パソコン画面
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです（BGMのみ）。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル：パソコン画面
なぜか最近、見られてるような気がする。
なんでこんな気持ちになるのかよーわからん。
でも見られてる気がするんだ。
私は都内のアパートで1人暮らしだから
夜になんかなったりするとやっぱり不安。
「なんでこんな気持ちになっちゃうのよ」
ヤだなぁなんて思わせられながら
これまでずっと毎日やってきたんだ。
こんな感覚を知ったのは、数週間前から。
「もしかして、誰かがどこかから覗いてるの？」
なんて思ったけど、どうもそんな気配じゃない。
何か部屋の中で、ずっとあるものが
私を見つめてる・にらんでる…
そんな気がしてくるんだ。
女友達「へぇ〜そうなの？？」
「そうなのよ、なんだろこの感じ」
女友達「もしかしてストーカー？？」
「怖がらせないでよ！」
女友達「あははwごめんごめん」
男友達「え、そうなんか？」
「そうなのよ、なんだろこの感じ」
男友達「疲れてんじゃない？んで神経尖って、普段なら気にならない事でも気になってるとか」
「そうなのかなぁ」
こんな感じで誰かによく相談したりするけど
一向に直らない。
この変な感覚がずっと続くのである。
そこである日。
百合子「…ちょっと待って。なんかこの部屋の中に感じる…」
「え？ど、どゆこと」
百合子「しっ、ちょっと静かに…こっちかな…」
ちょっと前にできた友達、百合子。
百合子はちょっと霊感のある子だった。
その百合子に相談してみた時、
驚くべきこと…いや凄まじい恐怖がわかったんだ。
百合子はそう言って私を
パソコンの部屋に連れてきた。
私の部屋はリビングとキッチンの2部屋。
あとトイレとお風呂はユニットバス式だったのだが、
百合子は迷わずそのパソコンの部屋にきた。
そして、
百合子「…このパソコン、いつ買ったの？」
「え、パソコン？」
百合子「うん」
「えー？いつだったかな…。あ、3週間ぐらい前かな」
百合子「…そう」
何か神妙だ。
「どうしたの？何かあるの？？」
このパソコンに何かあるのかと思い始めた。
百合子「…ちょっと私たちだけじゃどうしようもないから、パソコンとか、そっち関係に詳しい人連れてくるね。ちょっと待ってて」
そう言って百合子は私を部屋に残し、
電話して誰かに会いに行ったようだ。
そして数十分して帰ってきた。
小野田「あ、こんにちは」
「あ、どうも…」
百合子「彼、あたしの友達で、小野田君っての。パソコン関係に詳しいからちょっと来てもらった」
「あ、そうなんだ」
何か大袈裟な事になってきた。
百合子「このパソコンなんだけどさ」
小野田「うん」
百合子「言ってた通り、もう少し明るくできたりする？」
小野田「とりあえずやってみる」
「………」
私はただ見てるだけ。
百合子と小野田君は私の目の前で、
パソコンの電源をつけずに
何か後ろの方をごちゃごちゃいじくり出した。
「…何してるの？」
百合子「ん？ああこれ、パソコンの電源はつけずにさ、オプション品のチャージ機能使って画面を明るくして見てるのよ」
「え？電源つけずにって、そんなのあるんだ」
百合子「ちょっと前に新しく発売されたオプション品でさ、パソコンが完全に壊れた時に復旧する用の機材なのよ」
「へぇ〜」なんて思って見ていた時、
小野田君と百合子はガタッ！
とした感じに後ろへ下がった。
その動きに合わせて私もちょっとビクッとした程。
「ど、どうしたの？？」
小野田君「こ、これ…」
百合子「も、もうちょっと明るくしてみて…」
「……………き、きゃあっ！！」
つけてないパソコン画面の真っ暗の向こうから、
こっちをずっと睨んでる女の顔が出てきた。
（※）これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ！
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください＾＾
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=rtBge0AT5mE
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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