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03.大事な義妹と、気の置けない親友。

 ……実のところ、なつめにとって、大学での講義や実習を終えた後、すぐに帰宅準備に入らず、先生方の雑務に手を貸すのは、もはや日常茶飯事だ。

 雑務の内容は日によってばらばら。さっきまでの講義で使っていた備品の片付けやら、後日配らなければならないプリントの準備。あるいは、別の先生に持って行かねばならない教材を預かって、配達係になってみたりする日もある。

 何せ、現在籍を置いているこの霧ヶ崎学園には、親の世代から、姉弟揃って世話になっている。小学部に入学した時は勿論、中等部や高等部に上がった頃、そして大学部に進学した今にまで、何かと、先生や臨時講師、果ては事務員達にまで気にかけて貰っていた。

 そうやって何気ない切っ掛けで先生達と話す機会に恵まれていくうちに、世間話ついでの諸々の手伝いがワンセットとなった。どうでもいい話をしている間に、時折、先生が気を利かせて、次のテストの範囲をこっそり教えてくれたりもするのは、役得というべきか。

 今日の手伝いは、先ほどの講義で使った楽器達の片付けと、個数の確認点検。

「……十一。十二、十三……と。よし、大丈夫。神谷君。そっちは?」

 呼ばれたので、肩越しに振り返る。

 少し離れた位置にいるこの講師、桜守(おうかみ)(ひじり)は、なつめの九つ上の姉、神谷祐の同級生であり、親友でもある。

 その縁のお陰で、なつめが小学生の頃から面倒を見て貰っていた仲の為、聖からの頼みは、特に優先して引き受けるようにしている。

「こっちも大丈夫。きっちり最初あった数と一致してるよ。先生」

 右手を挙げ、親指と人差し指で丸の形を作りつつ答えると、聖は少しだけ顔を歪めた。苦みを帯びた笑みだ。

「いつ聞いても慣れないなぁ。その、先生っていうの。ちょっと前まで、『祐姉、聖姉』って言って、祐と私の後ろを付いてきてくれたのに」

 それは全くの真実で、ついでに言うとなつめ自身も、この女性からの呼ばれ方は専ら〝なつめ〟であり、〝神谷〟と苗字で呼ばれる事は滅多になかった。

 だから、聖の言わんとするところがこれ以上なく分かってしまい、気付けば笑っている自分がいる。

「俺もだよ。TPOは考えてるつもりだけど、やっぱりこんな他人行儀より、聖姉の方が口に馴染む」

「だよね。こっちも、ついつい『なつめ』って呼びそうになるよ。こういう講義外でなら、うっかり口が滑ってもいいんだろうけど……。それじゃあ、〝神谷君〟。いつも通り入出帳にサインをよろしく」

「了解。〝先生〟」

 互いにそれぞれ学校での呼び名を、強調しつつも呼んだ後、笑顔を向け合った。なつめはその後立ち上がり、すぐ傍に設置されている入出帳に、自分の名前を黒ペンで綴る。

 なつめがサインを終えると、すぐに聖が続いてペンを握った。

「……あぁ、そういえば」

 ペンを動かしながら、彼女は何かを思いだしたように口を開く。

「陰陽寮特別職員の適正試験。確か、なつ……じゃなくて。神谷君は受けないんだったよね? 今、それが先生達の間でちょっとした話の種になってるけど」

「あー……」

 聖の言葉に、一気に肩に重みがかかる。

 聖とはプライベートでも仲良くして貰っているから別としても、その他の先生方に、この話を自ら進んで話した覚えはない。そして、聖は自分が聞いた話をぺらぺらと周囲に話すような性格ではない事も、知っている。

 だけど何だってこう、噂の類は気付けば勝手に広がっているのかと、何とも言えない心持ちになる。心の中だけで溜息を吐いて、「うん」と短く頷いた。

「少なくとも今は、その気はないから」

「学園長直々に残念がっていたって話だよ。それでなくても、神谷父子って言えば、一種の伝説だからね。天津宮だってこともあるし、何より、祐のこともある。色んな意味で、常識って言葉が通用しない奴だからね。祐は」

 小さく笑いながら紡がれた聖の言葉は、大袈裟ではないのだと思う。

 父に姉、おまけに伯母まで、揃って陰陽寮の特別職員として、現在職務に励んでいるのは事実だし、姉である祐は……何というか、一言で表すにはなかなか難しい。

 ふわふわおっとりとしていて、どんな時でもにこにこと笑っているだけ……と、姉を遠くから見た人間の大半は思うだろう。だがその実態は、学園在籍の頃の成績は常に当時の……中等部や高等部など関係なく……学園主席を独走。小等部から在籍していた部活である弓道部の方でも、他者を寄せ付けないぶっちぎりの成績を残して全国大会連続優勝、などととんでもない大業を成し遂げたりしている。

