人物紹介②
名前:イデア
性別:女
年齢:二十歳
性格:沈黙寡言、志操堅固
タラコザに住む娘。アベラルドとブルーナの間に長女として生まれた。
身長は百五十五cm、髪色は黒く、腰まで届く髪の長さ。細身なので一見すると貧弱に見えるが、腕力はそこそこある。
父親似で、感情を表に出すのは得意ではない。しかし、表に出ないだけで、きちんとある。
木彫り細工が得意で、専門職の者と比べても遜色がない。そのため、町では固定ファンがいるほどである。
ローザとは姉妹のように仲が良い。
バルトリーについても仲良くしているつもりだが、無表情が原因で怖がられている。
ちなみに、バルトリーを握るのは愛でたいという気持ちの表れで、決して握り潰そうとしているわけではない。
バルトリーが檻と言い張っていた作品は、木材を削り出した時に出た薄めの端材を使用した、円錐形の鳥籠のような物だ。薄いため非常に軟らかく、拘束力は無に等しい。バルトリーの腕力でも自由に出入りできる。
鍵付きと言っていたのは、端材と端材を繋ぐ結び目のことで、閉じ込める意図は欠片もない。
バルトリーと対面した日に、寝床が要るのでは?と思い、月明かりの下、徹夜で仕上げてきた。
名前:イルダ
性別:女
年齢:十八歳
性格:滑稽酒脱、金剛不壊
タラコザに住む娘。アベラルドとブルーナの間に次女として生まれた。
身長は百五十五cm、髪色は金で、髪を肩口で切り揃えている。
母親似で、サッパリとしている。普段の言動からお調子者に見えるが、実は相当な頑固。
裁縫が得意で、タラコザの衣類の大半を手掛けている。拘りが非常に強く、作品に一切の妥協をしないので、完成まで時間がかかる事が多い。そのせいで、町へ卸すための作品を手掛ける暇はない。
イデア同様ローザとは姉妹のように仲が良い。
ローザには姉扱いされているが、バルトリーにはローザの妹分として見られている。
バルトリーと対面した翌日に服を強請られるが、イルダに負担を強いたくないローザの牽制をあっさりと制し快諾する。
いずれ二人が旅に出ることを考慮し、旅の装備一式というコンセプトで着手している。
ローザの真剣な訴えを聞いて以降、妹を託す相棒としてバルトリーを見ている。
本文への補足なので、ここへの評価は結構です。
誤字、脱字等ありましたら指摘をお願いします。




