第弐拾参話 実戦訓練
どうもこんにちは、碧海ソラです。
書く事も大してないので、本編をお楽しみください。
ゆっくりしていってね!
「さ、とりあえず発動確認はできたけど……どうするルシウス?」
「ん~組むならネラの実力も知っておきたいし……ゼラム、ネラお前ら軽く組手しろ」
「え、確実にそれ私負けるので嫌なんですけど」
「いや、今の程度の技量でネラに勝てると思ってねぇよ。どれくらいネラを苦戦させられるか見極めるだけだ」
「よし、まあとりあえずやるか!剣以外なら何使っても良いよ、死にかける攻撃は流石にルシウスが止めてくれるだろうし……だよね、ルシウス?」
「流石にな、んじゃ構えろ」
「「はい」」
ネラが構えると、気配感知での気配が更に強まったのが分かった
「流石に勝てるとは思ってませんけど……」
こちらも構えて身体強化に集中し、出力を上げる
「んじゃ、行くぞ……はじめ!!」
掛け声がかかると同時にネラが視界から消えた。駆け回る音もなければ呼吸音すら聞こえない
「ほう、流石は獣人だな」
ルシウスの感嘆を聞きながら気配感知を大きく、半球状に広げていくと微かに引っかかる反応が一つあった
「あぶなっ!!!」
「今の避けるのマジぃ???じゃあ、仕方ない正面から戦うよ」
「ええ、それなら助かるけど……」
『影爪拳 朧飛歩』
瞬きの一瞬でネラはかなりの距離を詰めてきた。恐らく獣人の拳法か何かだろう
『影爪拳 影刃脚』
飛んできた回し蹴りを間一髪で防御するとそのまま吹き飛ばされた。
「ゼラム、お前反射神経どうなってるの!?流石に守られるのは想定外なんだけど」
「何とか感知で動きを察知しながら守ってるの!!何あの威力!!」
「慣れればゼラムも出来るよ。んで、攻撃してこなくていいの?」
「攻め入った所を狩られるのが目に見えてるから辞めとく」
「流石にそう簡単に行かないかぁ……んじゃそうせざるを得なくすれば良いよね?」
そう言うと、ネラは再度距離を詰めてきた。恐らく殴り合いをしろと言う事だろう
「ほらほら、しっかり殴り合いしないとこのまま押し切るよ」
「分かってるって」
『セリエンス流・体術 蒼嵐脚』
「スピードは悪くないけど、威力があんまりかな」
ネラはそう言うと、更に距離を詰め拳を放ってきた
『影爪拳 月牙穿』
―――――――――
「よし、これくらいで良いでしょ?」
「そうだな、そんなとこで辞めとけ」
空が青い……ネラが放った最後の拳は私を吹き飛ばした
「そんなとこって何ですか……殆ど防御と回避で精一杯だったんですけど?」
「ああ、こっちの話だから気にしなくていいぞ」
「それにしても、ゼラムは本当に反応速度凄いね……正直あの蹴りの威力が高ければ負けてたかも」
「いや、ネラの防御が硬すぎるんだよ……鉄でも蹴ってるのかと思った」
「流石に身体強化の玄人、それも獣人にステゴロでダメージ入れるのは無茶だぞ」
「と言うか、ネラが使ってた縮地とか蹴りとかってアレ何なの?」
「影爪拳って言うんだけど……まあ分かりやすく言えば近接戦闘用体術かなぁ」
「っとなると、ヴェルシュさんとこ出身か?」
「そうそう、出身が出身だからかなり自由でね」
「出身によって自由だったりそうでなかったりするの?」
「ん~まあ、基本自由だけどウチは一番寛容な宗派だからさ。とりわけ自由って感じかな」
「あぁ、そういえば宗派があるんだったね」
「まあ、宗派って言っても若干他種族との交流が苦手とか自然崇拝みたいな形だとかそれくらいの差だけどね」
「どうする?今日は帰って交流会でもやるか?」
「良いね、ルシウスの奢りで行こう!!」
「お、気前良いねルシウス!!」
「この小娘どもが舐めやがって」
「年上に向かってなんて口を利くのかしらこの男は……」
「人間換算でゼラムと大して変わらない年齢なの分かってるからな?」
「ちぇ、つまらん……まあ奢りなら何でもいいよ」
「それじゃルシウス、私たちも一緒に飛ばして帰ってね」
「はいはい」
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以上、碧海ソラでした。次回もお楽しみに!
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