人物紹介①
番号を振った通り、この先いくつか出していきます。
前もって書いてしまうと、先の展開をセルフネタバレしてしまうので、その人物がある程度本文に浸食した段階での記載となります。
名前:バルトリー
性別:不明
年齢:不明(最低でも十年以上は生きている)
性格:傍若無人、傲岸不遜
リスを自称している。体長は十cm程で、体毛は茶と白の縞模様。リスを自称するだけあって見た目だけなら愛らしい。
また、リス科という所以で、モモンガ程ではないが短時間なら滑空できる。小型の動物なので大した力は持たず、腕力で勝てないローザには手を焼いている。
自身を認識した当初は、楽して食事を調達するために町や村に隠れ住んでいた。
果実を盗む、穀物を盗む等の人間にとって害のある行動を日常的に取っていたので、人間に追い回されることは当たり前だった。
何時からかそれが不毛だと悟り、森や林に拠点を構えては見つかるまで盗む→拠点を移動→見つかるまで盗む→拠点を移動という生活を送るようになる。
それと同時期に『尾が2本ある喋るリス』という特殊性から、見世物にしよう、売って金にしようと目論む人間にも追い回される事になる。自身に変身能力がある事に気付いたのはこの時である。
そうした経緯を経て、遥か東方よりローザの住む村までやってきた。
バルトリーが自身を認識しローザの村へ来るまでに、凡そ十年の月日が経っている。
主食は果実や木の実だが、冬場は仕方なく穀物を食す。本人曰く「小麦をそのまま齧るなど、飢えの心配さえなければありえない屈辱」とのこと。
条件はあるが変身能力を有し、主に逃げの切り札として使っている。
その条件を本人は日が完全に落ちる事のみだと思っているが、実際どうなのかは分かっていない。
名前:ローザ
性別:女
年齢:十六歳
性格:不撓不屈、好奇心旺盛
タラコザ村に住む娘。生まれつきオッドアイで、左が紫、右が黒の瞳の色を持つ。
身長は百四十七cmと小さいが、明朗快活を体現したような人物で、村民からとても愛されている。
バルトリーの評価では凄まじい怪力の持ち主となっているが、実際の腕力は年相応程度でしかない。
動きやすさを重視しているせいか、服装はラフで特に着飾る様な事はしない。
髪色は茶で、髪型は後ろの髪を襟足あたりに、前の髪を顎のラインあたりで切り揃えている。
母親はローザ出産時に亡くなっており、父親はローザが七歳の時に、ヒグマに襲われた村の仲間を庇い相打ちの末亡くなっている。
幼少より好奇心旺盛で、あらゆるものに興味を示した。元来の性格故か知識、経験の吸収が早く、家事はもちろん、狩りや裁縫、木彫り細工等、教わった事は人並み以上に熟せる。
また、教わるだけではなく、自ら考案できる知恵もある。
母の形見のペンダントを大事にしており、就寝時以外は常に首にかけている。
ペンダントを切っ掛けにバルトリーと出会い、話す――説教する――事で、バルトリーに過去の記憶が無いことを知る。
記憶を探す助けを買って出るが、バルトリーには即断で拒否されている。
しかし、バルトリーが自力でペンダントを持ち出せない事を理由に、無理やり了承させた。
本文への補足なので、ここへの評価は結構です。
誤字、脱字等ありましたら指摘をお願いします。