 本当に、ここまで考えてみても姉は実にとらえどころの無い性格をしていると思う。それは弟である以上よく分かっている。

 そもそも、神谷という家は少しばかり特殊な血筋の一つなのだ。

 天津宮──先天的に、本来人間が持ち得ない、稀有な能力を持つ人間を輩出してきた血筋の本家を、こう呼ぶ。

 なつめが生まれた家は、一応、本家の〝神谷〟である……とか、なんとか。曖昧な言い方になるのは、自分がその能力を持って生まれたわけではないからだった。この家と血に代々伝わる能力があるというのは聞いているが、実際のところ、現時点で最後に能力を発現させたのは曾祖父と、その妹とのこと。

 曾祖父も、曾祖父の妹も、なつめが生まれる前に天に召されている。なので、神谷という家が引き継いでいるらしい能力は、発現させる事が出来なかった祖父や、父からの口伝だ。

 何でも、生きる者を守るやら、生きる為の命を繋ぎ留めるやら、その為の道を切り開くやら……。

 そんな、どうにもあやふやな能力を、この血筋は秘めている、らしい。らしいとしか言いようがないのは。それはやはり、又聞きでしかない事もあるし、自分がそれを持っていない事もある。

 いつだったか、いかに天津宮といっても、血族全てが能力を発揮出来るわけではないのだと、父が言っていた。つまるところ、自分の家族や親族は、特殊な能力など持たぬまま、相応に努力し、自身を研磨して、その結果として今の仕事に就いたというだけの話だ。

 それでも、天津宮という名を持つ家に生まれた以上、続く神谷家の第二子である自分もまた、父や姉と同じ道を選ぶだろうと、他人が考えるのは自然な流れ。それは、なつめ自身も分かっている。

 だが、それはそれ。

「適正試験の方は、他にいくらでも希望者がいるだろ? そういう連中に回してくれ、としか言えないなぁ。そっち方面に特に魅力感じるわけでもないし、こいつ一つに力を貸して貰うだけで今は充分だよ」

 左耳周辺の髪を掻き上げ、左のみを飾っているピアスを示す。厳密に言えば、ピアス型をした【装神具】。別に特別なものでもなんでもない、有り触れた量産型。

 高校に上がる時、自分の小遣いを使って購入したのだが、これが妙に肌に合って、愛用している。

「俺は、俺の身の丈に合ったものを探して、そこを目指して行こうと思ってる」

 それで、家族全員納得してくれてるしね。となつめが最後に付け加えると、聖は声を上げて笑った。

「はは。……うん。そういうところ、すごくなつめらしいね」

「ご理解頂けて何より。……じゃ、俺、そろそろ行くよ?」

「いつもながら、手伝いありがとう。助かったよ」

「いえいえ。また何かあったら声かけて」




 聖と別れ、いよいよ帰宅する以外にやる事がなくなったので、ひとまずは大人しく教室に戻る事にする。素直にそのまま校門へ足を向けなかったのは、教室で待っている奴がいるだろうと思ったからだ。

 確信にも近かった予想は、程なくして、的中する事になる。

 階段を上り終え、廊下に出たところで、見慣れた人影を見つける。着ている服は、高等部における女子制服。……ついでに、それを遠巻きに眺める男性学生数名。

 教室の中にいる誰かと話しているらしい〝彼女〟の姿を認めるや否や、気付いたら身体は駆け出していた。

「実佳」

 名を呼ぶと、呼ばれた方、もとい神宮司実佳は、振り返って、唇の両端を持ち上げた。形の良い微笑を表情に刻む。

「なつめ」

 細められた目は嬉しそうな色を映している。

 片手を軽く挙げつつ、なつめの方に身体を向き直らせた。その拍子に、テールアップ状に結った彼女の髪が、ふわりと柔らかく揺れる。思わず、挙げられた手に、自分の手を軽くぶつけてみる。

「悪い。待たせてたな」

「大丈夫。さっき来たばっかり。それに、隆哉が話相手になってくれてた」

 なるほど。さっきまでの実佳の話相手はあいつだったか。納得して教室を覗き込めば、すぐに目が合う、赤毛に黒のメッシュを入れた青年が一人。

 小学校から大学に在学している今健在まで、周りの人間という人間が、〝天津宮に生まれた人間〟を腫れ物やら化け物扱いばかりする中で、『そんなもの知った事か』とばかりに、当たり前に声をかけ、隣に並んで育って来た、幼馴染兼親友。氷野(ひの)隆哉(たかや)

 名は男のものだし、姿格好も男性のそれに寄せているが、隆哉は女性である。実のところなつめも、隆哉の本来の名前を知らない。

 ただ本人に聞いたところによると、生家のしきたりで女に生まれた者は例外なく二十歳を迎えるまで本来の名を封じて男の名前を与えられ、男としての格好をして、その通りに振る舞い、親元を離れて生活する事を義務付けられているとかなんとか。

