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12 公爵夫人の顔が切られました
「なに?公爵夫人の顔が切られただとっ!」
知らせを受け取った第三王子は驚いた
またしても王家の主催する夜会で顔を切られる事件が発生したのだ
事の起こりは王家主催の新年の挨拶のための夜会に出席した公爵夫人が化粧室に向かったことだった
化粧室とは要はおトイレである
「化粧を直してきます」
そう言って用を足しに行くのである
夜会が始まってしばらく経った後、化粧室に入った公爵夫人は一人の令嬢に出会った
令嬢は化粧室で待っていたらしい
そこで公爵夫人に切りつけたということだった
犯人?の男爵令嬢は
「公爵夫人が自らを切りつけようとするのを御止めしただけ」
と主張しているのだとか
逆に
「何故拘束されるのか?」
と苦情を言ってくる始末
困った警備の騎士達は上司である第三王子に報告に来たという訳である
なんか聞いた覚えがある状況だな
第三王子は混乱しながらも思った




