第弐拾玖話 ルシウスと五大老
どうもこんにちは、碧海ソラです。
書く事も大してないので、本編をお楽しみください。
ゆっくりしていってね!
「朝か……」
夜中の内に五大老には連絡を入れておいた、恐らくもう少ししたら全員集まるだろう……
「俺も向かうか、色々相談しねぇと……面倒だなぁ行きたくない……」
言ってしまえば他所様の上司と一対五の会議をするのと同義だ。正直気乗りはしない
「あの人たち遅刻すると途端にあの人たち俺の話聞かなくなるからな……早めに行こう」
――――――――――
「お、来たねルシウス。久しぶりじゃぁないか」
「お久しぶりです、テラさん。皆さんはもう中でお揃いですか?」
「いや、まだヴェルとミラが来てない。どうせ彼奴らの事だ、アンタに土産でも渡そうと奔走してるんだろうさ」
「あはは、私はもう国賓ではないんですから気にしないで良いのに」
「アタシもそう言ったんだが聞かなくてね」
「まあ、あの御二方も遅刻することは無いですから、中で待ちましょうか」
「それもそうだね」
――――――――――
「お二人ともお久しぶりです」
「ふん……つい最近会ったばかりだろう……?」
「まぁまぁ、バルさん。人間の尺度で見れば十分久しぶりのハズですよぉ?」
「レザさん、フォローありがとうございます。バルさんも、皆さんの尺度で言えば間違っていないんですから大丈夫ですよ」
「すまん、遅くなった!!!」
「お、ヴェルさんじゃないですか!お久しぶりです~」
「おう、ルシウス。今日は一人なのか?」
「一応私今冒険者なんですよ、色々事情はありますけど……」
「なるほど、その事情を今回話に来たんだな?」
「そうです、ミラさんが来れば早速話を初めていきまs……」
「ごめん!!遅刻してない?」
「大丈夫ですよ、お久しぶりですネラさん」
「良かった、久しぶり!!元気にしてた?」
「えぇ、それなりに元気にしてましたよ」
「それなら良かった!!ささ、何か用があって招集かけたんでしょ?」
「はい。では皆さん席についてください。幾つか報告しておきたい事項とお願いがありますので」
――――――――――
「さて、早速ですが皆さんお忙しいと思いますので本題に入らせてもらいます。まずは大した報告じゃありませんが、私は宮廷魔術師団を辞めましたのでご承知おきください」
「ぬぅ?辞めてしまったのか……勿体ない……」
「そう言っていただけるのはありがたいですが、色々と事情がありまして……」
「事情?まさかそれが本題だったりするのかい?」
「えっと……辞めるきっかけ自体はただの喧嘩なんですけどその喧嘩のきっかけが本題ですね」
「喧嘩して辞めるってやっぱりルシウスは血の気が多いなぁ、そこがお前の良いとこだがな」
「耳が痛い限りですが、本題はココからです。彼の魔人王の復活が近い事が判明しました。正直に申し上げると、長くても数年以内に復活の予測です」
「かなり急だが……何故そこまでアルヴァリアの対応が遅れている?」
「いくつかの要素が重なった結果ではありますが、一つ目に魔人でありながら人類の味方である"嘆きの賢王"ダリアをギルドが鍛えていたために感知に遅れが出た点。二つ目に魔人王の配下であり、封印されていた筈の魔人 "災禍の支配者"アザロスが復活していた点」
「まて、アザロスは復活済みなのか!?」
「はい、すでに復活しております。そして三つ目、アザロスが魔人王復活に動いていましたがその行為自体がアザロスの固有能力によって隠蔽されていた点」
「確か……密使だったか?」
「伝承によればその通りです。その能力によりアザロスの行っていた儀式の殆どを感知できず、結果として遅れを取る形になってしましました」
「……対策は取れているのか?」
「はい、すでにアルヴァリアとセラフ・ヴァティラ教皇国は水面下にて協力関係を結びました。可能であればココ、シャングラ連邦国にもその連盟に加盟していただきたいのです」
「俺は是非参加したいが……皆はどうだ?セラフには良い印象を持ってない奴だってこの中に居るだろ?」
「私はどちらでもよい……あの国の風土は肌に合わん、だが教皇の実力は信頼すべきだ……」
「私は皆に合わせるよ~もしコレがきっかけで関係が改善されるならそれも良いし!!」
「ボクはちょっと心配かな、ルシウスの聡明さも教皇様の強さも知ってるけど自然が侵されるのは看過できないや」
「心配しなくても大丈夫だよ、アタシ達の強さを知ってるルシウスが協力関係を申し出てるんだ。アタシは賛成するよ」
「まぁ、ボク以外の皆がそう言うなら任せるよぉ」
「ありがとうございます。ただ、まだ国民の皆さんへの公表は控えてください。ギルドにはアルヴァリア本部の方から上層部にのみ伝えるようにしています」
「了解、これで報告事項は以上かい?」
「いえ、最後にもう一つ報告があります」
「まだあるのか……」
「アルヴァリアの古文書にてエターニアと称される謎の存在が居るのですが、その者と特徴が一致した存在を観測しました。味方か敵かも分からない存在ですが、少なからず実力は魔人王級です」
「魔人王級の謎の存在か……特徴はなんだ?」
「蒼い目に碧の目の人間の青年のような見た目をしている事、我々と同じ言語を話す事、コレに加えて古文書の通りであれば完璧な蘇生魔術を扱うそうです」
「完璧な蘇生魔術だと?」
「はい、あくまで古文書の通りであればですが……」
「アタシは見たことが無いが……バル、おぬしは見聞きしたことがあるか?」
「……いや、記憶にない……恐らく接触すらしたことが無いだろう」
「そうかい……ルシウス、ほかに文献は残っていないのかい?」
「残念ながらエターニアと明言された者の文献は……ただ、恐らく同一存在と思われる者の文献は残っておりまして、それによるとかなりの戦闘狂だそうです」
「そうか……戦闘は避けられなさそうだな……」
「特に強者との決闘を好んでいたとの文献が有ったため、恐らく」
「オッケー、そうしたら国民には複数人でのダンジョン攻略を義務化しても良い?」
「それに関してはお任せします、皆さんの無事を第一に考えてください」
「あぁ、不確定要素が多すぎるからな。その辺りの連携も任せたぞルシウス」
「はい、お任せください」
作品の内容まとめは作者のnoteにて投稿しております。
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そちらも良ければご確認ください。
以上、碧海ソラでした。次回もお楽しみに!
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