 『女扱いはされちゃ駄目なんだと。変なしきたりだよなぁ』とけらけら気楽に笑う隆哉を知っているので、なつめも必要以上に深入りせず、隆哉の事は必要に迫られれば〝彼〟と呼ぶし、同性の親友として接している。

 さて、そんな親友二人。

 互いの目が合うや否や、隆哉はにやりと笑っていた。

「遅かったな、なつめ。お前の可愛い姫さんがお迎えに来たってのに、待ちぼうけさせるなんて」

 笑いを堪えながら、そんな事を言ってくる隆哉には、肩をすくめつつ

「いつもの、先生の手伝いだよ」

 と一言添える事で返事の全てを終えた。

 何かきっかけがあれば、人をからかってくるような奴だ。まともに取り合うだけ無駄だと、もう十二分に分かっている。隆哉の方も、こちらのそんな意図を理解しているだろう。だから、適度に人で遊ぶのだ。……それが不愉快でないあたり、やはり自分達は互いが互いの友なんだろう。

「……あ、そうだそうだ。なつめ。ちっとこっち来い」

 何事かを思い出したらしい隆哉が、ひらひらと手招きをする。

「ん? 何だよ、改まって」

 別に話があるのなら、この距離でも充分声は届くだろうに。そう思いつつも、行かねば話は進まないのだろう。教室に入り、隆哉の方へと歩み寄ると、途端に肩に腕を回され、肩を組む形で、一気に引き寄せられた。若干無理矢理だったので、身体のところどころが痛む。

「ってえ……! おい、隆哉。ほんと何なんだ」

「ほい、お前宛て」

 目の前に何かが差し出される。見れば、三枚の封筒だ。白い封筒二つに、茶封筒一つ。おおよそ、お洒落とは言い難いシンプルなものばかり。

「……これ、もしかしていつものか」

「おう。ぜーんぶ『実佳に告白する事への許可を下さい、かみさまほとけさま、天津宮さま』っつー嘆願書」

 くらりと目眩がした。思わず眉間に皺を寄せて、溜息を零す。

 そもそも、体裁上は確かに兄妹ではある自分達だが、正確に言えば兄ではなくて従兄弟だとか、何で実佳への告白に自分の許可がいる事になってしまったんだとか、こういう事に生まれた家のあれこれは一切関係ないだろとか、そういう考えが、疲れの形をとって身体にのし掛かってきた。はじめての事じゃないとはいえ、何度経験しても、疲れるものは疲れる。

「仕方ないよなー。改めて言うのも何だが、実佳、世辞抜きにとびっきりの美人だ」

 全ての事情を知っている隆哉は、それはもう面白そうだ。

「口数は多くないけど、そこがミステリアスな魅力になってるっていうか? 物言わぬ花の如し、とでも言えばいいのかね。体型の方がまあ、ちょーっと一部分の膨らみがささやかだけど、これは好みの問題だな」

「いや……実佳個人の云々は、この際置いておくとしても、だ。俺が言いたいのは、そうじゃなくて」

「県主催の独唱コンクールじゃ金賞。かと思えば、各運動部から今でも入部スカウトが途絶えないぐらいに、運動神経もあると来た。性格は控え目、しかし凛とした雰囲気と佇まい。まさに大和撫子。そういうの全部まとめて、ポイント加算要素としては充分なんだろうよ」

「おいこら隆哉。人の話聞いてるか?」

「どこぞの男子大学生は、裏で色々と呪われたり妬まれたりしてると思うぞ。そんな、まさに引く手数多な高性能女子高校生と、一つ屋根の下で二人暮らししてるってんだから」

「聞いてるけど聞いてない振りすんなっての。これ以上続けるなら、そろそろ一発殴るぞ」

「はっはっは。勿論お断りに決まってる。まあ、そういうわけで、大変だな!」

「他人事だよなあ、お前からすれば……」

 頭を抱えて、もう一度深く溜息。

 こういう手紙が来るようになったのは、つい最近の話ではない。

 話の出処は分からない、どういう風にねじ曲って、歪んだ解釈がなされたのかも検討がつかない。しかし現実問題として、

『神宮司には、天津宮に生まれた阿修羅の如き鬼兄が付いていて、妹に言い寄った凡人を悉く粉砕していった』

 などという、不本意極まりない噂が、学園内、主に高等部から大学部にかけてまことしやかに広まっている。はじめてその噂を耳にした時は、思わず座っている椅子から滑り落ちたものだ。

 ちらりと後ろを振り返った。何も知らない実佳が、教室前の廊下でなつめの事を待っている光景が見える。その手には、今日の授業で使ったんだろう音楽の教科書。口に馴染む曲があったのか、譜面を指でなぞりながら、微かに身体を揺らし、リズムを付けている。

