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その冒険者は今日もダンジョンで迷子です  作者: S0R4
第壱章 旅立ち 〜アルヴァリア王国〜
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プロローグ

どうもこんにちは、碧海ソラと申します。

今回より初連載を始めていきます。

よろしければお楽しみください。

「――なあ勇者? 何を求めてお前は俺に立ち向かうんだ?」


眼前の魔物は私にただ問いかける。自分が圧倒的優位にある事を――私が敵う事は永遠に無いと知って。


「私は魔王を名乗る魔物をも倒した! 確かに強かった――が、大した深手も追わず討伐した! その私が手も足も出ない魔物を放置できる道理が無いだろう!」


「――そうか、じゃあ死ね」


ああ、そうか。ギルドに登録されてないわけだ……誰もここからにげられない。


――――――――――

「さてと……ゼラム! 行ってらっしゃい!」


「母さん、行ってきます!」


今日は待ちに待ったギルド登録日——片田舎生まれの私が一人上京をする日。上京するのは不安だけど、多分大丈夫。母さんも母さんで多分一人楽しくやっているだろう。


――――――――――


「なあ嬢ちゃん、俺らと一緒に遊ばねぇか? なぁに、悪いようにはしねぇ」


家を出て数刻、賊に絡まれた。所謂山賊と言う輩だろうか。


「結構です。私は今日中にギルドまで出向く必要がありますので」


「あ?街なら逆方向じゃ……まぁ良い、俺らが遊ぼうって言ってるんだ。テメエに拒否権があると思ってるのか?」


「ありますね。少なくともあなた方、私より弱いですから」


「舐められたもんだな、俺らも。よし、やるか」


「はぁ……馬鹿に構ってる時間は無いんですよ」


刹那、賊の眼前には銀世界が広がり――そこで意識は途絶えた。


「だから言ったでしょう。あなた方は弱いと……ってこんなことしてる場合じゃないの忘れてた!急がないと!」


――――――――――


「ふう……ギリギリだったけど、何とか冒険者登録できた!!!」


結局、賊に構っていたら遅くなってしまった……


「さて、取り合えず次は仲間見つけないとかぁ……近接火力は私で良いとして――」


指を折りながら私はぼやく。いつもの癖だ。


「タンクにヒーラーと、後は魔術師か術剣士……いや、術剣士は最悪私がやればいいからやっぱり魔術師かなぁ……」


悶々とパーティを構想する。


物理耐性持ち対策の攻撃系魔術魔術師と、ヒール等を扱える聖属性魔術師は欲しい。本当なら一人で済むのが一番だが見たことも聞いたこともない。


「聖魔術師は置いておいても魔術師と、私に魔術教えてくれる人探さないとなぁ……」


色々と考えに耽りながら、私は眠りについた。

プロローグは以上となります。

お楽しみいただけていたら幸いです。

また、作者は普段YouTubeにて活動していますので

そちらも良ければご確認ください。

以上、碧海ソラでした。次回もお楽しみに!

以下はリンク欄になります。

YouTube:https://www.youtube.com/@S0R4_youtube

Twitter:https://x.com/S0R4_youtube

note:https://note.com/s0r4_youtube

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