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その冒険者は今日もダンジョンで迷子です  作者: S0R4
第弐章 邂逅~シャングラ連邦国~
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第拾捌話 鍛冶屋 インファーナル・プライド

どうもこんにちは、碧海ソラです。

書く事も大してないので、本編をお楽しみください。

ゆっくりしていってね!

ギルドで教わった道順どおりに進むと、古ぼけた工房が見えてきた。


「こんにちは~」


戸を開くと小柄な男が座っていた。


褐色の肌に整えられた、たくましい髭。白髪交じりの毛髪には、火の粉の跡が残り彼が鍛冶師であることは明らかであった。


「すみません、ジバルド・ヴォルダンさんですか?」


「いかにも、ワシがジバルド・ヴォルダンだが……お前さんたち人間(ヒューマン)だよな?何の用だ」


「はい。申し遅れました、ゼラミナ・ヴァルトと申します。ゼラムとでも呼んでください。剣を一振り作ってほしくて来たのですが……」


「そうか……そうだな、素材をまずは見せてみろ」


「はい、こちらとこちらになります」


ルシウスのカバンに入れていた金属塊と昨日の飛竜の鱗数枚を取り出すと、ジバルドの目の色が明らかに変わった。


「おい、これ……この金属はどこで見つけてきた!!それにこれ……紅焔竜(ファイアワイバーン)の鱗じゃねえか!」


「えっと、金属はゴーレムダンジョンですね。鱗はココに来るまでの道中で襲われて討伐した際の戦利品です」


「ゴーレムダンジョンは良いが……嬢ちゃんが紅焔竜を狩ったのか?とても討伐できるほど強そうには見えないが……」


「あぁ、それについては俺がメイン戦闘をしたんだ。ゼラムには戦闘訓練もかねて補助を任せてたが……」


「それなら納得だな、お前相当強い魔術師だろう。名前は何という?」


「セルシウス・ヴェルナーだ、ルシウスとでも呼んでくれ。まだまだ俺も駆け出し冒険者なんだがな」


「セルシウス……なるほど、お前が噂になってるアルヴァリアの元宮廷魔術師か」


ジバルドは髭を撫でながら問いかける。


「知ってんなら話は早い、ウチの仲間の剣を頼むよ。悪い様にはしない」


まるで呼応するように話が進んでいる。さすがは元団長と熟練の鍛冶師と言ったところであろうか


「いいだろう、四日くれればゼラムの剣をしっかり完成させてやる。その代わりと言っちゃなんだが、完成後の試し斬りを兼ねて行ってほしいダンジョンがある」


「ダンジョンですか?どちらにせよ行く予定だったので良いですが……」


「一応聞くが、そのダンジョンのボスはなんだ?」


「簡単に言うなら土竜(ドレイク)だな」


「ドレイクならAランクってところか……よし、受けよう」


「よし、取引成立だな。それじゃ、素材はもらうが……ゼラム、今持ってる剣を見せてみろ」


「あ、はいどうぞ……」


「なるほどなるほど……?これ、誰が打った剣か分かるか?」


「いえ、とあるダンジョンボスにいただいたものなので……」


「そうか……おそらくこの剣を打った鍛冶師はかなり凄い鍛冶師だな」


「なぜ分かるんです?確かにもらってから一度も刃こぼれしてませんが……」


「紅焔竜と打ち合っても刃こぼれなしか、もし生きてたらこの世界の最高峰だろうな……付与されている魔術こそ低級だが、密度と正確さが段違いだ……」


「なるほど……ちなみにこの後作っていただく剣はこれ以上に強くできますか?」


「勿論だ、素材のレベルが違うからな。そこは任せておけ……少し待ってろ、コイツも軽く手入れしてやる」


「ありがとうございます!!」


――――――――――


工房を出るとルシウスが口を開いた


「あの鍛冶師……ジバルドと言ったか?アレは相当に腕の立つ鍛冶師だな」


「なぜ分かるんです?勿論凄い人っぽいのは私もわかりましたが……」


「まずは年齢だな。明らかに俺の数倍の人生を歩んでる」


「え、見た限りルシウスとの年齢差はあまりなさそうに見えましたけど……」


「多分だがあの人ドワーフだぞ、明らかに図体が小さくて耳が少し尖ってた」


「ドワーフ……って長命種なんですか?」


「お前、その辺知らないのか……そうだな、エルフより短命で一般人類より長命だ。大体短くて500年長くて1000年単位の寿命を持ってる。んで、ドワーフは手先が器用で且つ付与魔術に長けててな」


「まさに、鍛冶師に向いてる種族って感じですか……」


「意外と戦士やってるドワーフも多いがな。図体は小さいのに毒関連に対する耐性が人類の数百倍あるんだ」


「数百倍……それは流石に凄いですね」


「長命な分鍛錬もできるから基本的に人族よりは強いが……数が少なくてな」


「そこは長命種の定めですよね」


「そうだな……あ、そうだ明日から数日間は魔術強化に入るぞ」


「え、練習場所はどうするんですか?」


「そうだな……んまぁ、自治区の外で軽くやるくらいで抑えよう」


「分かりました」


「んじゃ、一旦宿屋帰るか」

作品の内容まとめは作者のnoteにて投稿しております。

また、作者は普段YouTubeにて活動していますので

そちらも良ければご確認ください。

以上、碧海ソラでした。次回もお楽しみに!

以下はリンク欄になります。

YouTube:https://www.youtube.com/@S0R4_youtube

Twitter:https://x.com/S0R4_youtube

note:https://note.com/s0r4_youtube

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