険者が居ないみたいで……」
「あれか?ゼラムお前田舎育ちだろ」
「な、なんで分かったんですか!?」
「都市部で育ってりゃお前さんより少し若いタイミングで既にタッグ相手とかメンバーを決めてんだ」
「そうなんですか……と言うか、やけにこの国とかギルドに詳しいですね。ギルドと定期的に連絡取ってるだけでここまで詳しくなりますか?」
「まったく、鋭いんだか鈍いんだか……俺も元冒険者だよ、この国でギルドに所属してたね。ただココのダンジョンボスに殺されちゃって……」
「であれば、そのボスが今も居る筈では?」
「そいつは、俺を探しにきてくれたギルド連中に簡単に消されてたよ。んで、理性保ってた俺を新しくダンジョンボスにして、管理ダンジョンが出来たって訳」
「でも、そうすると一つ疑問が……人類の扱わない剣術をなぜ使えるんですか?」
「ん〜詳しくはもっと成長したら分かるけど……簡単な話もっと上位の管理ダンジョンのボスに教わったんだ。その人は俺と違って魔人なのに人類に友好的な異端者でな。」
「なるほど、もしお会いする事があれば一度手合わせ願いたいですね」
「たぶんそのまま鍛錬続けりゃ後々会う事になるさ」
「じゃあ、その時までのお楽しみですね」
「そういえば、お前いつ強化系魔術の詠唱したんだ?」
「え?私魔術なんて使えませんよ、微塵も」
「はぁ?お前剣士やるならせめて武器強化系は覚えておけよ……使えねえなら魔術師探して教われ。じゃないとこの先どうしようもなくなる。」
「取り敢えず最優先は魔術師って事ですか?正直もう1人武闘家辺りを仲間にしようかと思ったんですが…」
「ダメだとは言わねえが、武器強化系が先の方が良いな。魔術はイメージだ、折れねえ剣はイメージ出来てもどんな攻撃にも耐える身体はイメージし辛い」
「分かりました、指導までありがとうございます」
「あ、入口まで送ってやる。どーせウチは暇だからな」
「すみません、何から何まで……」
「んじゃ、ちょっと待ってな……お、あったあった」
ポイッ
「ん?これはなんですか?ポーションのようですが……」
「所謂テレポートポーションだな、と言ってもコイツで飛べるのはココの外までだが」
「それでも助かります、ギルドの方にも良いように報告しておきますね!」
「あ、いやしなくていい。仕事増えても面倒だからな」
ヒラヒラと彼は片手を振りながら事後処理を始めた。
「そうですか、それではお疲れ様です!」
渡されたポーションを飲んで視界が眩い光に包まれたかと思うと、ダンジョンの入り口まで戻ってきていた。
「そう言えば喋るの苦手なんじゃなかったのかなあの人……」
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以上、碧海ソラでした。次回もお楽しみに!
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