第拾漆話 冒険者ギルド アルティオス支部
どうもこんにちは、碧海ソラです。
書く事も大してないので、本編をお楽しみください。
ゆっくりしていってね!
「おはようございます」
「おはようさん、多少疲れは取れたか?」
「まあ、多少身体はまだ痛いですけど大丈夫です」
「それならいい、今日は取り合えずギルドと鍛冶屋に行くからな」
「はい、とりあえずはギルドに向かいましょう。ついでにあなたに関する誤解も解かないとですから」
「そういやそうだったな。取り合えず出るか」
――――――――――
「おはようございます、どのようなご用件で?」
虎の獣人だろうか、元気のいい獣人の女の子がカウンターに立っていた
「あ~……俺ぁこう言うもんだが支部長って今居たりするか?」
「セルシウス・ヴェルナー様ですね……え!?ルシウスさん!?ちょ、ちょっとお待ちくださいね」
カウンター係が大慌てで裏に引っ込んだせいで私たちに注目が集まってしまった。
「あの、ルシウス?絶対に私がこういう交渉はすべきだと思うんですけど」
「いや、そんなこともないな。俺じゃなくてゼラムが支部長呼んでもこんなにスムーズに話進むわけないだろ?」
「いやまぁ、それはそうなんですけど……とはいえ今のこの状況も良くはないと思うんですが?」
「そうだな、一旦避けr……いや大丈夫そうだ」
カウンターの奥から身長は三メートルに達しそうなほどに大きな身体を持った、熊の大男が現れた。
「お待たせしました。冒険者ギルドアルティオス支部 支部長のウーガン・バルクと申します。セルシウス・ヴェルナーさんでお間違えないですよね?」
「あぁ、私がセルシウスだが……やけに仰々しいな」
「すみません、仮にも一国の御要人をテキトーに扱うことが出来ないのです」
「まず、その件で一つ訂正したいんだが……俺はもう要人でもなんでもないただの冒険者だよ」
「えっ……本部から伝達で確かに冒険者登録されたとは聞きましたが本当にそうだったとは……」
「そうだ、ココの支部から馬車用の金が送られてきたって聞いてな。礼をすると同時に訂正をしに来たんだ」
「作用でしたか、それは失礼しました。ですが……せっかくなのであの馬車はそのままお使いください。あなたはこの国でも英雄に等しいお方ですからね」
「え、ルシウスって英雄譚あったんですか?」
「えぇ、一度だけ五大老の間で大きないざこざが有ったことがありまして……たまたま来賓としていらっしゃってたルシウスさんが納めてくれたんです」
「意外とあなたもそういう仕事出来るんですね」
「いや、俺は吹き飛ばしただけだぞ」
「あんた他国のお偉いさんに何してんですか!!!」
「ははは、大丈夫ですよ。ルシウスさんも威力を抑えて下さってましたし、五大老も魔術で簡単に怪我されるような方々じゃありませんから」
「ほんと、すみませんウチの人が……」
「おい、大体お前がまだ小さいころの話だぞ」
「まあいいじゃないですか、楽しそうで。確認ですが、ゼラミナ・ヴァルトさんでお間違えないですよね?」
「はい、大丈夫です」
「お二人とも、良いパーティですね」
「ありがとうございます」
「あ、そうだ。ウーガンさんと言ったか?いい鍛冶屋と宿屋を紹介してほしいんだが……」
「宿屋はギルドと提携しているところがありますのでそちらをご利用ください。鍛冶屋は……ものによっておススメする鍛冶師が変わりますが何を目的で?」
「はい、実は金属塊と飛竜の鱗を使って良い剣を作れる人を探してて……」
「なるほど、剣鍛冶でしたらインファーナル・プライドの鍛冶師、"名工"バジルド・ヴォルダンでしょう」
「なるほど、その店はどこにあるか教えてくれ」
「はい、こちらギルドを出ていただくと右手に路地が見えるかと思います。そちらに向かっていただきまして、路地に入りましたら二つ目の横道を左に曲がると看板の下がった古い工房が見えてくると思います」
「そこがその鍛冶屋なんだな?」
「はい、ギルドからの紹介である事。それから、素材を見せれば素早く作業に取り掛かってくれると思いますので、よろしくお願いします」
「あぁ、助かったよ。馬車の件も含めて色々ありがとうな」
「はい、こちらの在留用書類と宿屋までの地図もお渡ししておきますので良ければご活用ください」
「助かるよ、んじゃまぁ取り合えず先に鍛冶屋に行ってくる」
「何から何まですみません、ありがとうございました!」
「はい、またいつでもお待ちしております」
作品の内容まとめは作者のnoteにて投稿しております。
また、作者は普段YouTubeにて活動していますので
そちらも良ければご確認ください。
以上、碧海ソラでした。次回もお楽しみに!
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