 周囲にいる男子達の視線を集めていることなど、恐らく気付いていないだろう。

 目鼻立ちの整った、中性的な顔。陽の光を浴びるさらさらとした髪は、どこか青みを帯びているようにすら見えて、神秘的な光を微かに纏う。

 制服からすらりと伸びる手足は白い。かと言ってか弱い印象を持たせることはなく、むしろぴんと一本の芯が通ったような強ささえ感じさせた。

 兄、あるいは従兄弟、という身内としての立ち位置からの贔屓目を差っ引いたとしても、確かに実佳は美人だと思う。だから、男子達の注目──時折、同性である女子でさえ!──を集めるのも、分かる。

 が、分かるからと言って、それに自分が関わらねばならない理由はさっぱりだ。

「他人の色恋沙汰なんて、俺の知るところじゃないから好きにすりゃいいのに」

 ぼやきながら、封筒三つを受け取った。

 一応の礼儀として返事はしている。

 ……勿論、手紙の送り主の要望によりこれも隆哉を経由するが、返答内容としては、今の言葉が全てだった。多少、柔らかめに伝えるようにはしているけれど。

「余裕だな、なつめ。このうちの誰か一人と実佳が付き合う事になる、とかは考えねえの?」

「有り得ない事を考える事ほど、無駄なことはないからなぁ」

「断言しやがったよこいつ。お前、そのうちマジで後ろから刺されるんじゃね?」

「何で俺が刺される事になるんだ。今の実佳は、恋愛沙汰に興味は一切ないからな。全部断るのは目に見えてるって言ってんだ。伊達に、今まで一緒に育っちゃいねえよ」

「それを素で言ってのけるあたりが、刺される要因になりかねんぞ、と言っているのですよ神谷サン?」

「はあ?」

「意味が分からないのなら考えてみ」

 にやりと、それはもう悪戯好きのガキ大将のような笑顔を浮かべつつ、隆哉は立ち上がる。そして、ばしっと音を立てて背中を叩いてきた。

「ほれ、帰るんだろ。早く行こうぜ」

「……いや、帰るけど。何でお前に促されにゃならんの」

「実を言うと、今日と明日、我が家には俺以外誰もいなくてだな」

 ……なるほど。と、なつめは納得する。

 隆哉は、三兄弟の真ん中なのだが、隆哉を含む三人の兄弟は実家を離れて、賃貸マンションに暮らしている。兄は病院勤めで帰りは不定期。弟は化学専攻の、こことは別の学校に通っていて、時折、学校の研究室に泊まり込むことがある。

 ……隆哉の兄と弟は、隆哉のところの両親によく似て、真面目で思慮深い性格だが、どうして隆哉だけ、こう色々とノリが軽いのか。幼馴染みの立場であるなつめとしては、これは長年の疑問であるが、まあ、それはそれとして。

 考えが若干あらぬ方向に逸れたが、とにかく、隆哉が一人留守を守るのは、そう珍しい事ではない。同事に、その留守番を放棄して、うちに顔を出すことも。

「おあつらえ向きに、明日は土曜日で休みだ。一人で家にいるのも暇だし、自力で夕飯作るの面倒だし、『どこぞのお宅のお相伴に預かりたいなー! 優しい神谷くんなら預からせてくれるよなー!』みたいな。てなわけで、実佳ー! 今日は俺もお前んとこにお邪魔するからよろしくな!」

「ほんと? いらっしゃい」

 いきなり話題を振られたというのに、実佳は即座に顔を上げ、反応する。表情はさして変化はなかったが、実佳の雰囲気が嬉しそうなそれに変わったのが、分かる。

「隆哉もうちに来るんなら、今日は三人でご飯だね。賑やかになりそうで楽しみ。献立、何にする? なつめ」

「お前も知っての通り、俺に好き嫌いは基本ないからな。安心して何でも作るがいい」

「リクエストしていいのなら、肉じゃががいい。今、うちの冷蔵庫にある分で、出来たよね?」

 まさにあっという間に、三人での食卓が決定した事に一つ肩をすくめる。とりあえず、右手で拳を握り、隆哉の頭に軽くぶつけた。向こうも、その程度の一撃が入る事は分かっていたようで、口では

「いってぇなぁ」

 などと言いつつ、へらりと笑う。実佳も、そんな光景を見て、さも楽しそうに微笑んでいるものだから、気付けばなつめも、

「ったく。仕方ない」

 と、二人に釣られるように笑った。


完結まで予約投稿済みです。

もし

「先が気になる」

「面白い」

と思って下さったら、

★★★★★

とお星様のポイントを入れて下さると幸いです。

また感想・誤字脱字報告などもお待ちしています。

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