プロローグ
どうもこんにちは、碧海ソラと申します。
今回より初連載を始めていきます。
よろしければお楽しみください。
「――なあ勇者? 何を求めてお前は俺に立ち向かうんだ?」
眼前の魔物は私にただ問いかける。自分が圧倒的優位にある事を――私が敵う事は永遠に無いと知って。
「私は魔王を名乗る魔物をも倒した! 確かに強かった――が、大した深手も追わず討伐した! その私が手も足も出ない魔物を放置できる道理が無いだろう!」
「――そうか、じゃあ死ね」
ああ、そうか。ギルドに登録されてないわけだ……誰もここから出られない。
――――――――――
「さてと……ゼラム! 行ってらっしゃい!」
「母さん、行ってきます!」
今日は待ちに待ったギルド登録日——片田舎生まれの私が一人上京をする日。上京するのは不安だけど、多分大丈夫。母さんも母さんで多分一人楽しくやっているだろう。
――――――――――
「なあ嬢ちゃん、俺らと一緒に遊ばねぇか? なぁに、悪いようにはしねぇ」
家を出て数刻、賊に絡まれた。所謂山賊と言う輩だろうか。
「結構です。私は今日中にギルドまで出向く必要がありますので」
「あ?街なら逆方向じゃ……まぁ良い、俺らが遊ぼうって言ってるんだ。テメエに拒否権があると思ってるのか?」
「ありますね。少なくともあなた方、私より弱いですから」
「舐められたもんだな、俺らも。よし、やるか」
「はぁ……馬鹿に構ってる時間は無いんですよ」
刹那、賊の眼前には銀世界が広がり――そこで意識は途絶えた。
「だから言ったでしょう。あなた方は弱いと……ってこんなことしてる場合じゃないの忘れてた!急がないと!」
――――――――――
「ふう……ギリギリだったけど、何とか冒険者登録できた!!!」
結局、賊に構っていたら遅くなってしまった……
「さて、取り合えず次は仲間見つけないとかぁ……近接火力は私で良いとして――」
指を折りながら私はぼやく。いつもの癖だ。
「タンクにヒーラーと、後は魔術師か術剣士……いや、術剣士は最悪私がやればいいからやっぱり魔術師かなぁ……」
悶々とパーティを構想する。
物理耐性持ち対策の攻撃系魔術魔術師と、ヒール等を扱える聖属性魔術師は欲しい。本当なら一人で済むのが一番だが見たことも聞いたこともない。
「聖魔術師は置いておいても魔術師と、私に魔術教えてくれる人探さないとなぁ……」
色々と考えに耽りながら、私は眠りについた。
プロローグは以上となります。
お楽しみいただけていたら幸いです。
また、作者は普段YouTubeにて活動していますので
そちらも良ければご確認ください。
以上、碧海ソラでした。次回もお楽しみに!
以下はリンク欄になります。
YouTube:https://www.youtube.com/@S0R4_youtube
Twitter:https://x.com/S0R4_youtube
note:https://note.com/s0r4_youtube




